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弦楽五重奏曲ハ長調 D.956(シューベルト)

いらっしゃいませ。

ようこそ、CLASSIC BAR VERSTECKへ。


さて、"本日のオススメ"は、シューベルト作曲の『弦楽五重奏曲ハ長調 D.956』です。(数字は12-182。名曲解説全集第12巻P181)


フランツ・シューベルト先生。1797年-1828年(31歳)の、オーストリアの作曲家ですね。

シューベルト先生、『交響曲第2番変ロ長調』『イタリア風序曲ニ長調』に続く、3度目の登場です。


シューベルト先生、31歳ころの作品。

31歳で亡くなってるので、亡くなった年に完成した作品となります。

室内楽曲としては最後の作品で、完成後2ヵ月ほどして亡くなりました。

そんな時期の作品。


シューベルト先生、弦楽四重奏曲は15曲がナンバリングされていますが、弦楽五重奏曲は、この1曲のみしか残していません。ただ、ピアノ五重奏曲を1曲残しています。有名な『鱒』ですね。

改めて、この短い生涯の中にかなりの作品を残しており、また未完や紛失などの作品がかなり多くあります。弦楽五重奏曲も、本来であればもう少し作られたことでしょう。


ヴァイオリン×2、ヴィオラ×1、チェロ×2の編成です。

本日の音源は、Fatih Günさんのチャンネルを視聴しながら書き進めています。ありがとうございます。


1音目の和音で、スーっと引き込まれていきます。

ハ長調だからこそなのでしょうか、曲全体を通して、とても明るく、軽やかで心地良い空間に支配されます。

低音域の充実委より厚くなっていることによる充実感や強さを感じます。

と思いつつ、次に五重奏曲を書いていたらどうなっていたんだろう、とも思います。


本日もご来店いただきまして誠にありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。

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