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天才の根源

天才の根源https://www.amazon.co.jp/dp/4040647807/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_S946VHY1E6WXHS870N7F

お借りしたものですが、東海オンエアの徹也さんの著書、天才の根源を読ませていただきました。

正直読む前は、徹也さんは好きですが、youtubeの動画以外での印象があまりないので文章はつたない感じなのだろうと思っていました。

だが読み始めたところでびっくり、なかなかのポエマーでした。

語彙力もだが、時々入る、倒置法やしょうもないギャグなどが絶妙で、読んでいて飽きなかった。

共感ポイント

ざっくりした内容は、これまでの活動や人生観を軸にしたもの。

まず初めに印象的だったこと、それはその人間関係のスタンス。

争いを避け、人に怒ることを嫌い、怒ることに生産性を感じないという。

大変恐縮なのだが、ここまで読み始めてすぐ、自分にものすごく似ていた。

共感の嵐。

読者の皆さんも共感できた部分はおありになると思う。

だが私のが共感した!!!

と何の根拠もない謎マウントを取りたくなるくらいには似ていた。

本書にもあるが、私も徹也さんと同様、天性のいじられキャラであります。

それが怒らないことにどう関係しているのかというと、

まず、争いとは些細なことから起きる。

主張の違いや、嫉妬、好意のすれ違いなど様々だ。

普通に社会とかかわっていれば、必ず避けられない攻撃、いや、口撃がある。

それこそ上記のように、マウントを取ってきたり、自分の立場を高くしたいがために強く当たってきたり。

ストレスがゼロというのはあり得ない。

だが、あくまで私の考えを言えば、世の中のあらゆることに対して、怒る必要性をまったく感じない。

たとえそれが凶悪犯罪でもだ。(徹也さんの意見ではありません)

何故かといえば、大体のことは環境要因によるものだと考えているからだ。

その人が悪いというより、その環境がそうさせたと考えている。

例えば法のない時代、戦時中の殺人が今の殺人の罪と同等だろうか。

現代においても、法や環境は完全でないから、貧富の差や家庭環境の差が生まれている。

自分の怒りをその人にぶつけるよりも、その人の怒りを生み出している環境や制度に目を向けるべきではないか。

そんなことを思ってしまっています。

急激に重たい話になってしまった。ごめんねw

ただ、実際は個人に環境や、制度を変える力はありません。

そこで、傍観や回避を行います。

具体的に言えば、苦笑いをしたり、話を逸らしたり、その場から立ち去ったりします。

そうしていると防戦一方になり、相手の棘のある言葉を苦笑いなどで受けていきます。

それで気まずくなると、攻撃に発展したりしてしまうので、それを面白く返す技術を習得します。

こうすることで、あら不思議!ぴちぴちのいじられキャラの誕生よ!

大まかにいうとこういうプロセスがあると思います。

なので私のような極論を持っていたり、怒ることを強く避けるような人はいじられキャラである場合が多いと思います。

ついでにもう一つ共感ポイントを挙げると、一人称が使えないことです。

現実世界で僕や俺などと言えません。加えて私は人の名前も呼べません。

指を指して示したいですが、人に指を指すなという教育を受けておりますので、手のひらをふわっと出し、相手に向かってお手をします。

数少ない女性を呼ぶ場面でも、

〚君〛と呼び、ドン引きをかっさらいます。

これに関しては理由が全く分かりません。インキャの性としか。


恋愛観

この本で最も衝撃を受けたのが、元カノによる徹也のレビューというページです。

七人の過去の彼女から昔の出来事や徹也さんの印象そして、レビューを星5つの中から評価して書いてというコーナー

普通は別れた後は関わりたくないという人が多いと思う。

その中で徹也さんは7人もの元カノに文章を書いてもらい悪口だけを綴ったレビューは一つもない。

突然だが、ここでも私に出しゃばらせて欲しい。

世の中には二つのタイプが存在すると思う。

島田紳助さんのように、彼女との別れの際はボートを漕いでお別れするタイプ

もう一つは、中居〇広さんのように別れ際にプールに突き落とすタイプ

上の事柄から徹也さんは間違いなく前者だろうと思う。

かくいう私も圧倒的に前者の考えでございます。

突き落すのはやりすぎではあるが、嫌われて別れたい!別れた後は一切連絡を取りたくない。という人たちがいる。

私はその考えが付き合ったこともない幼い頃からよく理解できない。

次にスムーズにいきたい、引きずりたくない、ということはわかるが、なぜ好きな人と付き合った鮮やかな思い出をわざわざ色落ちさせるのだろうか?

そもそも付き合わなくても恋愛はできる。

相手をよく見極めてから付き合ってもよいのではないか。

途中で喧嘩をしても終わり方が雑なのは腑に落ちない。

浮気など彼女を怒らせるようなことがしたいなら別れればいい。 

※偉そうに言いましたが私は恋愛経験がほとんどなく、恋愛漫画を読み漁っている妄想お兄です。

なんだかんだいって恋は盲目らしいから無理なんでしょうけども。


というわけで私も徹也さんのように別れても親しまれるような男を目指したいもんですな。

疲れたのでまとめちゃいました。てへ

またねー





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