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食べない子どもたち

我が家の子育ての中で、食事は大きな悩みの種でした。

でした、と過去形なのは、
全部食べてもらおう
野菜、お肉、お魚、バランスよく栄養たっぷりで
などという高い理想(高くはない)はもはや実現不可能と悟ったからです。

食への興味が薄く、
「これ減らしていーい?」
といち早くご飯は終わらせて遊びたい長女。
最近は、唐揚げやハンバーグなど、子どもが好きだろうと思われるメニューは、人並みに食べてくれるようになってきました。
が、それも気が向いたときだけ。

食べられるものを数えた方が早い長男。
肉や魚も苦手。野菜なんてもってのほか。
おそらく、噛んでも口に残りがちな食材が苦手で、
よく噛む力がまだ育ってないのかもしれません。
ただし、好きなものは大人も驚く量食べます。
(コロッケ、みかん、魚肉ソーセージ)

と言うわけで、元々料理が好きというわけでもない私は、
早々に根を上げ、諦めてしまったと言うわけです。
食べてもらうので精一杯。食育なんて(白目)

あまりに食べない子供たち、加齢とともに年々食欲が減退してきているパパ。
我が家でよく食べるのは、たとえ夏バテをしていても食欲だけは落ちたことのない私のみです。

「もう、食べてくれさえすれば何でもいい…」
毎食を用意することにもストレスを感じ始めた私は、YouTubeでご飯をもりもり食べる可愛らしい子の動画を見て、料理に対するモチベーションを保っていました。
 
そして、親・子ともにストレスを抱えてしまうほうが、よっぽど悪だ!と開き直ってしまったのです。

その代わり、
自分でついだものは責任を持って食べる、
食べられないものがある場合は、事前に申し出て、承諾を得るということにしています。

母である私は好き嫌いが無い人間なので、世にある食物はほぼ、美味しく頂けます。(ゲテモノみたいなの以外)
そんな鈍感で幸せな舌の持ち主に産んでもらった事を親に感謝しています。
しかし、だからこそ子供たちのような、嫌いなもの、食べられないものが多い人の気持ちは分かりかねるのです。

とは言え、まだ幼児期、学童期。
そのうち嫌というほど食べるようになるんだから、今だけよ〜と楽観的に捉えることが出来るようになりました。(良いのか悪いのかはわかりません)
実はもともとの大雑把な性格もあり、そこまで深刻には考えている訳でもなく。(どないやねん)

給食を無理に完食させる時代が終わったように、家庭での子どもの食への対応の仕方もその時々で、変化していくべきなのかな~と思ったり思わなかったり。
もう食べてくれたらラッキー、野菜食べた?!すごいじゃん!!くらいの勢いで子どもたちの食と向き合って行きたいと思います。

いや、しかし食べてくれないと、母としては心配やねん。
そして、料理作るモチベーションが下がるねん。(ただでさえ嫌なのに)

今日の晩ご飯は長女の好物、ハンバーグ。
食べてくれるといいな。


比較的食べてくれるものは、茶色が多い。

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