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ツタンカーメンの餡子づくり


 こちらの少し変わった色のなにかは、ツタンカーメンという野菜。古代エジプトのツタンカーメン王の墓から出土したといわれる、実えんどうの一種です。中身は意外とさわやかな緑色で、不気味な鞘の色とは大違い。

 富士宮から引っ越すとき、勤め先でお知り合いになれた農家さんから頂いた種が無事に育ち、家でも大量消費しています。

 こちらのツタンカーメン、お米と一緒に炊いて蒸らすと美味しいお赤飯が作れることは有名で、レシピも沢山出てきます。ただ、ほかのレシピがなかなか出てこないので、何か作れないかなと思ってたところ、”ツタンカーメン餡子"のレシピを見つけたのでつくってみました。

 まず、鞘から取り出した豆をよく洗います。きれい。

 今回は圧力鍋を使いました。いただき物で重宝しています、つながりに感謝。豆の入った鍋にたくさん水を入れて火にかけます。沸騰したら蓋をして弱火で40分くらい。圧力鍋は空焚きでとても嫌な思い出があるので、僕は時間半分くらいで様子を見てしまいます。

 40分後、自然冷却していい感じ。粒も程よく潰れました。

 なかなかな色味です、、
 あとは、お好みの量砂糖を入れて煮詰めれば完成です。冷やすと固くなるので、一晩冷蔵庫で寝かしてより好みの味になりました。

 とてもおいしい餡子が作れました。ウグイス餡を食べたことがないけど、そんな感じでしょうか。パンケーキとの相性もとても良いです。

 とれたての野菜で美味しいものを作る幸せ。ぜひ多くの方に試していただきたいです。




(文 / たくみ)



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