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物事を俯瞰的に見る力を

また1ヶ月ほど経ってしまいましたが、書こうと思います。本の感想というよりは、本を読んで自分が思ったことに近いかも知れないです。

2021年「本を読む量をふやす」
No.7『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』佐藤航陽

読もうと思った理由

読もうと思った理由は、お金について勉強したかったからです。2021年の目標の1つに「株式投資をする」というのがありました。そこで、株式投資をするのであれば、お金について知ることが大事だと思い、最初の一歩目と思いこの本を手にしました。

読んでみて

この本は2017年に発売され2018年に増販されています。ということは、約3年前。その当時は、ビットコインやブロックチェーンについて書かれている本は少なかったように思われます。しかしながら、この2021年はそのような本は年々増え続けているのではないかと思っています。また、似たような本を同時に読んでいました。だからかもしれませんが、「この本の書いてあること古いな」「読むタイミング間違えたかな」と思いながら読んでいることもありました。
以上より、読むタイミングが大事であること。知っている内容や古い内容でも初めて聞くこと読むことだと思って俯瞰的に読むこと。の2点が大事なのではないかと思いました。どうしてもマイナスイメージを持って読むと、マイナスな本である印象しか残らないし、ワクワクしながら読むとまた読みたいと思うものであると思っています。
しかしながら、この本を読んでいなかったら、エストニアが電子経済を目指していること、自分がSNSが好きな理由がコミュニティに近いからであることなどを知ることができなかったと思います。そのため、いつの時代であろうと自分が興味を持った本は読んだ方がいいのではないかと思いました。

キーポイント

この本を読んでみて一番驚いたのが、247ページ。「五感などは脳が作り出している感覚なので、ここを直接制御できるようになるとまるで本物が存在しているかのように五感で感じられるようになる。」という部分。今では考えにくい人の熱量などが見える化したらより便利な世界になるのではないかと思いました。まだまだ知らないことばかりであり、人類は進歩の余地があると認識できたので、全て流行に乗るわけではないが、情勢みたいなものはつかんでいきたいと思います。


お金について知ることができたというよりは、自分の考えについて知ることができたという面で良い本に出会うことができました。終わり。

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