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計画が破綻する人の特徴は状況把握をしていないこと。状況把握無しに計画は立てられない!
今日から新たな一週間が始まりますので、計画について書きたいと思います。
PDCAサイクルというのを社会人になると最初に学ぶと思いますが、私の経験上、一つ重要なことが抜けている人がいます。
それは、P(計画)の前に「状況把握」をすることです。
■ 今の状況を分からず計画は立てられない
たとえば、夕飯にカレーを作るとしましょう。
カレー作りの計画を考えます。
17時からご飯を炊いて、野菜を煮込んで、ルーを入れて・・・19時には完成!
こんな計画を立てたとします。
いざ、17時になりました。
冷蔵庫を開けたら人参がありませんでした。
そして「人参を買いに行かなきゃ!!」となって計画が破綻します。
■ 最初から計画が破綻している
このパターン、本当によく見ます。計画の途中からこけるのではなく、スタートからこけるんです。プロジェクトが始まると同時に遅延。そしてプロマネは初日からキャッチアッププランを一生懸命考えるのです。
残業と休日出勤で野菜を煮込むところにはこぎつけるんですが、ルーがないことに気付いて、また遅延。
■ 計画を全て白紙に戻そう!
スタートからこけたなら、プロジェクトは止めたほうが良いです。前提が崩れた計画にツギハギしてもうまくいくわけがありません。
もう一度、状況把握からやり直す
その方が絶対に早いです。
なお、この決断はプロマネにしかできません。
プロマネは勇気をもって決断しましょう。
■ プロジェクト管理の失敗の多くは状況把握不足にある
例えば、要員のスキル把握。
誰が何を出来るのか?どれくらいの力量なのか?
これを把握せずに要員配置は出来ません。
PCのスペック、ツール類の準備状況
これもそうです。
最近は開発PCも高スペックじゃないと厳しいですからね。
コミュニケーションツールの有無、ツール類のライセンス数
これも確認しないと開発速度に影響出ますよね。
当たり前のところでは以下です。
予算、予備費、期限
プロジェクト開発に必要な情報としては以下です。
マニュアル類、標準化ドキュメント、プロジェクト受入教育資料などなど
このように、把握すべきものはいっぱいあります。
■ 状況把握がプロジェクトの成否を分ける!
状況把握はPDCAを考えるより重要かもしれません。以前「準備が大事」という記事を書いたのですが、状況把握も「準備」ですよね。
プロジェクトの成否の鍵になるのは状況把握です。
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