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フレンドリーで親身な人事も結局それが仕事?

こんにちは、ぷっかです。
今回は【就活の実話】についてお話します。

「選考に落ちたあとの人事の話」です。
仕事の付き合いってこういうこと?という体験談です。

一つの体験談として楽しんでいただければと思います。


○ フレンドリーな人事はそれが仕事?

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世の中には色々な企業があります。

人事の一人がリクルーターとして
様々なアドバイスをしてくれる会社も珍しくありません。

僕はそんな会社に出会い
人事と定期的にやり取りをしていました。

とても優しいし、とても仲良くなれたなー
話しやすいし、こういう人と仕事したいなーと思っていました。

でも選考に落ちたあとは
そんな過去は無かったかのように連絡は一切なくなりました。

気を遣っているのか、仕事だっただけなのか
答えは今も謎のままですが...。


○ 逆求人サイト経由で面談してみた

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一風変わった商社Aの話です。
この企業とは逆求人サイトで出会いました。

とりあえず話そうと言われたので
ビデオ通話を利用して自分の就活に対する考え方や
理想の働き方について伝えました。

すると人事は、めちゃくちゃ共感してくれて
「うちに絶対合うよ」と言ってくれました。

人事
「とりあえず来月、グループ会社の見学があるからおいで。」

ということで、日程調整を行った結果
関西の方まで行くことになりました。

初日に工場見学をして、2日目にはテストがあるそうです。

宿泊施設と交通費は用意してくれたので
喜んで行くことにしました。笑

後から知ったんですがこの面談で既に選考されてたそうです。
こわいですね...。合わないと思われたらおそらくそれっきりでした。


○ とりあえず関西に行ってみた

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飛行機を使って関西に行きました。
そして駅に集合して、そこからバスで移動します。

駅に着いたらたくさんの就活生がいました。
そこで気づいたのが「周りの学生がみんなうるさい…。」

40人ぐらいいたと思いますがみんな喋るのが好きな人ばかり。
よく言えば明るくて社交的、悪く言えば知性を感じない?笑

まぁそれは置いといて
例の人事は定期的に僕に話しかけてくれました。
2日目の筆記試験の前にも優しい言葉をくれました。

人事
「明日のテスト頑張ってな!」

優しい人事です。
1日目の終わりには懇親会もありました。
社員もほぼみんなうるさかったです。笑

そういう人が集まる会社のようです。
でも楽しそうではありました。

2日目にテストを受けて帰りました。
帰り際にも「またな」と笑顔で言ってくれる人事。いい人です。


○ ESと動画の提出をしてみた

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無事、先日受けたテストに合格しました。
合格の連絡も例の人事が電話でしてくれました。

人事
「かなり高得点だったみたいやね!おめでとう!」

かなり嬉しかったです。この次はESと動画選考です。
方法を詳しく説明されたので、それに従って提出しました。

ちなみにですけど僕は動画面接嫌いです。
気持ちが伝わらないので…。


○ グループディスカッションに行ってみた

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ESと動画選考も無事に合格しました。

人事
「バッチリだったよー!次も頑張ってね!」

と言ってくれる人事。内心とても喜びながら
「ありがとうございます」と言いました。

次はグループディスカッションだそうです。
初めてのグループディスカッションだったのでとても緊張しました。

実際に行ってみると、グルディスというよりも
みんなでゲームを進めるみたいな感じ。

その様子を事細かくチェックされました。笑
怖かったけどなんとか頑張りました。
しっかり発言するようにしました。

そして、帰り際に人事にこう言ってもらいました。

人事
「お疲れ、また会おうな!」


○ 1次面接に行ってみたら...

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無事にグループディスカッションも通過しました。

人事
「おめでとう、あと少しやね!」

と、背中を押してもらいました。

続いては1次面接です。
これを通過すればついに最終面接ですが
1次面接を受ける前に課題を渡されました。

その課題も人事が親身になって
「こうした方がいい、ああした方がいい」と教えてくれました。

そのおかげで準備万端。
隅々までチェックもしてもらって

人事
「完璧、これならいける!」

自信満々で1次面接に向かいます。
面接官は元気な女の人でした。

正直、めちゃくちゃ盛り上がりました。
価値観も合ってましたし、笑いも起きました。
この面接で落ちたらもう他の面接全部落ちるわ、ってぐらい。

面接が終わって控え室に戻ると「笑顔の人事」
少し会話をして、別の部屋に行きました。

帰る前に、交通費をもらって
別の人事と少し話をしました。

ここが運命の別れ道だったと思います。

聞かれたのは以下のようなこと。

● 第一希望の会社とその理由
● 第二希望の会社とその理由
● 第三希望の会社とその理由
● 商社A(今受けているとこ)の順位とその理由

僕はかなり正直に
「B社が一番です。理由は○○です」と答えました。

商社Aは正直3番ぐらいです…と。
みるみる顔が曇っていく人事さん。

「そっか、わかった。じゃあ今日はこれで終わりです。」と。

このあと連絡は一切なし…

なんと、めちゃくちゃ盛り上がった先ほどの面接落ちました。

1週間後に落選メールが来て呆気なく終了。

正直に言いすぎるとやっぱり落ちるんですかね…。

多分面接の内容よりも面接後の受け答えが原因だと思います。
内定あげても来ないと思われたはず…。

約半年ぐらい親身になってくれた例の人事さん。

● ビデオ通話で話して
● 関西にグループ会社見に行って
● 筆記試験受けて
● ESとビデオ面接受けて
● グループディスカッションして
● 面接前の課題やって
● 1次面接に挑んで

こんなに長く一緒に仲良くやってきていたのに
落選してからは一切連絡なしです...。

あんなに面倒見てくれたのに
仕事でやってたんだなぁと少し悲しくなりました。笑

そうだよな、みんな仕事で優しくしているんだよな…と。
なんだか切ない気持ちです。

まぁでもそういうもんですよね。

たまーーーーーーにビジネスじゃなく
人としてのアドバイスをくれる人事もいましたが、ごく少数だと思います。


○ まとめ

就活をしていると、めちゃくちゃ親身になってくれる人事に会うこと
結構あります。とても優しい人は多いです。

ただ、そのほとんどが「仕事だから」という理由に起因しています。
自分の成果のためにやっています。

正直に言ってしまうと、人事の人達からしたら
就活生の人生がどうなろうが知ったこっちゃないんです。

自分の人生をまず考えるのがほとんどの人でしょう。

なので、人事のアドバイスを全て
真に受けすぎるのも良くないと思います。

しっかりと自分で考えて、自分の納得できる道を進みましょう。

ビジネス的な優しさを盲信しないようにしましょう!では、また。




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