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ブログのSEOが段違いに強くなる、検索意図の見つけ方

どうも滝口です。

今日は、ブログ記事がめちゃくちゃエッジの効いたものになり、SEOが強力になる検索意図の見つけ方をご紹介します。

ちなみに、「検索意図」というのは「検索ニーズ」とも言って、あるキーワードを検索した人が、なぜそのキーワードを検索したのか、という、その検索行為の意図、目的のことをいいます。

ブログ記事を書く際には、この検索意図を深く掘り下げることができると、その検索意図に対する回答として鋭い記事が書け、読者に刺さる記事になります。

この「検索意図を掘り下げる」という執筆前の作業が、その記事が良質なコンテンツになるかどうかを左右することになり、上位表示のカギを握ってくるわけです。

なので、検索意図を定めるという作業は、ブログ記事を書く前に必ずやらなければならないものなのです。

■まず検索意図の深度を理解しよう

よく言われるのは、その検索ニーズの、顕在ニーズだけでなく、潜在ニーズまで到達する記事を書くとSEO効果が高い、ということです。

顕在ニーズというのは、表面上誰にでもわかるニーズ、潜在ニーズというのは、表面上すぐにはわからないもののその検索行為の先にたしかにある深い層のニーズになります。

例えば、「肩こり ストレッチ」というキーワードでは、顕在ニーズが「肩こりのストレッチ方法が知りたい」ということ。これは誰にでもわかります。

が、さらに、一層深い層の潜在的なニーズとして「デスクワークを楽にしたい」とか「リモートワークの辛さを緩和したい」など、「なんらかの辛い状態から楽になりたい」、もっと率直にいうと「健康になりたい」というニーズが隠れています。

これが潜在ニーズです。

潜在ニーズは1つではなく、上の例で見たように、デスクワーク、リモートワークなど、いろいろな立場、状況が想定されるため、いくつも隠れている可能性があるという特徴があります。

このような潜在ニーズを満たす記事は、非常にGoogleから評価されるうえ、ピンポイントで役立つ記事になるため、被リンクがつきやすく、SNSでも拡散されやすくなります。

ただ、この潜在ニーズを見つける方法がなかなかわかりにくかったため、どうにか他人に教える際にわかりやすくできないかと試行錯誤した結果、私が編み出した方法がこれから解説する方法です。

私がコンサルしているお客さんを見ていると、誰にでもわかる顕在ニーズばかりを追いかけてしまっているケースが多く、競合他社と似たり寄ったりの記事になってしまいがちです。

記事を書いていてそういう壁にぶつかっている方には非常にオススメの方法ですので、是非試してみてください。

■SEOが段違いに強くなる、検索意図の見つけ方

ではやり方を解説します。

やり方はいたって簡単です。

キーワードを選定したら「なぜ」を2回繰り返すだけです。

「自己肯定感 高める」というキーワードで実際にやってみます。

なぜ1)「自己肯定感 高める」をなぜ検索したのか?(顕在ニーズ)
→自己肯定感を高める方法を知りたいから

なぜ2)なぜ「自己肯定感を高める方法を知りたい」のか?(潜在ニーズ)
→職場で自分の自己肯定感が低いと感じていて、それを克服して仕事に活かしたいから
 または
→子供の自己肯定感が低いと感じていて、自己肯定感を高めてあげたいから  など

以上のように、「なぜ」を2回繰り返します。

1回目の「なぜ」で出てくるものが、通常の検索意図(顕在ニーズ)ですが、それをもう一度繰り返すことで、いろんな立場の人の深い意図(潜在ニーズ)にまで絞られることになります。(2回目の「なぜ」は、可能な限り想像を働かせて絞り出す作業になります。)

つまり、「なぜ」を2回繰り返すことで、ピンポイントで狙い撃ちするニーズに絞られることから、漠然と誰に向けて書かれたのかわからない記事ではなく、特定の層(ペルソナ)に深く刺さる記事になるわけです。

また、2度目の「なぜ」で記事内容が絞られる分だけ、競合と微妙に角度が違う記事になり、オリジナリティが生まれます。

例えば、上記の例で見た2つ、

→職場で自分の自己肯定感が低いと感じていて、それを克服して仕事に活かしたいから

→子供の自己肯定感が低いと感じていて、自己肯定感を高めてあげたいから

この2つでは、それぞれの記事のゴールは

→自己肯定感を高めて仕事に活かす

→子供の自己肯定感を高める

と、別のものになります。

記事が違うゴールに向かって書かれることになるので、まったく違う記事になるわけです。

あとは、そのゴールに読者を導くように、過不足なく情報を並べて、網羅的に解説してあげるだけということになります。

■さらに記事の精度を上げるには

ちなみに、検索意図は、サジェストツールで検索する方法が一般的です。

サジェストキーワードが検索できるツール(例えば https://related-keywords.com/ )で検索し、そのキーワードの傾向から検索者の属性など、ニーズの傾向を掴みます。

上で解説した、「なぜ」を2回繰り返す方法は、この一般的な検索意図の調べ方と合わせて使うことができ、そうすることでさらに精度の高い検索意図を絞り込めます。

「なぜ」の2回目で潜在ニーズを見つけるときには、ある程度想像を働かせなければなりませんでした。

ここで想像を働かせる際に、上記サジェストツールを利用して、どんな属性の人がどんなニーズを持っているのかを参考にすることで、想像する際の参考にするわけです。

また、先にある程度想像を働かせて潜在ニーズを書き出してから、答え合わせのようにサジェストツールを利用するという順番でもいいでしょう。(どちらかというとこちらの方がオススメです。)

上記サジェストツール以外にも、実際にGoogleでそのキーワードを検索してみて、検索結果の上位を参考にしたり、Yahoo!知恵袋などで検索してみて、質問者の属性を参考にしたりすることもできます。

いずれにしても、潜在ニーズを書き出す際には多少なりとも頭を使わなければなりませんので、参考資料としてこれら一般的な検索意図の調べ方を利用するとよりやりやすくなります。

しっかり検索ニーズを絞り込むこともできて、結果、記事の精度が上がるというわけです。

以上、ぜひ、良質なコンテンツ作りの参考にしてみてください。

今後もこのような現場の知識を発信しますので、是非フォローお願いします。

お読みいただきありがとうございました。

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