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復職して1年の景色

今日のまとめ
●復職してそろそろ1年が経ちます。
●9ヶ月はなかなかうまくいったと思うよ!
●ラスト3ヶ月はうつ症状再発してるよ・・・!!


久々に記事を書きます。

これを書いている現在は、うつ症状のド最中で、
わりとしんどい状況です。

とはいえ回復傾向にはあって、こうしてPCに向き合って
カフェで記事を書けるくらいには元気です^^


1年半の休職を頂いて、昨年12月に復職しました。
復職から早くも1年が経とうとしています。

復職後は3ヶ月は時短勤務させていただき、
徐々に仕事へ体を慣らしていきました。

そのおかげもあり、
フルタイム移行後はそれなりの成果は残せるくらいに働くことができました。

上司は病気に対してとても理解があり、
また心から寄り添ってくださいました。

毎週月曜日には体調振り返りMTGを30分用意していただき、
・身体/精神 の疲労具合
・睡眠/食事/運動/服薬 の状態
のモニタリングを行いながら、
体調変化の予兆/サインを早期発見できる仕組みを整えることができました。


双極性障害の症状サインは自覚しにくいという特徴からも、
第3者の目線も含めてモニタリングできる環境は、
恵まれすぎている環境でした。


とはいえモニタリングをしても体調の波は発生します。
仕事が手につかない日も何度か発生しましたが、
上記のようなサポートのおかげで
長くても3日ほどで本調子へ戻すことができました。


復職して9ヶ月目には、
ささやかながら社内で表彰される成績を残すことができ、
「あぁ、ようやくここまで戻ってこれた・・・」
と心から嬉しい気持ちになりました。


と、ここが調子の折り返し地点でした。


翌月末、たった数日で一気に調子が落ち込み、
PCや社用携帯が開けない等のうつ症状が出てきました。

たった3日ほどでどん底までうつ症状が進行し、

「昨日まで出来ていたことがなぜ出来ないんだ」
「結局だめなんだ。何度やっても成長なんてしてないんだ」
「もう自分に期待することなんて辞めよう」
「何度も何度も周りに迷惑かけて、もう消えてしまいたい」

こんな気持でいっぱいの日々が続きました。
もちろんお客様を始め各方面に多大なご迷惑をおかけしました。
もう自分に居場所なんて無いとそう思いました。


先月の状態とあまりにもかけ離れた自分の状態に、
その落差から、
大きな絶望に包まれてしまい、
自分で自分の可能性を諦めてしまいました。


しかし、上司や会社の同期が助けてくれました。
あたたかな言葉、そして仕事の引き継ぎを行ってくださり、

ダウンしてから2週間ほどが立った頃、
自分の心境も変化し始め、
「もう一度立ち上がりたい・・・
 立ち上がって恩返ししたい・・・」

そんな気持ちが芽生えてきました。


精神は回復(意欲回復)してきたものの、
身体は回復していませんでした。


まず「睡眠」が大きく崩れていました。
不安(動悸)で寝付けない。
悪夢で夜中何度も目が覚める。
日中ずっと眠い・・・

「食事」も崩れていました。
食欲がわかない。
外に出れないので冷蔵庫に食材が無い。
栄養不足で偏頭痛が起こる。


1ヶ月かけて、睡眠と食事を徐々に整え、
ようやく時短で仕事ができるようになりました。


しかし、2週間ほど仕事を続けた後に再度ダウン・・・

「もう何度繰り返すのだろう・・・
 どうせ・・・どうせ・・・」


そして、今に至ります。
ダウンの最中です。



ダウンを繰り返すほどに、
自尊心が削られ、自分の可能性を信じられなくなります。

回復傾向のときは、
「もう一度頑張ろう。今度こそ。。。」と、
どうしても希望を持ってしまいますし、
その希望を実現するために自分を鼓舞してしまいます。


ですが、そうして希望を持つほどに、
その後ダウンしたときの絶望や、
自分への失望は大きくなってしまいます。


わかっています。
希望はもっともっと小さなところに持てばいいのだと。


「前のように仕事ができるはず!」というのは大きすぎる
「明日も起きて家を出られるはず!」これが適度なサイズ。


わかっているけど。
わかっているけど・・・。


この文章を書きながら、
こうした正論を未だに心から受け止めきれていない自分がいることに気づきます。


書きながら、自分の心にふつふつと湧き上がるのは、
おそらく「悔しさ」です。


頑張れ。がんばれ自分。




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