「リモ充」

半リモートライフもすでに10か月。リモートになって充実したことはどんなことがあるか、「リモ充」を考えてみました。

1)憧れの「朝ブラー(朝風呂に入る人)」になる。

旅行番組などを見ているとき、温泉地で地元のおじいさんが昼間から温泉に入っているシーンがよく出てきますが、あれ、憧れです。温泉とはいかないですが、いま住んでいる家は風呂からの景色が気に入って決めたようなものです。そのお気に入りの風呂に毎朝入ることができるようになったのはリモートのおかげ。僕は風呂には「リセット効果」「モチベーション効果」のふたつがあると思ってるんですが、朝風呂には特に「モチベーション効果」があります。やる気がいまいち出ないような朝でも、さっと朝風呂に入るとやる気が生まれてきます。あと、夜の風呂よりも朝の風呂のほうがプチ贅沢感を感じられるというよさもあります。僕はいま朝と夜の2回、風呂に入ってるんですが足の冷え性が大幅に改善しました。これもよかった点です。

2)いろんな魅力を再発見。

「慣れ」は価値を消す行為でもあります。たとえば、電車に乗って、会社に行って、ランチは外食して、夜は会食して、コーヒーはスタバで買って、人と打ち合わせして、雑談なんかもして、休みの日は出かけて……。そんな日常が普通じゃなくなると、様々な気づきが生まれます。

出社とリモートを半々くらいでやっているんですが、まず最初に気づいたのが出社のときの1回1回のランチを「どの店に行くか」真剣に考えるようになったことです。まるで「孤独のグルメ」状態。これまでのランチ選びをかなり惰性で行っていたことに気づきました。ちゃんと選んで、ちゃんと食べるので、出社時の外食ランチが愉しみの一つに加わったのです。

ほかにも価値を再発見したことがいろいろあります。「価値」って、実は身近なところに転がってるんですよね。でも、慣れるとやっぱり忘れてしまう。そんなことに気づけたリモートライフです。


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