介護施設選びで大切なこと

介護施設選びの際のポイント

介護が必要になった際、様々な介護施設を検討する必要があります。主な施設の種類と特徴は以下の通りです。

【特別養護老人ホーム】
常時介護が必要な高齢者向けの施設です。入所は行政の申請期間に合わせて申し込む必要があり、待機者が多数いるため即入所は難しい場合があります。

【介護老人保健施設】
リハビリと医療ケアを目的とした施設で、自宅復帰を目指す3ヶ月程度の短期入所が一般的です。

【介護療養型医療施設】
医療と介護が一体化した長期入所施設です。一般施設では対応が難しい医療的ケアが必要な方が対象となります。

【グループホーム】
認知症高齢者が少人数で共同生活を送る家庭的な施設です。認知症の診断が入所要件となります。

【サービス付き高齢者向け住宅】
住宅と介護サービスが分かれた形態で、必要に応じて外部サービスを利用します。

【有料老人ホーム】
介護サービスが含まれた一体的な施設で、生活の場と介護の場が同じになります。

施設選びのポイントは、費用と場所が挙げられます。費用は最低でも月15万円程度を見込む必要があります。場所は自宅からの距離や交通の便利さ、面会の容易さなどが重要です。

実際の施設選びでは、施設コーディネーター業者に相談し、無料で見学や具体的な説明を受けることをおすすめします。突発的な入所が必要になる場合が多いため、日頃から介護施設の情報を集めておくことが大切です。