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40分をどう愛するか

無理だといわれると意外といけるんじゃないかと思ったりしませんか。

出来るといわれると謙虚にそんなことないのになぁと思うこともありますよね。

でも「好き」には正直でいたいですよね。

そんなこんなであの時食べたガリガリ君の味を思い出す季節になりました。
上司にエクセルのSUM計算でシグマ利用しなかっただけでweb会議超しに怒鳴られるよくわからない日もあったな。
自分の部署は毎年人がしっかり消えていく不思議な部署で、気付けば4年目に突入している。
体は中肉中背だけど、心はプロボディビル出れるくらいムキムキになってきたな。誰にも勧められないけれど。

そんなこんなで時刻は21:50。現在は在宅勤務なのでここから一瞬で自由時間になる瞬間だけ好き。

自分の中でストレスメーターってあるじゃないですか?
ここ超えたらまずいなぁとか、このボーダーだけは超えたら多分PC逆パカするとか。

自分はストレスメーターの許容量が人より少ない変わりに、表面張力が普通の人の5倍くらいので、なんとかPC逆パカせずに生きている。

そういったストレスメーターをリセットするには色々な方法があると思います。

・サウナに行く。

・深夜の誰もいないサウナに行く。

・行きつけのサウナに行って生姜焼き定食を食べる。

・始発電車に乗って朝サウナに行く。

そうですよね。サウナに行くんです。
上に挙げたリセット方法は自分が良くやっている方法なんですが、
今日は40分サウナでリセットするという方法を紹介したいです。

前置きが長くなりましたが、好きなもの伝えるときは、正直に伝えて、そして無駄な話の中に織り交ぜると愛が生まれるんですよ。分からない?分からないのであれば、きっとあなたはこれから愛を知れるんだから幸せです。


【40分サウナとは】

サウナにいったことがある人は分かると思うんですけれども、
サウナをメインにしているようなお店には、時間区切りをしているお店が多いんです。

例えば、銭湯サウナであったり、〇〇の湯とかのスーパー銭湯に行く場合には馴染みがないかと思うんですけれど、東京に私は住んでいるので例を挙げると、北欧(上野)、サウナセンター(鶯谷)、マルシンスパ(笹塚)、とかが時間制を使っているところで有名なところかなと思います。
※サ道とかでも出てたりしてます。

時間制だと結構ありがちなのは、

・90分制
・180分制
・8時間
とか短くても90分くらいが普通だったりするんですよね。

ただ、今回紹介したいのはロッカーキーをもらってから退館するまでに40分で終わらせるという最短かつ最強のストロングスタイルを紹介したいです。

ちなみに、サウナの入り方をめちゃくちゃ細かくいう人がいますが、
あくまで入り方は自由だと思っているのでなんでもいいんですが、
もっと気持ちよくなるには一度そういった人の話を聞いてみるのはいいことかもしれないです。その上で自分の楽しみ方を作ってみてください。


だって、「なんか嫌い」は、話を聞いてみたら、「なんか好き」になるかもしれないですからね。

【40分サウナに入る】

そもそもサウナで40分コースがあるところってそんなに多くないんですけれど、高円寺にそれはあるんですよ。

場末間漂う、最高のサウナが。

■入店
自動応答の甲高いいらっしゃいませと共に覇気が2くらい(褒め言葉です)の店員さんに靴を入れるロッカー番号を指定されます。
指定されたところに靴を入れたところで、時間を聞かれます。
そこのサウナは時間設定が細かく、

・40分コース
・70分コース
・2時間コース
・4時間コース
・7時間コース
・12時間コース

という理系がみたらむずがゆくなりそうな、バラバラ感がたまらないんです。

ここで、自分含めてサウナに行く人=気持ちよくなりたい人なので
40分で気持ちよくなれる自信がないので、70分以上を選んでしまうんですよね。

サウナじゃないけど、他のそういうのでも40分コースって不安じゃないですか。
サクッとならいいかもしれないけど、やっぱり70分が一番気持ちいいじゃないですか。サウナの話です。

ここで、勇気をもって、尚且つ、いつも言ってますけど?みたいな感じで
「あー、40分で」と言いましょう。「あー」が重要です。
少しでも熟練者感を出しましょう。

さぁここから、40分をしっかり愛していきます。


【着替え、浴室へ】

時間を伝えると前払いで料金を払い、ロッカーキーをもらいます。
分かります。40分といった手前、いち早くにロッカーに服をぶち込んで、
生まれたての姿になりたいのは。

でもちょっと待ってください。


前述しましたが、40分を愛するんです。40分は入店から退館までです。
ロッカーキーをもらった瞬間から愛さなきゃなんです。
はやる気持ちを抑えながらロッカーまで落ち着いて向かいましょう。

サウナ施設には施設独特の匂いがあったりするので、それを楽しむのもいいでしょう。ロウリュがあるような施設はもしかしたら脱衣所にはアロマの匂いがほのかに香っているかも。

ほら。そんなことを考えていたらロッカーに着きました。
焦らないで。ズボンとパンツは別々で脱いでください。
大丈夫。今までズボンとパンツ一緒に脱いでいいことなんてないんだから。

そして、ありのままの姿になったらハンドタオルをもっていざ、入浴です。

ちなみに自分はここで5分経過してます。



【清める】

いざ、浴室内に入場した私たちですが、空いているカランを探します。
ここでも走らないようにしましょう。たまにボディソープやリンスが床についてて、転んで死にかけることもあるので。

備え付けのシャンプー&リンスって大体髪がキッシキシになりますよね。
でもキシキシ後の髪の方がキマッていたりすることってありませんか。
自分が思っているやり方で上手くいかなくたってきっと上手くいくことだってあるんですよね。そんなことを考えながら体を清めます。

どれくらい洗えばいいかというと基準はないですが、強いていうのであれば
好きな人に会いに行くときに少しでも臭くないように丁寧に洗いますよね。
そんな感じで洗ってます。

そんなこんなで、7分程度かかってます。
ここまでで12分経過です。


【入蒸】

とうとうやってきました。サウナです。
こちらのサウナは乾式サウナと呼ばれる日本で一番親しみのあるサウナです。湿度が10%程度でカラカラの状態で100℃近くあるようなサウナで、イメージは昼間の砂漠みたいな感じです。

まぁそんなところにわざわざ自ら入り込むって頭おかしいですよね。
多分皆それだけを楽しむんだったら頭おかしいんですけど、皆知り始めちゃうから入るんですよね。大抵辛いの後は気持ちいがあることを。


入口付近にあるサウナマット(ビート板)を1枚持って入室です。
ここのサウナはテレビがあるのですが、テレビの音がめちゃくちゃクリアでびっくりします。そういう気遣いにキュンってします。テレビ無しの方が好きだけど、あっても好きです。ただ根本はサウナが好きなだけだから。

サウナ室は座る部分が二段になっていて、その日の体調に合わせて座ってください。なんだか今日はイケそうな気がするのであれば上段でいいし、ちょっと自分に優しくありたいときは下段で。

ここで教えたいポイントはただ一つ。
なーーーーんも考えないでください。嫌なこともよかったことも全部忘れてみてください。その瞬間だけでいいです。何も考えずにテレビを見てもいいし、目を瞑ってマインドフルネス的なこともするのもありです。
好きなように、数分間だけ忘れてください。

入る時間は別に好きに決めてください。
12分入ってもいいし、8分入ってもいいししんどかったら6分でもいいし。
誰かに決められるものでもないと思ってます。

さぁここからはメインディッシュなのですが、それはまた別の話で話せたら。


24時間の少しの時間をホッと愛せる瞬間を見つけに行きましょう。



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