緊張の乗り越え方
救急看護を生業とする中で、中堅になって以降、人の前で話す事が多くなった.
まずは、部署研修 院内研修というところであったのだが、まぁ自分より先輩に向けて話すのは最初は本当に嫌だった.
話をしていると、聞いている人の表情がよく見える.大体気になるのは、腕を組んで聞いている人・・・そんな人を見ると「試されている感」があって嫌だった
認定看護師の実習の中で、実習施設で勉強会を企画するというものがあった.
研修設計の授業で使った考え方を使って、設計していくのだが、ここで自分の知らない施設のニーズをどう掴むか・・・だいぶ悩んだ.
ただ、救急看護という中で、どうしても救急蘇生や人工呼吸器などのところにテーマが行きがちだが、私は実習先の高齢化率が高いことに注目、自施設でも入院適応はないが、生活できない方々への対応に苦慮していたため、そこのアセスメントについてすることにした.それがハマり(今で言うとバズり)研修していてすごく楽しかった.
そこから自分の教え方に対しての探究が始まった.
話を戻そう、その後は、学術集会や商業セミナー、オンラインセミナー、動画講義などと色々なシチュエーションの中で話す事が増えていったが、毎度毎回、緊張はする.1週間前あたりからドキドキするし、夜も寝にくい...
そんな時は講義資料を見直し、ここでなにを話そう、こんな反応ならこう言ってみようなどとシミュレーションしていくことで、少しづつおさまってくる
準備不足の中、本番が始まると大体いいことはない...。
なので、準備こそ、緊張を乗り越えるいちばんの方法である
あとは、本番が始まった時には「いい反応」を示す受講生を見るようにしている、そうすることで「自分は受け入れられている」と感じる事ができる
自分が受講する際は、大袈裟に反応するようにしている.そうすることで講師も安心してパフォーマンスを出してもらえるので.コスパがいい
なんでこんなテーマで話すかというと、今度、講演が控えている.これは自分の尊敬する先生が後押ししてくださったものなので、失敗できない.
先方はその先生に最初お願いしたかったようなので、その期待を裏切ることはできないなぁと・・・・
また、この緊張をどう乗り越えたかは次の機会に〜〜
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