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はじまってしまった離乳食

ついに、始まった。
始まってしまった、離乳食……(涙)

1月で6ヶ月を迎えた我が家の次男。
日々の成長はもちろん嬉しいけれど、
離乳食の始まりは長い戦いの始まりでもある。

我が家の子どもたちがいかに偏食かということは
以前noteに書きました。

あれから変わったことと言えば、

・長女、長男ともに量はそれなりに食べるようになった。
・ただし、好きなものに限る
・長男がお箸を使い始めた
(保育園で普通の箸を使い始め、「きょうね〜ぼく、おはしつかえたんで!」と自慢げに話すさまが可愛らしい)
・そのため、食べるのにさらに時間がかかる
・お菓子はポイフルがブーム
(目をつむってポイフルを食べ、味を当てるというゲームが流行っている)

好き嫌いはともかく、しっかりと食べてくれると
親としては少しは安心するもの。

それに加えて、二人とも特に嫌いな葉物野菜を、
しぶ~~い顔をしながら一口でも食べてくれるようになったことは、
とっても大きな進歩である。

さあ、次男の離乳食が始まった。
自他共に認めるめんどくさがり屋なわたし。

SNSのキラキラ~な離乳食の投稿には目もくれず、
レンジで簡単☆離乳食!的なレシピをあさり、
そして大いにベビーフードにも頼りながら
なんとか乗り越えていくのだーー!

離乳食1日目。

もしものことがあっても病院に行けるように
平日の午前中スタート。
初めての食材を食べる日は、毎回アレルギーがないかどきどきします。

10倍がゆをすりつぶしたもの一さじから。
人生初の固形物摂取。(といっても水のりみたいだけど)

……ん?なんすかこれ??

といった顔はしたけど、無事ゴックンできました。
それからというもの、出されたものはなんでも食べる、
なんならぐいぐいと欲しがっている…!!

汚れたので途中で口をウェットティッシュで拭くと、
もうおわりと思ったようで
「キーーーーーッ!!!」
(まだほしかったのにーー!!)
と言わんばかりに怒りだすべいびー。

はじめてのパターンだ。
食べてくれるって嬉しいなぁ。

6か月頃からは、貧血に気を付けます。
母乳からとっていた鉄分だけではだんだんと足りなくなってくるからです。

鉄が多く含まれる食品はというと…
・鶏レバー
・ささみ
・小松菜
・ほうれん草

うーん…普段の食卓にもあまり登場しないラインナップ…
ここはベビーフードに頼ろうかな。

最近のベビーフードコーナーの充実ぶりはすさまじいのです。
栄養満点、カラフルな野菜の粉末。
パウチを開けるだけで食べられるご飯とおかずのセット、スプーン付き(どこまで至れり尽くせり)

これだけ技術の進歩が詰まった、近年のベビーフード。
割高なのは仕方が無い。
これを作るのにかかる時間と手間を考えればむしろ安いのかもしれない。
しかし、費用はできるだけ抑えたい。(現実)
そうして今日もスーパーでお買い得品だったにんじんとサツマイモを購入し、くたくたになるまで鍋でゆでて、ブレンダーでぎゅいーんと潰す。
(ブレンダーが発する凄まじい音が怖くて、泣き叫ぶ赤さん。)


その昔、わたしが赤ちゃんだったころ。
(もう"ピー"じゅう年前になるのですね、恐ろしい)
わたしの母は働きながら私を育ててくれていました。
料理はあまり得意ではありません。
近くの薬局でベビーフードを買って食べさせていたそう。
といっても当時のベビーフードのラインナップなんてたかが知れており、限られた何種類かを短いスパンの日替わりで食していたそう。

そんな赤ちゃんもすくすくと大きくなり、"ぴー"じゅう年。
生まれてこのかた、好き嫌いは全くありません。
食べるの大好き、いやむしろ食べることくらいしか楽しみがない。
(大丈夫そ?)
だからなのか、我が子の食育に関してもそこまで
「あれもこれも食べさせなきゃ!」
「栄養バランスーー!!」
とはならず、
「食べてくれたらなんでもいい。」
「栄養は保育園・学校で摂取してくるべし。」
と、まぁ何とも適当です。

食事って、楽しいのが一番かな?と思っています。
一緒に食べる人とのコミュニケーションの時間。

子どもたちは、立ち歩いたり、急に歌い出したり、
これは嫌だ、やれおかわりをよこせと自由なので
親としてはつい注意したくなりますが。(いやしてしまいますが。)


離乳食。
本能のままにスプーンに食らいつき、
まだ歯も生えていない口で食べてるのか吸ってるのかよく分からないけれどはむはむとしている次男の姿に癒やされる、
そんな日々です。


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