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校正:辞書に載っていない単語がある

どうもこんばんは。

校正とか誤字脱字チェックみたいな作業の場合、よく辞書を引く(検索してみる)という作業をすることがあります。

しかし造語や一部専門用語とかマイナー外来語とかではなく、稀に「辞書に載っていない」日本語の単語というものがあります。

自分が遭遇した単語は「失伝」です。MS-IMEも単語として認識していないようで、変換もできませんが、けっこう広く使われている単語だと思います。

「失伝」「しつでん」は武術や技術、伝承などが途絶えてしまい、失われることです。

近年使われるようになった言葉、新語とかでもないと思います。

こういうわりと普通っぽい単語も、俗語と呼ばれるものに該当するんだそうです。

ということで、辞書は非常に便利で、判断のよりどころとすることが多いですが、その辞書も完璧ではありません。また辞書によっては、ちょっと違うんじゃないかなと思われるような掲載のされ方をしていることも、実はあります。

また、一太郎や一部ネットサイトなどで誤字チェックをすると誤診断される有名単語に「魔法陣」があります。これは間違いと指摘されて「魔方陣」に訂正されてしまいますが、ファンタジーでは、もちろん「魔法陣」という使い方が正しい、みたいな話もあります。一応ファンタジーの専門用語と言えなくもないのですが、今となってはかなり一般的な単語だと思われるので、辞書側のアップデートに期待したいところです。

基本的に漢字の訂正などは、辞書情報はかなり優先度の高い情報です。しかし、なんでもなかんでも辞書のみをよりどころとする、というわけにはいかないなぁということですね。

言語は、なかなか奥が深いです。

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