仕事は「準備と計画」が大事なのか?それとも「さっさと動く」ことが大事なのか?
主に若手向けの話です。
こんなことを言われたことはありませんか?
準備と計画はしっかりやれ!
そこで、準備と計画を念入りに実施していたらこう言われます。
さっさと動け!
言われる方は困っちゃいますよねぇ。どっちなんだよ!って言いたくなると思います。私も両方言うので困った上司ですが、以下の意味で言っています。
■ 準備と計画はしっかりやれ!
私がこのセリフを言う時の真意は以下です。
「今考えられる準備と計画はしっかりやれ」
例えば、カレーを作ろうとしている時に、
”米が無いとわかっている”のにカレーを作り始めるな
米を準備してからカレーを作ろう
ということです。つまり、「これをやらないと失敗する」とわかっているものはやりなさい、という意図です。
■ さっさと動け!
私の真意は以下です。
「これをやらないと失敗する」というものが思いつかないなら行動に移そう
そうしないといつまでたっても行動に移せません。
「他に考えるべきことはないだろうか?」
なかなか行動に移せない人は、これを延々と考えているのです。慎重になることも必要なシチュエーションはあると思いますが、多くの場合そうでもありません。
私の経験上、パッと思いつかなかったものを、一人でじっくり考えたところで大したものは出てきません。さっさと動いた方がお得です。
■ 「準備と計画」「さっさと動く」両方大事!
当然結論はこうなるのですが、私がこれまでみてきた失敗する人はどちらかに偏っていたというのもまた事実です。
「準備と計画」で悩みすぎて時間を浪費する
何も考えずに動いて手戻りが発生して時間を浪費する
「パッと考えられる範囲での準備と計画」はする
それが終わったら「さっさと動く」
準備と計画にどれだけの時間をかければ良いか悩んでいる人がいたら、参考にしてみてください。
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