見出し画像

誰とも戦いたくなかった。

2020年5月に商号変更を行いまして、晴れてVann Inc.となりました。7月にコーポレイトサイトを公開して、プレスリリースを打ち、夏は過ぎ行き、9月を迎えました。と思ったらもう終わりそうです。時が経つのは早い。

僕はVannのテーマ / 合言葉を「境界線を深耕する」としました。

深耕、英語で言うと「CULTIVATING / カルチヴェイティング」です。

誰とも戦いたくなかった。

自分たちが何者かを示すアプローチは大きく2つあると思います。

1. すでに世の中で理解されている言葉で示す
2. まだ理解されていない言葉で示す

1は例えば「私たちはブランディングエージェンシーです」で、メリットは0から説明する必要がない点です。サービス内容も、何となく理解できます。

でも同じく名乗る会社が多すぎる。僕は誰かと戦いたくなかったので、2を選びました。

画像2

誰とも戦わず、唯一無二であるために。

Vannは独自のテーマを掲げたのでした。

「深耕」そのものに宿る美学

「CULTIVATING / カルチヴェイティング」を掲げた理由は、もう一つあります。

それは「深耕」には美学が宿ると思うからです。

KESHIKIの井上裕太さんのnote「カルチャーこそすべて」にはこう書いてあります。

そもそも、カルチャーって何なのでしょうか。cultureの語源は、ラテン語のcolere。colereは「耕す」という言葉。また「崇める」という意味も持つそうです。信じるものを耕し育むこと、カルチャーにはそんな意味が込められているようです。

CULTIVATEもCULTUREと同じ語源らしいので、Vannの「深耕する」を、「何かを信じて育む」と言い換えることもできます。

世の中でよく聞く言葉に「仕組み化」や「スケール」がありますが、どちらも事業を伸ばすために効率化を進める類の話です。僕はビジネスシーンにいる以上、これらを無碍にしたり否定したりはしないけど、効率化を進めるあまり、時にこぼれ落ちるものがあると思っています。

この感覚は忘れたくない。

そう思うと共に、できれば温もりや手触りがある仕事がしたいし、インターネットの向こう側にいる人々を、等閑(なおざり)にするくらいなら、効率は多少よくなくてもいいんじゃないかと思うのです。

その辺はこのnoteでも書きました。

Vannの「深耕」には、こういった僕自身の想いが根底にあります。この感覚を信じて育み続けることで、次第に美学が宿る(はず)です

Vannにお任せいただけること

最後に、Vannに何か相談してみたいことがあれば、気軽にメッセージをいただけたら嬉しいです。

Vannではこのような流れを想定していますが、クライアントの状況次第で最適なプランを考えます。

スクリーンショット 2020-09-02 16.10.23

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

過去・現在のWorksはこちら

僕自身のことは、このnoteにまとめました。


ありがとうございます!好きな本を買うか、旅に出ます。