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ギア比について

 昨年末に群馬県高崎市周辺を輪行旅する予定だったが、所属音楽オッサン・バンドのライブが4ステージ重なり、スケジュール的に無理があると判断して断念した。

 ちなみに、4ステージで演奏した曲数は40曲近くになる。練習のやり過ぎで左手首が痛い。プロのミュージシャンは毎日ライブやってるのに泣き言一つ言わない(言えない?)のだから凄いなあ・・・と感心する。

 ・・・という事で、余った旅行予算を充当する形で、3月中旬に親戚が住む四国への輪行旅を計画している。四国は1984年に1週間程度の輪行旅をおこなったので、実に36年振りのイベントとなる。旅行先でロサンゼルスオリンピックの開会式をテレビで見た記憶がある。

 前回の輪行旅は「地獄だった」という記憶しか無い。梅雨明けの酷暑の時期に、同僚3人で輪行旅をしたのだから、それは大変である。当時は27歳だったが、若さに任せたかなり無謀な走行計画だったように思う。

 四国はご存知のように、拠点都市が山で分断されているエリアが多い。3年前に輪行旅を行った紀伊半島よりはましだが、ともかく登り降りが避けられないのだ。

 ここで、検討を要するのが私の登坂能力の脆弱さだ。27歳の時も「地獄」だったのだから、63歳の今は「もっと地獄」だろう。困った。

 27歳の時と今回で、下記のポイントを比較をしてみた。

・体重      ⇒ 約10kg増
・自転車重量   ⇒    約5kg減
・筋力      ⇒ わからんけど、間違い無く減
・心肺能力    ⇒ 同上
・ギアの増速比  ⇒ ?

 上記を眺めるだけでも大苦戦が予想されるが、ギアの増速比については少々興味が沸いた。

 ちなみに、私の現在の自転車のギア比は下記となる。初めて気がついたのだが、ギア比の連続性を考慮した場合は、50×28からシフトダウンする場合は34×21にするのが理想なんですな。絶対無理だな。シマノの電動コンポは自動でやってくれるらしい。どうせ巡航速度が遅いんだから、前ギアはずーっと34で走行した方が良いのかな?

ギア比

 一番小さい増速比は34×28における1.21だ。前回の自転車のそれは28×26で1.07だった記憶がある。1.21と1.07の違いが、どれだけ筋力負荷の違いになるのか?はイメージしにくいが、何となく相当違うような気がする。

 前回と比較して、5Kg増のウエイトで、ギア比も苦しい。これは、ルート検討は慎重におこなう必要があるのだろう。