見出し画像

おチビが熱を出した。

おチビが熱を出した。

昨日、幼稚園から帰る車の中で、「おでこが痛い」と言っていた。どうやら頭痛がしていたらしい。

栄養のある美味しいものを作ってあげようと思って、野菜たっぷりの炒めものを作った。おチビはTVでYouTubeの動画を観ていた。

料理がひと段落して、おチビの熱をはかると、38.2℃あった。元気だったのに、いつの間にかぐったりしていた。

油断した。熱が出てるとは思わなかった。しかし、もう夕方になっていたし、ママが帰ってくるのを待つしかない。

18時。ママが帰る頃におチビは寝ていた。どんな状態だったか報告し、僕はおチビのためにウィダーインゼリーやその他食材の買い出しに行った。

おチビは熱が出ると甘えん坊になる。「○○してー」という要求が多くなる。愛情深い嫁さんはその要求に全力で応える。僕もできる限り応える。時々、疲れてしまうけれど。

夜はなかなか寝付かなかった。熱は上がり、辛そうだった。浅い眠りが続き、起きる度に泣いた。何とか安定して寝始めたのは23時頃。おチビも嫁さんもよく頑張った。

翌朝になっても、おチビの熱は下がっていなかった。

嫁さんは出勤前にシチューを作ってくれた。おチビはシチューを美味しそうに食べた。シチューと一緒にごはんを食べてくれたのは嬉しい。

10時頃に小児科に連れて行った。小児科に着くまで、おチビは饒舌だった。熱が出ると身体がキツイと思うのだが、逆にたくさんしゃべるようになる傾向がある。

おチビが体調を崩した時はいつも嫁さんに任せていたので、僕が小児科に行くのは今回が初めてだ。診察券と保険証、医療証を出す。症状を伝え、薬をもらう。何とか役目を果たすことができた。

以前注射をしたことがある病院だったので、おチビは終始緊張していた。

病院から帰ると、おチビはまた饒舌になった。

「ねぇ、パパ、これは何ー?」
「パパ、スマホで何見てたのー?」
「昨日ね、幼稚園でね、〇〇ちゃんとね、手裏剣投げたの」
「今日おやつ何食べようかねー」

最初のほうは「へー、そうなんだー」とか、「本当ー」とか相槌を打っていたのだが、ずーっとしゃべり続けるので、段々と疲れてきた。

熱はようやく37.0℃まで下がった。

15時のおやつはキウイ。食べながらおチビが得意気に言う。

「果物は栄養たっぷりじゃないんだよ。果物はお砂糖が入ってるんだよ。だから、栄養がないんだよ」

そうかそうか、それじゃあ夕食は栄養たっぷりなものを食べようね。

今回の発熱は、インフルエンザやおう吐下痢などの、酷いものじゃなさそうだった。僕がnoteを書いている横で、おチビは楽しそうに鉄琴を叩いている。

嫁さんが働いて、僕が家事をたくさんするようになって、最初のおチビの発熱だった。無事に乗り越えられそうで少し安堵している。

仕事ばかりをしていて、嫁さんに当たり前のように押し付けていた様々なことを、今僕は経験している。家事、育児は作業の部分もあるが、臨機応変に対応しなければならないことも多い。やっていこう。

できることをひとつずつ、積み上げていこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?