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ラクスパー(千鳥草・飛燕草)のツバメを見つけた

こんにちは、花の写真を撮ってますタキツネです。
今回はラクスパーという、デルフィニウムの親戚を撮りました。

■まず写真どうぞ

デルフィニウムにそっくりですが、
ラクスパーという別品種だそうです。

ラクスパーは飛燕草ひえんそう、デルフィニウムは大飛燕草おおひえんそうという和名があり、ラクスパーの方が一回り小ぶりです。
とはいえ、どちらも背は高い。

フォルムはデルフィニウムにそっくり
というか、しばらくデルフィニウムだと思っていた

■謎の「しっぽ」

気になるのは花のうしろにつき出た「しっぽ」ですよね。
なにこれ?

花屋で一本取り出そうとしたとき、この「しっぽ」が絡まって全然抜けなくて、仕方ないから塊のままレジまで持って行きました。

店員さん「ラクスパーが、えーと、4本ですねー」
タキツネ「あ、これ4本なんですね・・・?」
店員さん「え?」
タキツネ「あ、いえ。いいんです、4本全部ください」
店員さん「??」

ごめんよ、怪しい客で。

さて。
調べてみたら、親戚デルフィニウムの解説で「しっぽ」の説明を発見。このしっぽは“きょ”というらしい。

(デルフィニウムの)名前は、つぼみの形が背中を曲げたイルカに似ていることに由来。花の後ろには、しっぽのようにつき出す部分“きょ”があります。これがアレンジのときなどに周りに絡むため、ベラドンナ系では距のない品種が登場。年々、増えています。

「花」の便利帖 監修 深野俊幸、大田花き

私が見たことなかっただけで、デルフィニウムにも元々は“きょ”があったけど、最近はない品種の方が多く出回っているということみたいです。

まぁ、あの絡まり方したら使いづらいよな・・・。

影絵遊び

■ツバメを発見

しっぽの謎は解けたんですが、疑問がもうひとつ。
ラクスパーの和名は千鳥草ちどりそう飛燕草ひえんそうらしいんですが、どうも鳥を見つけられない。

鳥はどこに?

千鳥にもツバメにも見えない

3日後につぼみが開花し始めたのを見ていたら、発見しました。

あ、こういうこと?
ツバメだ!
右側、これは急上昇するツバメだ!

私が千鳥を見慣れないせいか千鳥は見つけられませんでしたが、ツバメは間違いなく見つけました。こういうのも自分の目で見つけると、手応えがあって嬉しい。

毎朝、開花が進むたびにツバメを探すのがおもしろかった。
自然とか、昔の人と対話できるような気がして、こんなのも花と暮らす醍醐味ですね。

■ラクスパーやデルフィニウムが好きなかたは、こちらもどうぞ

今回はこんなところです。
見てくださって、ありがとう!

■記録:

・花:ラクスパー ブルースウィング

・レンズ:XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro
・カメラ:FUJIFILM X-E4

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