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骨延長術②

 みなさんこんにちは。Youtubeでひろゆきさんの動画を拝見していたら、骨延長術の話が出ていました。結構、認知度高いんですかね。美容整形的な観点での手術については詳しくありません。

 そういえば、Tiktokでも手術しましたと投稿している方を見かけたことがあります。なんだか、すごい世の中になったものです。美容関係に進んでいる友人がいればなぁ。

さっそく、続きです。前回は、養護学校に行って疲れ切ったところまででした。

 その後は、冬休みに入ったので長期休み!!と思いきや、手術・寝たきりの2週間は麻酔の嘔気と倦怠感で寝込んでいたので、その間の授業の遅れを取り戻す必要がありました。冬休みも構わず学校にいったり、病室で授業したりの繰り返しです。でも、足がしんどかったりで授業どころではなかった記憶もあります。今思えば先生方、ご苦労様です。

 足の治療は、装具についているダイヤルを一日2回転させるだけです。そうすると、人工的に切断した骨の隙間を開けることができ、また骨の角度を調整できるようです。骨の位置がいい場所になったら、その隙間を埋めるように骨が再生するのを待つのみだそうで。ただ、人によってはそのダイヤルを回す際に、痛みを感じるようです。私は全く感じませんでした。やっぱり痛みには鈍感なようです。

 足にピン(棒)が大量に入っているわけですが、身体に人工物が入ってることには違いないので、感染源になるわけです。毎日の消毒が必要になります。あんまり覚えてないけど、歩けるようになるまでは看護師さん達が消毒してくれていたのかな。本当にお世話になりました。

 リハビリはひたすらベッドサイドで立ち上がる練習。歩行器につかまって、5分とか10分とか。足踏みしたりとかいろいろしました。装具があると、装具同士がぶつかるので、かなり幅を持たせなければなりません。常に大股で、蟹股で歩く感じ。伝わるかな。
 そして、車いすへの移乗の練習。車いすに乗れることは活気的でした。病棟外への外出はNGでしたが、それでも病棟内を歩くことなく移動できたり、ある意味少しの自由が得られたことは大変喜ばしいことでした。学校に行く際は、窓越しではあるものの、外の景色が見れることは病室しか見れない期間よりよっぽどましでした。

 ただ、車いすにのれるようになることで大きな問題が発生しました。    いつもは、食事を病室まで運んできてくれましたが、「動けるならプレイルームでみんなでご飯食べれば?」と看護師さんより。
プレイルームとは、テレビや本、遊び道具などがある広い空間で、乳幼児などはそこで遊ぶのが好きなようです。入院していた病棟は、動ける子はそこでご飯を食べることになっていたようです。何どかプレイルームに足を運んだことがありました。そして、行ってみることに。

 前提ですが、入院していた病棟は何科だったのかな。整形外科は併設されたばかりで、私のような中学一年生(会話が成立するくらいの年代の子)は、私以外に2人しかいませんでした。そして、私がおしゃべりなもんだから、看護師さん達は面白がってくれていたようです。あと、私は野菜嫌いです!!

 昼食時に、いざプレイルームへ。そこには、小学生以下の子供たちと面会に来ている母親がおり、子供たちにご飯を食べさせていました。もちろん、「野菜もちゃんと食べるのよ。」と食育にも欠かさないママさん達ばかりでした。

はい。私は野菜が嫌いです。カレーだったかな。カレーを平らげ、付属のサラダ(キャベツ、ブロッコリー、キュウリ、トマトなど)を残し、片付けに入ろうとしたときのママさん達の冷たい視線が痛かった、、、。

 それからプレイルームでの食事は極力控えることにしました。
なお、その時の苦い経験から今では野菜はほとんど食べられます。インゲンはNGです。ごめんなさい。


あんまり、治療のことは話が進みませんでしたね。横道のそれですいません。次回に。 
どこかに写真あるかな。足の写真、探してみます。

 

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