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仙台たき火ティー

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「人と火と対話と。」 焚火×コミュニティー×対話。たまに、HRとか、教育とか、コーチングとか。 (キャンプギア関連のグループではありません。。) ・・・・・・・・・・・・・・・・…
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#対話

気仙沼での対話の1週間「対話と。(2024/2/8~2/14)」イベント告知文

「仙台たき火ティー」という、焚火と対話のコミュニティー創りをしてきました。 2021年の秋口に少人数で場づくり(というか単なる焚火)を始めて2年強、その多くを仙台・秋保の山奥で、時に仙台駅前で、時に仙台市街の広場で、時に学校で、時に子どもと、時にママと、時に学生と、時に経営者と、時に行政や政治に関わる方と、数えて110夜、共有して来しました。 僕自身が普段はビジネスにとぷっと身を置いている身です。なんなら「コンサルタント」と呼称されることもあるような仕事をしていて、ある意

なぜRights,Lights,by Rideをやったか?

どうも、仙台たき火ティーの豊です。 12/19(火)の晩、光のページェントが開催されている真っ盛りの定禅寺通りの西のはずれ、市民会館とのどん突きで、その試みは催されました。 チャリ漕いでツリーに灯をともす。 Rights,Lights,by Ride(以下RLR)。 ちんまりしたモミの木に、チャリの自家発電で灯を灯す、という、 誰に頼まれた訳でもない、 誰の得にもならない、催しです。 やったこと。 有志の方にお借りした自転車に小型発電機を接続。USBでモミの木につな

火守のことば ~仙台たき火ティー99回と100回目のあわいに~

たき火ティーの場って何?火守って何? どうも。仙台を拠点に「仙台たき火ティー」という、焚火と対話のコミュニティーをしてい豊です。 先日の99回目の焚火場の後に、たき火ティーの女房役の山ちゃん(山崎賢治さん)が「火守のプレゼンス」という言葉を使ってその場を表現していました。 それに触発されてか、今、火守というものを巡ってちょっと言葉にしておきたい感覚が湧き上がっていたのです。その湧き上がる感覚のまま言葉を出していこうと思い、この文章を書き始めました。書き終わったので知って

火守のことば。

起点を「誰かから受け取る愛」に置かず、愛「へ」と向かっていく。規律ある生き方によって。 すなわち、自分の声に耳を澄まし、自分を通して顕れたがっているものを聞き逃さないこと。 自分という存在の形で顕れている全体性の意志を、自分として全うすること。 今、自分の心に浮かぶものは、何かが、自分を通してもたらしているもの。 故に惜しみなく出すべきものであり、それにより、世界の生命、全体性の生命が息づくもの。 みずから、は、世界。人は独立して生きていない、という意味以上に、すべて

「大石さんのは対話じゃない」

ですよねぇ。そうなんですよねぇ。 自分のは対話じゃないんだと思うんですよ。 唐突ですが、最近、こういう話が立て続けにあって。「そんなの対話じゃない」と言われましたし「仙台たき火ティーの場では対話は出来ない」というお言葉を頂いたり。実際、自分も「いやあ、そうですよねぇ」と思ってて、んで今日はたまたま、自分の中から言葉も出て来たので出そう、と思って出します。 自分でも分かってて。「対話、対話」「ダイアローグ、ダイアローグ」と言いながら、自分のやっていることが、その筋の方々から

誰として何をするか。

自分は焚火の火守をして、 他人に囲まれながら、感じている。 焚火を囲む人々の変化を。 なんとなく安心していく雰囲気。 ゆったりと体が緩み始める人。 一息をつく。心の底から一息をつく。 久しぶりの呼吸。 話しはしない。ことさら表情を見ることもない。 ただ、輪の中で隣にいる。 何かが起こっているのは分かる。 その瞬間、その場所に、その名前も知らない人と共にいるのが好きで。 何もしない。 静かに、鳴っているかなっていないのかすら分からない位のボリュームの音楽のように、すっと

すべては1人から始まる~街の焚火場(青葉の風テラス)1周年~

「すべては1人から始まる」。昨年ちょっとその界隈で流行ったトム・ニクソンさんの書籍の事ではないです。まあ、それも関係はしているんですけども。 で、いきなり脱線するんですけども、昨晩ですね、夢に中森明菜が出て来たんですよ、(この振り方同様に)唐突に(笑)。 「俺、ファンでもなんでもないよ! ちょっと、明菜!出る場所、間違ってるよ!?」 という感じな訳ですが、なんにせよ、強烈にインパクトがあったし、今、独学でユング心理学関連の本を読んでいるためか、この夢がどうにも気になりす

【読む焚火 その9】仙台駅前での焚火が一体何だったのか言葉にしてみるという苦行、あるいは、「他人と共にいることを受け取った自分たち」へのラブレター。

序 あー、何度目だろうか、書き出すのは。3回?4回?5回?いや「書かなきゃ」と思ったことを含めれば、10回は超えている。そう、書かなければいかんのだ。そして書こうとチャレンジはしてきたのだ。期間中に断片的に自分が出してきた言葉をペタペタとコピペしたり、あるいは他の誰かの感想をペタペタとコピペし、入れ替えして、あれして、これして。しかしながら、10/10の社会実験が終わってから、それらの断片が「保存」ボタンを押されることはついぞ無く、今日に至っている訳です。 10日ほど経過

仙台駅前で焚火します。

こんにちは。お久しぶりです。たき火ティーのユタカです。 9/23~10/10、仙台駅前で焚火しますここでも記事にしてきましけども、昨年秋に一人で勝手に「仙台たき火ティー」という焚火のコミュニティーを作りました。そんで、バカみたいに焚火ばかりしていたら、仙台市の社会実験である「青葉通仙台駅前エリアのあり方検討プロジェクト 『MACHITO SENDAI』」の場で、18日間焚火をする事になりました。 採用の仕事を始めて20年、現在の仕事で11年、職業として人と組織の関係性を考

「街の焚火場」を終えて。

仙台たき火ティー「街の焚火場」         feat「ことばの焚き火」 5/30 @青葉の風テラス 5/31 @ユーメディア さて。 何が起きたんだっけ? 焚火をしただけ。 同じ一つの小さな火を、それぞれに、だけど一緒に眺めただけ。 それだけ。 前から知る友人や、初めて会う人や、 「ことばの焚き火」という本を作った人、 この地に住んでいる人、旅をしている人、 大人に子供。 迷いの無い人、迷ってる人。 誰かといる人、誰かを想っている人。 何を話したんだっけ?正直、も

街の焚火場(対話の会)開催します。

昨年、仲間内での焚火、から始めた「仙台たき火ティー」。厳冬期の秋保での開催は30回を数え、延べの参加者数も100名近くになりました。 焚火そのものの魅力に、半ばとりつかれるように、毎週末を焚火と参加者との対話に浸かって過ごしてきましたが、次第に、そんな「焚火のような対話の場を街場でも持ちたい」と考えるようになりました。 そんな折、「対話」や「人や世界とのつながり」を、「焚火」のメタファーを通して表現した書籍を仲間が発行する、という、シンクロしか感じない状況が生まれました!

【読む焚火その8】「ことばの焚き火」感想文

これは本。当たり前だ(笑)。だから、はじめに、なんによせ、以下の僕の駄文を読む位ならば、是非本体に触れて欲しい、と思います。読んで欲しい、結構切実に。 「ことばの焚き火 ダイアローグ・イン・デイリー・ライフ」 著者 大澤真美、中村一浩、植田順、野底稔 発行 ハンカチーフ・ブックス 発売 サンクチュアリ出版 新しい世界への航海に出る時に、旧世界の海図を持って出ることほどバカげたことはないです。言うまでもなく、この本は、このデジタル全盛のこの時代に、「書籍」という形をとる必然

読む焚火。

こんにちは。 仙台たき火ティーの大石です。 「仙台たき火ティーの」とか言ってますが(笑)、 勝手に自分がFacebookページやっているだけですので、「そう言われましても…」感があり過ぎかと思いつつ、こんにちは。 普段は、目下「根城化」している仙台・秋保でのたき火の様子や、そこで思ったこととか、焚火に来てくれた方々の言葉なんかを主にSNSでシェアさせてもらってます。 僕なりの想いや意図もあってな訳ですが、まあ、それはおいておいて、今日は実験的に「読む焚火」をシェアしてみ