【超長期的な目線で物事を観る&人を一緒くたにしない】
僕達は常に何事も焦りがちです。
早く結果が欲しい。早く数字が欲しい。
早く物を手に入れたい。早くスキルが欲しい。
早く幸せになりたい。
1時間も恋人候補からLINEの返信が無ければ
『あー、ダメだコイツ。こんなにわたしを
寂しくするなんて、失格』😔
1ヶ月連続でブログを更新したのに
1つも大ヒットする記事が生まれない。
『わたし、ブログ書く才能、無いわ』🥹
気持ち、わかります☺️🌱
僕もどちらかというとすぐに結果が欲しいと
考えてしまうタイプです。
しかし、歳を取るに連れて段々と
『そんなに焦る必要もないのではないか…?』
と思う様になって来ました。
皆さんは【ウォーレン・バフェット】という方を
ご存知でしょうか?
『投資の神様』と呼ばれ、世界長者番付の
トップ10に1986年以降、常に居座り続ける男。
現在御年94歳であります。
恐らくこれだけ超長期的に世界の億万長者の
最上階に居る人物は他に居ません。
(表立っては)
『投資』と聴くと、【株】とか【ギャンブル】
みたいなワードが頭に浮かぶかも知れません。
間違いではありませんが、ウォーレン氏が
おこなうソレは
超長期的な目線で考え抜いた上での『投資』
であり
【損切り】や【売り逃げ】も勿論
細かく言うとしているのでしょうが
基本的には『コレだ!』という企業や人物に
対して、それを応援するという名目での
投資なのです。
詰まり、【株】というモノを数字として観ていない。
僕は正直、『投資』や『株』の世界には疎いです。
しかし、ウォーレン氏のやっている事を
辿ってみれば
明らかにそういった思想や態度が見えてくる
のです。
そう。
彼は、一度応援しようと決めた会社や人物が
一時的に落ち目になろうが、
成果が下り坂になろうが、
すぐに『投資』を切り上げたりはしません。
本来、『投資』というとそういうモノなのでは
ないかと思うんです。
例えば、ある友達を応援しようと決めたとします。
別にお金をあげたり、貸したりするだけが
応援ではないと思います。
『応援してるよ!』とたまに声を掛けたり、
その人のSNSの投稿に「いいね」したりするのも
立派な応援です。
最近は【推し】なんていう文化も
流行っていますね。
みんな、【推し】の調子が良い時には
盛り上がって応援したり援助したりします。
が、【推し】がなんだか下り坂になって来ると
段々と人が姿を消していきます。
そこをッ!…そこをです🧐✨
あえて、ずっと応援する。
勿論、遠くで見守るだけでもいい。
忘れない。認知し続ける。記憶から消さない。
それが、『愛』です☺️💫
愛とは『忘れない事』と言ってもいいかも
知れません。
その愛のリストには当然、自分自身も
加え続けてくださいね。
現代社会では『即戦力』が求められます。
ハッキリ言って、今の日本の体制は
新入社員にかなり厳しい状況にある様に感じます。
バブル時代の頃の雰囲気を思い出してみます。
(いや、僕は生まれてはいるものの
子どもだった訳ですが)
例えば、『釣りバカ日誌』などに登場する
会社の雰囲気を鑑みるに
明らかに今よりも全体的にふわっとしています。
良い意味でのムダな時間や場所もありましたし
グレーゾーンもそこいらに存在していました。
勿論、『あの頃は良かった』説でねじ伏せよう
なんて思って居ませんし
【終身雇用制度】というモノを中心に
回っていましたから、今とは全然違うのですが。
何が言いたいかというと
少なくとも今よりはずっと長期的な目線で
人や物事を観ていた、という事なんです。
これはとても大切な事なのでしっかり
書いておきます。
人はそんなに簡単にすぐすぐ育ちません。
一度、人を結果や数字で判断するのを
やめてみてください。
僕は何度も観て来ました。
『お前はほんとうにダメな奴だな!』
と言われていた人が
とんでもなく優秀な成果を出す人物に
なっていった事例を。
実はダメな人など一人も居ないのです☺️
仕事に慣れるのに時間がかかるだけで
自分の中で完全に整理が完了したら
途端に成果をドカドカ上げ出すタイプの人。
その会社の中核となる仕事には不向きだけれど
人柄が良く、その人が居るだけで
職場がパッ、と明るくなったりするタイプの人。
特定の仕事に関しては恐ろしい程
突出した成果を出すけれど
それ以外の仕事に関してはめっきり
出来ない一点集中型研究肌タイプの人。
仕事の成果もあまり出さないし、
人柄も一見掴めない。
しかし、実はとても分析力や観察眼に長けていて
職場の弱点を明確に指摘できたり
まったく新しい観点でアイデアを出せる様な
タイプの人。
要領も良く、物覚えも早いのだけれど
その分、気疲れが多かったりして
急に会社を休んだりするタイプの人。
その会社の業務に関してはハッキリ言って
どの仕事も出来ない様な感じで
終始「私なんて…」という感じなのだけれども
自分の趣味の話(アニメや音楽など)になると
永遠に快活にしゃべり出すタイプの人。
みんな違ってみんなイイ!!!😙🍀
なんでさ、なんでさ、…
要領が良く、物覚えも早く、
上司とも同僚とも満遍なく仲良く出来て、
仕事も一切サボらずこなすタイプの人
にならなきゃいけないの?!(笑)
っていうか、何やねん、そいつ(笑)
居るけどもッ!
やっぱ好っきゃねぇ〜ん〜♪😎
その人は、その仕事にピッタリ合ってるんですよ
多分。
努力とかしなくても出来ちゃう。
ムリとかもほとんどしてない。
勿論、その人達も疲れはするんですが。
いいやん、いいやん、別に
全員がどんぴしゃり、合ってなくても。
というか、そんな状況になんて
ならないってばよ。
皆さん、ちょっとだけ話、変わりますが
『動物占い』って知ってますか?😆✨
もし知らなくてもネットで検索してみてください。
無料で鑑定できるサイトが無数にありますから。
自分の誕生日を入力すると、
自分の動物のタイプが出てくるんです。
ライオンとかゾウとかタヌキとかコジカとか。
あんまりこの記事では詳細は書きませんが
実はこの『動物占い』って
大昔から政治や戦争の時の人事(じんじ)などに
採用されていた【四柱推命】という
長い歴史のある占いの簡易版なんですよ。
まぁ、何が言いたいかというと
同じ『人間』でも、
そもそもの初期設定(デフォルト)からして
全然違うんです。 全然、 ね。
皆さん、基本的には職場に居る人を…
いや、家族にしても友達にしても恋人にしても
取り敢えず、一様(いちよう)に
同じ感じの『人間』として見てませんか?
それも大抵、自分を基準として
『自分がこれくらい出来る訳だから
相手もこれくらいは出来るだろう』みたいな?
それだから、おかしくなるんです🫠
極端な話かも知れませんが、
ライオンとゾウとタヌキとコジカに
同じように動け、働け、生活しろ、と言っても
絶対にムリじゃないですか?(笑)
秀でている所も、苦手な所も、
出来る事も、出来ない事も、
全員まったく違います。
ライオンとタヌキ、同じにしないでしょう?
でも、人間社会は平気でそういう事を
やっているんですよ。
ちょっとスピ系の話が入ったりしたので
アレ?、と思った方も居たかも知れませんが
簡単に言うと
『もっと人をよく見ろ』と言いたい😩💥
僕達は確かにみんなで仕事をします。
例えば、電話を取り続ける仕事かも知れない。
段ボールを組み立て続ける仕事かも知れない。
延々とパソコンで数字を入力する仕事かも知れない。
けど、僕達はそれをする為に生まれて
来てる訳ではないですからね?
それを通して、色んな人々の感情や思考、
人生のあり方、世界の動き方、自分の幸せ、
そういう事を学んだり気付いたりするのに
やっているのであって。
別に作業における結果がすべてでも
目的でもないんですよ🥱🫧
多くの人々がそこの部分でムダにいがみ合ったり
足を引っ張ってみたり愚痴愚痴言ったり
してますけどもッ。
〜〜〜
ここで、敢えて長くなりますが
僕自身の実体験を書いておきたい🤓
僕には7つ下の弟が居ます。
舞台は弟の2歳の誕生日。
その日、母は怒って居ました。
なぜ母は怒って居たのか…?
僕が母の言う事をことごとく聴かなかったから
らしいのです。
『らしい』、というのは
その当時、僕はそれにまったく気付いて
居ませんでしたし、
後から話を聴いて認識しているだけだからです。
『お皿を並べて!』『机の上の物を片付けて!』
『フォークやお箸を持ってきて!』
母が言うには、僕はその呼びかけに一切答えず
のんきに遊んでばかり居た、
という事の様です。
しかし、その後、
ちょっとした【出来事】があった。
時はいくらか経ち、
母はビデオカメラで撮りためた映像を
暇つぶしに観て居ました。
すると、まさに弟の2歳の誕生日の映像が
記録されていたビデオが出て来たのです。
父はカメラやビデオ撮影が趣味で
その日もほぼ一部始終を
ビデオにおさめていた訳です。
それを観た母は愕然としたと言います。
それは、僕のしていた『動き』についてです。
母の指示を無視する代わりに僕がやっていたのは
始終、弟の前に居て
オモチャやヌイグルミを使って
弟を楽しませて居たと言うのです。
テレビが流しっぱなしで『ドラえもん』が
映っているのですが
僕はドラえもんやのび太くんの真似をしたりして
弟を笑かそうともして居たと。
それを観て母は反省というか
色々思った様です。
私は誕生日という儀式が無事滞りなく進行
する事だけを考えて思考をめぐらせて居たし
指示も出していた。
だが、タクは、『弟の誕生日』なのだから
【弟がどれだけ喜ぶか】という所に
着目して立ち回っていた、と。
これは僕の意見ではなく、母から聴いた
母の意見です。
勿論、母と僕、どちらも間違ってはいません。
実はこの動き方、
今もあんまり変わってないんですよ、僕(笑)
人間、そんなに人格は変わりません。
あのね、僕みたいなムーブって
気付かれにくいんですよ。
評価もされにくいです、マジで😂
それこそ、大抵の上司は母と同じ様な
評価になったりします。
僕は自分がそういうタイプだからか何か
わかりませんが
かなり世の中を…自分の所属する会社や組織に
ついての人間や空間について
かなり大局的に観る癖があります。
子どもの頃からそうだった気がします。
多分、変わってる(笑)😇
それだけではないです。
僕は物事をあまり点(てん)で観るのを
好みません。
多くの場合、線(せん)や面(めん)で
観ます。
例えば。
今をときめく『米津玄師』氏。
彼は中学三年生の頃からMTRという録音機材を
使って作曲活動を始めました。
2006年頃でしょうか。
そして、2008年頃には【ハチ】という名義で
ボカロPの活動をスタートさせます。
世の中的に【米津玄師】という名前が
知れ渡って突き抜けたのは恐らく
『Lemon』という楽曲だと思うのですが
このシングルは2018年3月14日に
リリースされました。彼が27歳の時です。
彼の様な超天才でさえ
世の中に大きく認知されるまでには
10年以上かかっています😱
それこそ、『結ンデ開イテ羅刹ト骸』や
米津玄師としての1stアルバム『diorama』を
聴いたとしても
ここまで一世を風靡するレベルの音楽家に
なると想像出来るでしょうか?
(勿論、音楽的にはどの時代もスゴイ!)
ただ、それだけでもない。
米津玄師の10年後は? 20年後は?
そういう視点です。
廃れていても、また新たな大ヒットを
生み出し続けていても
結果自体はどうでもいいのです。
その過程を楽しむ。
ワインが空気と少しずつ混ざり合って
味を変えてゆくように。
日本文化の『侘び・寂び』の世界です。
洋楽を聴かない方は分からない話に
なるかも知れませんが
【NIRVANA】(ニルヴァーナ)というアメリカの
伝説的なバンドがありました。
1991年に出した『NEVER MIND』という
ロックアルバムは全米1位を獲得し
3,000万枚売れ、
インディーズ出身の名もなき彼らを一気に
スターダムに押し上げました。
しかし、ボーカルのカート・コバーンは
その重圧に耐えられず
1994年に拳銃で自らの頭をブチ抜きました。
27歳没。
確かに1994年の時点で彼らの確立した
印象的な音楽型式については若干ネタ切れ感も
漂っていました。
しかし、それがなんだというんです?
他の大御所バンドと言えば、そこまでの
大ヒットを一つ出したのであれば
それ以降はその人気にずっとすがりついて
のうのうと生きて居ますし
次の作品を出すのに5年も10年も時間をかける
バンドだって平然と存在します。
カートだって、ジックリたっぷり
休めば良かった。
音楽性を大きく変えて
彼の好きだったレッドベリーみたいな
粋なフォーク調の素朴な弾き語り作品を
リリースしたって
どうにでもなった事でしょう。
話が脱線している様でいて、そんな事は
ないんですよ🙃
みんな、忙しいと思います。
因みに【忙しい】って『【心】を【亡】くす』って
書くんです😶🌫️
だけど、
もっと人を見てもいいのではありませんか?
ジックリ人と向き合ったりした事って
最近、あります?
作業がスムーズにいけばそれで満足ですか?
僕はどんなに効率よく進んでいる様に見えても
今の日本の多くの仕事は
ムダに高層の吹き抜けの塔を作っている様にしか
見えません。砂上の楼閣。
なぜなら、人を見ていないんだもの。
ごめんなさいね。
みんながみんなとは言ってないです。
きっと上手くいっている会社や組織は
人を大切にしているのだと思います。
長くなってしまいました。
読んでいただいてありがとうございます
☺️🌈
みんなの生活が愛と平和で
溢れますようにッ!👍❤️🕊️✨✨
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