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気になってるカメラ

毎年のように発表されているカメラだけど特にこの一年は僕にとってとても興味のあるカメラがたくさん発表された。そしてそれ以前に発表されたカメラもとても興味のあるものが多い。そこで今回は僕が今、個人的に気になっているカメラを一つずつ順番に紹介していこうと思う。

①FUJIFILM X-T5

ちょうど一年前くらいに発表されたFUJIFILMのX-Tシリーズの最新版。静止画の撮影に強いカメラで上部にISO感度,シャッタースピード,露出補正の3つの物理ダイアルを搭載しているのが特徴。これはいちいち目視で設定をしなくても手の感覚で調整することができるメリットがある。他にも前作より随分と小さく軽くなっていたり4020万画素といった他のAPS-C機ではあまりない高画素だったりと値段を超える付加価値を持ったカメラと言えるだろう。実はこのカメラが発表される2ヶ月ほど前、東京のFUJIFILM SQUAREでメーカーの方とじっくりお話しする機会があったんだけどその方にX-Tシリーズを中心にFUJIFILMの写真に対する考えを教えてもらってFUJIFILM好きになった。FUJIFILMはマジでメーカーの気合いがすごい。そんなFUJIFILMはトライアルサービスという無料でカメラとレンズを貸してくれる素晴らしいサービスも展開しているのでもし興味があるならぜひサービスを利用してみてほしい。

②SONY α6700

今年の夏あたりに発売されたSONYの最新APS-C機。SONYのメインはフルサイズ機とされていてその上位機種の画像処理や被写体認識のノウハウがふんだんに投入されたスペックお化け。歴史のないEマウントらしくムダを削ぎ落としたスタイリッシュなデザインが魅力的でレンズ込みでも小さめだから持ち運ぶのもそこまで苦にはならないはず。とにかく本体のスペックだけは高いから初心者とスペック厨には特におすすめ。SONYのAPS-C用18-135mmレンズは小型なのに結構明るくて取り回しも効くからそれとの組み合わせが撮影道具としては最強に感じる。やっぱりEマウントはフルサイズじゃなくてAPS-C向けだと考えさせられるカメラ。

③Nikon Zfc

2021年にNikonが満を持して発表したAPS-C機。Nikonの名作であるFM2にサイズと見た目が激似であるがそれだけでなく流行りのタッチ操作に対応したバリアングルモニターを採用することで近年のクラシックカメラブームとVlog需要、そしてFM2に思い入れのあるシニアファンと全てのニーズに対応したマルチロールカメラ。家電量販店でレンズ付きで買っても16万程度と最近のカメラにしてはめっちゃ安い。個人的に気になる所が本体上部のダイヤルキーの質感がちょっと上質なハッピーセットのおもちゃ並なのと、採用されているZマウントがかなりの大口径に対してモデルのFM2は小口径でありながら59年も一眼レフを支えてきたFマウントで全然違うからかなんとなくクラシックなボディに大口径レンズが合わないなと感じてしまうところ。だけどやっぱり写りはいいし何よりNikonはレンズの写りがとてもいいからこの値段で買えてしまうのは凄すぎる。きっと多くの人に受け入れられるであろうカメラ。

④GFX 50sII

まずこのカメラは中判デジタルと呼ばれるフルサイズを超えた大きなセンサー(FUJIFILMはラージフォーマットと呼んでいる)を搭載していてなんと中盤ミラーレスを販売しているのは世界でもHASSELBLADとFUJIFILMだけである。そんな中盤ミラーレスの利点はなんと言ってもフルサイズの1.7倍の大きさのセンサーが表現する異次元の描写力と言えるだろう。
6年前、イメージセンサーの圧倒的な技術力と先行の利を見せるSONYに苦戦させれているCanonとNikonを目の当たりにしたFUJIFILMはあえてAPS-Cと中判でミラーレス時代を生き抜くことにした。僕はFUJIFILMの判断は結果としてかなり良かったと考えていて後々パナソニックやオリンパスをはじめとするSONYに潰されたメーカーがカメラ業界の衰退と共に墜落しさらにはミラーレス戦国時代に老舗を抑えてまで躍進してきたはずのSONYまでもが失速しマニアしか高価なカメラを買わなくなる時代となった。がそもそも中盤ミラーレスはよっぽどのマニアしか買わないのであまりメーカーとして消費者の影響を受けることなく比較的新規ユーザーの手の届きやすいAPS-Cで売り上げを伸ばしブランド全体で成長し新規ファンを得てきたからだ。
そんなメーカーの話は置いておいてこのGFXシリーズは他社のフラグシップモデルと違って爆速AFや動体撮影を期待するカメラではない。しかし異次元の写りで一枚一枚をじっくり撮ることに特化しているまさに「写真機」のようなカメラだ。スマホカメラの進化が凄まじくスマホとカメラの棲み分けが難しい今、写真機らしい撮影ができるカメラはまさに究極のカメラではないだろうか。かなり高価だがいつかは手にしてみたい。

最後に

まだまだ気になってるカメラはいくつかあるけどあまりにも記事が長くなりすぎるのは好きじゃないので今回はこれで終わりとする。最後に僕がいつも参考にしているサイトを貼っておくのでぜひ見て見てください。


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