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週末限定のスノーボードインストラクターへ

あけましておめでとうございます。
2022年もよろしくお願いします。

2021年は前半に次女の誕生、後半にはメルカリへの出戻り、と例年通り目まぐるしく動いた年となった。
※ メルカリへの出戻りについては以下のエントリにて

引き続きコロナの影響はありそうだが、2022年は『日本発のプロダクトを海外に拡げる』という個人的なミッションに沿って、一定の規律は持ちつつ積極的に海外に出て勝負していきたい。

その意味で、また新たな出会いや機会に巡り会える年になる気がしている。

と、ここまで仕事の文脈だが、本エントリは個人的な趣味にまつわる話である。

結論を書くと、2021-22年シーズンから週末限定でスノーボードのインストラクターとして活動することにした。

本エントリでは、その経緯と今後について記していく。
インストラクターの資格取得・その事前ステップにあたるバッジテスト(滑走試験)の流れについては、調べれば出てくるのでここでは詳細には触れない。

本題に入る前にまずは感謝を述べたい。
今回インストラクターとして働くにあたって、家族(特に妻)の理解無しには実現しえなかった(インストラクターやるなら、他のことも『今以上に頑張ってくれ』と激励の言葉をいただいた。手前味噌ながら本当に良い方と巡り合えたなとつくづく思う)。個人的なわがままに文句を言わず後押ししてくれて、感謝してもしきれない。

いつもありがとう。他の領域でしっかり還元していきますmm

今日も今日とてスノボ at みやぎ蔵王えぼし。エントリ書き起こしは帰りの新幹線にて。
今日のコンディション最高of最高だったなぁ

経緯

スノーボードは大学生の頃に趣味として始めてはや9-10年ほど経つ。
当初は、無論滑走技術に目など向けておらず、とりあえずグラトリ(※1)やキッカー(※2)を出来れば女子にモテるだろうという、下心満載なモチベーションで雪山に遊びに行っていた(※3)。

※1 グラトリ:グランドトリックの略。フラットな斜面で回転やジャンプを決めること
※2 キッカー:ジャンプ台のこと。小さなものだと3-4m、大きなものだと20mを超えるものも
※3 その代償として、実力以上のキッカーに無理して挑んだ挙げ句、着地に失敗して血を吐くといったことも経験しているので、よい子のミンナはぜっっっっったいに真似しないように

が、社会人になると知人・友人の中でのスノボ人口は一気に減り、自身のモチベーションも下心では維持されなくなるので、別の要素が必要になってくる。スノボをやめるという選択肢もあったのかもしれないが、その時点では用具も一式揃えていたので、減価償却できてない感覚があってやめられなかったのだと思う。メルカリもまだ使っていなかったし。

そのときに目をつけたのが、『趣味としての滑りを極めること』であり、それを効率よく実現するためのバッジテストやインストラクターの資格取得だった。これが5-6年ほど前の話。

現在はJSBAのC級インストラクター(※4)を所有している。
インストラクターの資格は2016年には取得していたのだが、その後海外出張や赴任で日本に滞在する機会も少なくなり、そのまま失効してしまった経緯がある。その後、日本に帰国してしばらく経ち、引き続き毎シーズン雪山に行っていたが、2-3年ほど前から自分の滑りに伸び悩むようになった。

※4 C級はA級〜C級まで存在するインストラクター資格の中でも最下位にあたり、A級・B級に昇級するには、更に講習受講や試験の合格が必要である

動画を見て学んだり、誰かに教わるだけでは『分かる』に留まってしまい、『できる』に転換するのは難しい。

スノーボードにおいても、人に教えられるようになって初めて『分かる』が『できる』に変わるのだと痛感し、どこかのタイミングでインストラクター業をしたいと思うようになった。結果、失効したインストラクターの資格を昨シーズンに再取得した。

当初は、インストラクターは山篭りしないとできない(雇ってもらえない)という勝手な思い込みがあり、前職在籍時に次の転職タイミングでも一冬空白期間を作って家族も連れて山に篭もろうと思った時期もあったが、さすがに金銭面で現実味が薄く、家族の環境変化が激しすぎると思い、諦めていた

一方で雪山で滑ると、やりたい気持ちが膨らむばかりで、年始早々ついに門を叩くことにした。2022年のやることリストに入れたので、思ったが吉日のアクションである。

スタッフ募集を掲載しているスクールのWebサイトで『会社員なので週末だけたまにインストラクターさせてもらえないか』と問い合わせをしていったところ、一つのスクールからすぐにぜひ働いてほしいと連絡が入った。

①さすがに妻子をおいて毎週は厳しいといこと、②仕事柄海外出張で長期でいなくなる可能性がある、という2点を伝えても問題ないとのことで、妻にも相談した上で晴れてインストラクターとして働くこととなった。

今後について

2021-2022シーズンは、新潟のスキー場で隔週を目処に土曜入り・日曜帰りで活動する(メルカリで海外出張が入る可能性も高いため、その場合は活動休止となる)。

なお、スノーボードのインストラクターは給与も支給されるが、交通費や食費でほぼ相殺されるので、収入に期待して働ける仕事ではない。幸い、寮費と片道の新幹線代は支給いただけて、勤務時間以外はゲレンデで滑ることができる。故に、お金ではなく技術研鑽や競技普及にモチベーションがある人向けの仕事だと捉えている。

ちなみに、バチバチに上手くてInstagramやYoutubeで相当数のフォロワーが付いている方の中にはプライベートレッスン等でそれなりの収入を得ている人もいそう。

B級やA級へ昇級チャレンジするかは、今回を含めたインストラクターの活動を一定期間実施した上で検討したい。インストラクターとして1シーズン活動しての振り返りは、改めてエントリとして残すつもりである。

というわけで雪山に来た際は、ぜひ指名してください!!
(冗談です。全然指名されるレベル・指導クオリティではない。精進しますorz)


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