仕事で成果が出なくても諦めるな!人それぞれの成長曲線がある!
今回は仕事がなかなか思うように出来ない新人向けの話です。
■ 人それぞれの成長曲線がある
私が新人によく言うことなのですが、「人にはそれぞれの成長曲線がある」ということです。以下は私が思う成長曲線です。
図の横軸が時間、縦軸がスキルです。
人はあるとき急成長します。それが赤丸の部分です。人によって違うのは、「この赤丸がいつ来るか?」です。早い人は新人のうちに来ますが、4~5年かかる人もいます。
■ 急成長するタイミング
この赤丸が早い人と遅い人の違いは、「得た知識の使い方」です。知識はそれ単独では役に立ちません。以下のように、知識と知識が結び付けてこそ、役に立つものになります。
知識が繋がるのが赤丸のタイミングです。知識がつながると急に視野が広がる感覚になります。今までわからなかったこと、できなかったことが急にできるようになり、応用も効くようになってきます。
どんなに成果が出なかったとしても腐らずに「知識」は蓄えておきましょう。いつか必ず「知識がつながる感覚」があります!
■ 必ず追いつける
いつかはその成長が止まります。そのタイミングが青丸のタイミングです。ここからはなだらかな成長曲線を描きます。
何人もの新人を見てきた私の経験上、赤丸のタイミングが早い人も遅い人も、だいたい5年後にはみんな青丸の状態までスキルアップしています。
■ 大事なのは成長曲線の形ではなく数
上記から、私は赤丸のタイミングが早いことにそれほどの価値はなく、重要なのは「成長曲線」を何本描けるかだと思います。
例えば、Javaの勉強をしたとしましょう。遅くても5年目には青丸になります。ですので4年目くらいからPythonの勉強を開始します。そうすると、成長がなだらかになる5年目に、Pythonが急成長します。同じようにまた数年後にRubyの勉強を開始します。それを繰り返すと以下のような成長曲線になります。
これが成長し続ける人の成長曲線です。
つまり、最初の赤丸がいつ来るかなんて、長い社会人生活においては全く重要ではないんです。
■ 必ず追いつき追い抜ける
私は赤丸が4年目に来ました。同期の中では遅い方でした。しかし腐らずに「知識」を増やし続けていたため、急成長することができました。
ですので、若手の人で「自分は他の人より劣っているな」と思ったとしても短期的には気にする必要はありません。長期的に考えて成長曲線の数を意識していれば、必ず追いつき追い抜くことはできます。
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