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スマホ音ゲーが好きなんだ

何を隠そう音ゲーが好きだ。

いや別に隠していたわけではないが、かといって訊かれもしないのに日頃から喧伝して廻っていたわけでもない。
今は訊かれもしないのに書いている。

まえおき

音ゲーといってもスマホ音ゲー限定だ。
アーケードの音ゲーは、自意識が過剰なため、あるかどうかもわからないギャラリーの視線が気になり過ぎ、まったく楽しめない。楽しめないどころか、むしろ強いストレスを感じてしまう。

スマホ音ゲーは主に電車の中で、ヘッドホンして、でっかい音で、一人の世界に浸りこんでやっている。
電車の中の方が他人の目が多いのでは? いや、電車の中では誰もが他人に無関心なので、特に迷惑でもない限り、注目されることはない。はずだ。そう思いたい。

まあ仮に見ている人がいたとしたら、スマホに向かって、高速で指を奇妙な感じに動かしている様は、気持ち悪いに違いない。気持ち悪いに違いないが、何をやっているかまではわからないだろうし、電車の中では誰もが他人に無関心だろうから、きっと大丈夫。な、はずだ。

これまでの

これまでいろいろなスマホ音ゲーをやってみて、好きになる音ゲーには傾向というか特徴というかがあることがわかってきた。
「こうでなければ失格!」というような傲慢かつ強固なこだわりというわけではなく、「こういう方が楽しめる」という程度のものだ。

●タイミングの精密さは要求されるが、位置判定はわりとゆるめ
●UI は楽器である必要はなく、むしろ楽器でない方が好ましいが、演奏感はとても大事(ノーツと曲のシンクロ感が超重要)
●アイテムや課金の有無でスコアが変化しない(センスと身体能力とトレーニング次第)
●世界観やストーリーが確立されているとより没入できる
●ガチャ要素は求めていない

そんな感じ。

 

でもって、やってみて面白かった音ゲーを並べてみようと思う。

Cytus (RayArc)

スマホ音ゲーにハマったきっかけの1本。

基本料金200円(だったかな?)で100曲以上遊べる。有料の追加チャプターも含めれば200曲以上だ。ほとんど買った。
収録曲のジャンルがおそろしく幅広く、もともと音ゲー用に創られたのではない曲もほどほどあり、既存の音ゲーからの移植曲も多数。

ノーツは Click、Drag、Hold の3種とシンプルだが、曲とノーツのシンクロ感がすばらしく、楽曲の良さやポストアポカリプスでサイバーパンクな世界観も相まって、とてもとても楽しい。
判定は割とゆるいが、凶悪な高難易度譜面も多数あり、やり応えは充分。

 

Deemo (Rayark)

Cytus に次ぐ、台湾 Rayark のスマホ音ゲー2作目。

ピアノ曲がメインの、とても美しい曲が200曲以上もそろった、落ち物系音ゲー。
ダークファンタジー童話めいた世界観と美しく悲しい物語が、楽曲をクリアすることによって、つまびらかとなる。

ノーツは Tap と Slide しかなく、UI も鍵盤ではないが、演奏感がすごく、ピアノを弾いているような気分になってしまうほど。
ピアノEDMにハマったきっかけでもある。

 

Lanota (Noxy Games)

円形のグリグリ回る UI が特徴の、これも台湾のディベロッパ Noxy Games による音ゲー。
エキゾチックな楽曲が多く、絵本のようなストーリーテリングで世界観に引き込まれる。

しばらく放置しているが、折を見て再開しようと思う。

 

VOEZ (Rayark)

Rayark 3つめ。

前 2 作とはまた異なる UI の、落ち物系音ゲー。ノーツの落ちてくるレーン数は難易度で変わり、レーン自体が左右にグイグイ動く。
ノーツは Tap、Hold、移動 Hold、Slide、Swipe がある。個人的には Swipe がツボで、実際はノーツを追っているだけなのだが、Swipe によってレーンを操作している感覚が強く、独特の気持ち良さがある。

CytusDeemo からの移植曲も多く、同じ曲でも UI が変わると印象がガラッと変わり、面白い。

 

ToneSphere (Bit192 Labs)

作曲家で映像作家でエンジニア(?)な sta 氏の個人プロジェクト。
グリグリ動く 3D 空間を背景に、スフィアと呼ばれるノーツをタッチしていくリズムゲー。

すっとぼけた会話で構成される謎ストーリーの脱力感と、ひたすら気持ちよくリズムを叩ける良曲ぞろい。

 

CytusII (Rayark)

Cytus の後継作。II だけど Cytus より昔の話。

ノーツは Cytus と同じ Click、Drag、Hold に Long Hold と Flick と C-Drag(Click してから Drag する)が加わり、楽曲に対する操作表現がより豊かになった。
曲とのシンクロ感がこれまでの Rayarc 作品で最高だと思う。

今はほとんど Cytus II しかやってない。
順調に課金中。

 

陽春白雪 Lyrica (漢創文化)

最近(といっても2019年6月だ)始めた新しいの。
これも台湾のだ。

漢詩で音ゲーする。リズムではなく歌(歌詞)を追うのが独特で、詩の文字の一部を描く操作もあり、一般的な音ゲーとは一線を画す。
ハマリそう。楽しい。

 

そのほかの音ゲー

やってみたけど苦手だったり、ハマレなかったりしたやつら。

Dynamix (C4Cat Entertainment)
落ち物系の音ゲーだが、左右からもノーツが攻めてくる。脳が処理しきれず断念した。ぬるいスマホ音ゲーに飽きた人は挑戦してみてください。

Groove Coaster 2 (TAITO)
疾走感がウリのリズムゲー。苦手だった。

Lethe (Changyou.com Gamepower)
ファンタジーRPGのような世界観の音ゲー。ノーツは Cytus に近い。
穏やかな楽曲に合わせて変化するビジュアル演出が美しい。
メインストーリーを進めるために所々で1曲課金が必要で、止まったまま放置。

Stellights (Collesta)
幻想的な世界観の音ゲー。Lanota と同種の円形 UI だが、ノーツの種類が多く、判定もシビアで、楽しめるようになる前に挫折した。

Radiohammer Station (Vinyl Lab)
リズムアクションゲー。端末の問題か、反応が鈍く、飽きてしまった。

Muse Runner (Rinzz)
リズムアクションゲー。アクションゲームに失敗すると曲を最後まで聴けないのが残念。

 

未来へ

これからリリースされるであろう音ゲーとか、まだ手を付けてない音ゲーとか、余力ができたらやってみたいものたち。

●Arcaea:気になるけど未着手。難しそうだけど面白そう。
●SEVEN’s CODE:2019年中にリリースされる? 期待。
●Dynamix:もう1回やってみようと思ってる。

オススメあったら教えてください。
 

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