小説を執筆する際の頭の中~そのじゅう~

前回のnote投稿から、一ヵ月ちかく間が開いてしまいました。しばらく、新居への家移りをしていた為、あまり纏まった時間が無かったです。

さて、ようやく秋らしい爽やかでしっとりした天候になってきましたね。私が一番好きな季節は秋なので、楽しみたいと思います。

ここ数年、ブックサンタと言う、「本屋さんで購入した本を、諸事情あってクリスマスのプレゼントがもらえない子どもたちに贈る」寄付活動をしています。今年の2023年は、9月23日から、提携本屋さんでブックサンタの受付をしていますので、私は9月末に4冊をブックサンタとして本屋さんのスタッフさんにお渡ししています。

元々、私も毒家族から逃げ出した、毒家族生活からの帰還兵ですので、プレゼントがもらえない子どもたちの気持ちが分かります。学校で友達、同級生が、クリスマスプレゼントや誕生日プレゼントをもらっている話を聞いて、何度、空しい思いをしたか…。小学校6年生までは、その気持ちがあったので、少なくとも10年くらいは思ってましたね…。

そんな暗い話はともかくですが、ブックサンタとして贈る本は、今までのラインナップだと「シートン動物記」「きみのことがだいすき」「ファーブル昆虫記」「論語」「孫子」「恐竜・古代生物図鑑」などの、比較的、クラシックな感じの図書を選んでいました。

特に、小学生の頃に影響を受けたのが、シートン動物記と、ファーブル昆虫記、歴史や古代文明の書籍、恐竜や古代動物の図鑑だったので、どうしても自分の好みに引きずられてしまっています。

また、論語や孫子に関しては、中学生、高校生になればある程度、将来を見据えて参考になるのかな、と思い、人生の荒波を乗り越えて欲しいという希望も込めての、選定ですね。

そして最近の書籍を選ぶときも、「きみのことがだいすき」のような、子どもの気持ち、子どもの自己肯定感に寄り添うものが多いと思います。

私自身、あまり流行に流されないタイプの趣味趣向の持ち主ですが、プレゼント選びもその傾向が顕著に表れているといった感じでしょうか。

プレゼントがもらえない子どもたちの悲しみに寄り添えているか分かりませんが、少なくとも自分自身が幼少期にしてほしかったことを詰め込んでいるのかも知れません。

ブックサンタは、12月25日くらいまでは本屋さんで受け付けてもらえるようなので、よろしければ、皆さま奮ってご参加ください。まるで回し者みたいな売り込み方ですが、少しでも悲しい気持ちになる子供たちが癒されるよう、私自身は偽善者呼ばわりされてもいいので、地道にそういった活動をしていきたいと思っています。

以前、このシリーズの何処かの記事で、あまり小説を読んだことが無い点と、影響を受けた小説は官能小説だ、とお話しした気もしますが、改めてブックサンタとしてプレゼントの書籍を選んでみて、自分の趣味趣向が分かってしまいましたね。案外、定番を外したくないのかも知れません。

時代が変わっても残る名作、そういうものが自分の目指すものなのでしょう。そういう作品を、作れるよう精進したいと思い描き、今日もパソコンに向かってポチポチ書いています。

それでは、私の住む地域は今、雨だれの音が窓に打ちつけられて推敲のようだな、と感じながら、この記事を締めさせていただきます。

ここまで読んでくださって、有り難うございます。それでは、またいずれ。

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