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映画のかんそう(13)

twitterに垂れ流した映画の感想を集めてみた第13だん。
主に映画はTVの、深夜とかテレ東の昼間にやっているのとかを録画して、真夜中にひとりで観ています。
基本的に1映画1ツイート。(1ツイートで収まらないことが多くなってきた。)

チャッピー(2015年)
CHAPPiE (2015)

映画『チャッピー』観た。治安維持用の人型ロボットが警察に導入された近未来ヨハネスブルク。ギャングスタに教育された、意識あるAIチャッピー。テンパったシガニーウィーヴァー。暴走するヒュージャックマン。本人名で登場するケープタウンのラップグループDie AntwoordのNinjaとYo-Landi

映画『チャッピー』ロボット三原則を回避する巧みなロジック。過剰武装のロマン兵器たる逆足ロボ。人間の意識をデータ化してロボットに転送するサイバーパンク。ヤバい、この映画、情報量が多過ぎる。面白い。映像も音楽も無闇にスタイリッシュで良い感じだ。

序盤のロボットと人間の警察官(特殊部隊?)が共同してギャングを制圧する作戦シーン、人と同じ容積動をし、負傷を怖れないポイントマンであり、動く弾除け(盾)になり、ドアブリーチングもできる人型二足歩行兵器の有用性を示していて、ミリタリSFとしても面白いな。

search/サーチ(2018年)
Searching (2018)

映画『search/サーチ』観た。全編通じてPCやスマホの画面上で展開されるスリラー。深夜の着信履歴を最後に行方不明になった娘を、SNSをはじめとするネット上の情報、投稿や会話、写真、動画、メール、送金記録、監視カメラ映像などを駆使してsearchする。スピーディでスリリングな展開に手に汗握る。

映画『search/サーチ』次々と見つかる手掛かりを追って娘の行方に迫るが、ネット上の情報だけでは真実には届かず、そして、遂に、あああ! ネタバレになるので書かないが、終盤に畳み掛けるように見えていなかった事実がどんどん明らかになり、何度も何度も「真実」が覆され……。

映画『search/サーチ』主人公である父親に感情移入してしまったせいか、衝撃の結末に思わず泣きそうになった。こんなに感情を揺さぶられた映画は久しぶりだ。

クロッシング(2010年)
Brooklyn's Finest (2009)

映画『クロッシング』観た。定年間際のリチャードギア、家族のために金が必要なイーサンホーク、人生を犠牲にして潜入捜査をするドンチードル、3人の警察官が自らの生き様や流儀を捨てて一線を超える。死にたがってたリチャードギアだけが生き残る、救いのないラスト。暗くて鬱々としてて好き。

イーサンホーク、若い頃は繊細で華奢なイメージだったけど、アサルト13とかこのクロッシングとかの、タフで荒々しくて闇を抱えた警官役が良くはまっており、とても良い。


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