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RUNTEQを選択した理由・取組中の本音

はじめに

元製造業で未経験の私が受託開発企業から内定を頂き、駆け出しエンジニアとしての第一歩を踏み出すことになりました!

前職を退職してプログラミングスクールRUNTEQに入った時期が2020年10月なので1年半かけてやっとエンジニアとしてスタートを切ることができました。

ここまでかかった原因は、完全にセルフマネジメント能力環境の整備を怠った結果です。
これからRUNTEQを受講する方やエンジニア転職しようと検討している方の、反面教師になれるように赤裸々に書こうと思います。
最後までお付き合い頂けると嬉しいです。

就活の総括としては書類やエントリーは30、面接した企業は全部で7でした。期間としては4ヶ月ちょっとで内定が出ました!

※ RUNTEQを検討している方は、twitterや実際に受講生が作成したものを見るのが一番情報としておすすめです!
twitterでRUNTEQと検索すると実態がわかると思います!

お世話になったスクール(公式サイトリンク)はこちら↓
https://runteq.jp/

簡単な自己紹介

最終学歴は職業訓練校を卒業して、扱いとしては短大です。(2年)
通っていた短大では電気を専攻していました。
卒業後は自動車工場の設備に対してメンテナンス(パーツ交換や、点検など)をする仕事をしていました。

仕事自体は高度な技術を扱うし、機械や電気の知識を駆使するので今後なくなる仕事でもなく将来的な不安はなかったです。
が、一つどうしても我慢できないことがありました。
交代勤務です。(早番、遅番、夜勤)
仕事の性質上どうしても交代勤務が発生します。
入社する前はその分手当がついて、給料上がるからラッキーぐらいに思ってましたが、1週間ごとに起床時間と睡眠時間が交互に変化する交代勤務は体力的にも精神的にもきつく、これを一生続けれるかと考えるとゾッとしました。

エンジニアになろうとしたきっかけ

きっかけはこのまま一生交代勤務は無理!と感じ、PC一つで仕事ができ、かつ将来性もあるwebエンジニアに魅力を感じました。

というのも、趣味は自作PCですしもともと産業系の職業訓練校卒業しているので、プログラミング自体には少し親和性がありました。
学校自体にコンピューターサイエンスを学ぶ科もあったのでなんとなくは興味があったのです。
また人が行っていた作業を、機械に置き換えて自動化するみたいなことが自動車工場では日常茶飯事で、生み出す側になりたいなーと漠然と感じていました。(メインは運用なので開発業務はなかった)

そんな感じで、PC一つで仕事ができる(働き方を選べる) + 生み出す側になるという働き方を叶えるのがwebエンジニアでは?と感じたわけです。

その後両親に相談、反対されましたが、なんだかんだ実家へ転がり込んでRUNTEQへ入学します(恵まれている)。

数あるスクールの中からなぜRUNTEQを選択したのか?

ひたすら、検索をして各スクールの悪い評判を探しまくりました。
比較検討していたのはDMMやポテキャンなどなど….
普段から買うもの一つに対して、なにからなにまで入念にリサーチするタイプです笑。

その中でもRUNTEQは悪い評判が一つもありませんでした。
正確に言うと、難しいから覚悟を決めろみたいなニュアンスの前向きな心配要因は存在しましたが、いわるゆるサポート面やカリキュラム自体の悪い評判は見当たりませんでした。

またおそらく現役エンジニア(実際に働いているところを見たわけでない)をしている方のブログやtwitterを拝見するとRUNTEQの言及をしており、どれもポジティブなものでした。
またRUNTEQではカリキュラムの内容を公開しています。
当時その内容をみて自分では良いのか悪いのか判断はできませんでしたが、twitterの反応や個人ブログを見ている限り良さそうでした。
リサーチの結果、RUNTEQがなんだか良さそうな気がするいう証拠がいくつも出てきたのでRUNTEQを選択しました。

カリキュラムの特徴

RUNTEQのカリキュラムは学ぶ→実践という構成になっています。
具体的な例を上げると、当時私の受講したコースでは最初にRailsチュートリアルという教材を一通り取り組んだ後、理解度確認テストに取り組み合格基準に達したら次のステップへ進むという必ず実践ステップが存在します。

学びばかりで実践しないと…

プログラミング学習ではついついずっと学んでアウトプットしないということをやりがち、というかなんだかやった気になって満足感があります。
それに対して、アウトプットはかけた時間に対して全く進まないという現実と向き合わなければいけません。精神面でコスパが悪い。
特に初学者の頃は単語やメソッドの役割を一つ一つ調べるたびに、何時間とかかります。
それに対して学ぶだけならどんどん進んでやった気になり今日は頑張った感が出る気がします。コスパがいいですね。
しかし学ぶだけでは実際には何も身につきません。

下記に実践しないことの意味のなさをカレーを題材に表してみました。

カレーを作るためにカレーの作り方をyoutubeでひたすら見る、しかしカレーは作らない。
また、厄介なことに今度は本場のカレーの作り方も気になり、本場のカレーの作り方をyoutubeで見始める。
今度はシチューの作り方が気になる。
そして包丁の使い方を知らないことに気づき包丁の動画も見始める。
今度は良いスーパーの見分け方見てる…そして行かない

というように、実践をしないと意味ないですし、何も身につかないというか何もできません。
実際にアウトプットしたときのショックが学びとアウトプットの時間に間があればあるほど大きくなります。(全く手が動かない)
料理で例えるとバカバカしく思えてきますが、実際プログラミング学習に限らずなにかしらの学習をするときは、カレーの例をやりがちです。
ただ気持ち的には満足してしまうのでこれが厄介なところです。

Railsを学習中飽きたからって、他の技術が気になりだしてませんか?
今やることはなにか?を考えてみてください。
目の前のことから逃げることが目的の学習ほど身にならないです。

カリキュラムの中に実践が組み込まれている

といっても人間ですから学びに逃げたい気持ちはめちゃめちゃわかります。
学びはやった気になるという精神面では異常にコスパが良いですから。
しかし、体に染み込ませて使いこなすという面ではコスパが悪すぎます。
この問題をRUNETQではカリキュラム側で無理やり実践しなければ行けないように仕組み化してくれています。
しかも基礎ステップが終われば後半はすべて実践フェーズです。
正直このフェーズはかなりきついですが、クリアする頃にはエラーに対してなんとなくこれで動くでしょみたいな感覚や、プログラム慣れして自然と手が動く感覚が身につきます。

下記がカリキュラム上での実践の一例です。

応用ステップでは実務を想定して、すでに完成しているwebサービスのバグ修正や機能追加などを行います。
この課題で感じたのは、とにかく人の書いたコードや自分がイチからつくっていないコードは、どこに何があるのかわからん!です。
この課題をクリアするためにはRailsがどのようにリクエストを受け取り、リクエスト後にどんな処理を行い、どんなデータを返しているかという仕組みを理解していなければ解けません。
つまり、表面的な知識では太刀打ちできません。
ここで初めて、webクライアントからリクエストが送られてくるはずだけど(そう教材には書いてある)どこで受け取るのか?確かめる方法はあるのか?などといった学ぶだけでは考えもしないことを知る必要が出てきます。
この体験を積み重ねていくことで、使いこなせるようになってきます。

カリキュラム取組中の本音

RUNTEQのカリキュラムは正直かなり難しいです。
特に応用ステップではインターネットを検索しても具体的な例は出てきません。
学んだ知識を駆使して具体的なコードに起こす必要があります。

挫折しかけた話

正直な話私は、定期的なネガティブ期(なにもしない日)を経験してます。
復帰するまで最短で2週間、最長で1ヶ月かかる時もありました。
これを1ヶ月周期で繰り返すという堕落ぶりでした。
こんなことをしているから1年半かかりました笑

思い返すと、よくこんなやつがカリキュラムをやりきりポートフォリを完成させ企業から内定もらえたなと感じてます。

やめさえしなければサポートしてくれる

やりきれた理由としては、バティー制度が大きかったと感じています。
RUNTEQでは受講生一人にバディというサポーターが一人ついてくれます。
例えば、まったく1週間カリキュラムが進んでいないとDMで進捗確認のメッセージが飛んできます。
ネガティブ期の私はまったく手をつけていないので、焦りを感じ少しカリキュラムを進めて「少しずつ進んでいます(実は今まで何もしてなかったとは言えなかった(汗))」とメッセージを返していました。
これを何度も行ってくれました。嘘ついてごめんなさい。
しかし私にとってこれはカリキュラムと向き合うトリガーになってくれました。
またポートフォリオの作成に行き詰まっていた時、担当バディの方からポートフォリオの発表会の主催をしないかと提案されました。
主催なんてやったことなかったし悩みましたが、このままではポートフォリオが完成しないと感じて自分を追い込むトリガーとして提案を受け入れました。
結果発表会までにポートフォリオをリリースでき、完成させることができました。
正直発表会の主催やってなかったら完成してなかったんじゃないかと震えています。
このように進捗が遅いと定期的に確認してくれたり、時にはこれやってみませんか?みたいな提案もしてくれます。

相談するのが苦手で頼れなかった…

私は、昔から人に頼るのが苦手でRUNTEQ受講中でも面談を入れて、相談するのが苦手なタイプでした。(あまり活用できなかった)
なんか人に頼ることを極端に嫌がり、気づいたときには大変なことになってます。
そんな相談できないタイプの私にもDMや発表会の主催といった提案をしてくれ、就職まで導いてくれました。感謝しかありません!
こういった自分からはあまり相談できないタイプの人間にも、続ける意思さえあればサポートし続けて復活してくれるのを待ってくれます。
ただ、あの時相談していれば…という後悔もあるので素直に相談したほうが良いと思います。
ただ、やめさえしなければサポートし続けてくれるので相談が苦手でも続ける意志さえあればなんとか方法を考えてくれます。
いちばん大事なのは続けることです。

就活の特徴

RUNTEQのサポートの充実の凄さをお話したと思いますが、就職サポートはもっと充実しています。
書類作成から面接対策、自己分析などをしてくれます。
またすごいのが、卒業認定されれば就活サポートの期限は存在しません。
つまり期限がないため、自分の納得のいく企業に就職するまでサポートし続けてくれます。
ここまで取り組んでいるスクールは少ないのではないでしょうか?
また、カリキュラムの時と同様に進捗管理をしてくれます。
進捗が悪かったら面談や、メッセージで励ましや今後どうするかの相談に乗ってくれます。

就活中の本音

カリキュラムの時と同様にネガティブ期(何もしない日)が就活中にも発動しました。
カリキュラムの時もそうですが、ついつい「社会人経験少ないからな…」や「ポートフォリオのユーザ少ないしな…」などないものねだりしたり過去の変えられない事実に悩んでいました。
こう考えてしまうと最後で、前に進めなくなります。
変えられないことは一切考えないで(適度な楽観主義)、今変えられる目の前のことに集中することが結果的にプラスの方向へ進む気がします。
そんなネガネガしている私でしたが、進捗管理と励ましのメッセージ・自己啓発本のおかげで後半はなんとか重い腰を上げて前向きに就活に望めました。
最初から前向きな気持ちで取り組むことができれば、こんなにかからないと思います。
実際効率よりも前向きに取り組む姿勢のほうが遥かに重要だということに今更ながら感じます…。
逆にRUNTEQを通して気づけてよかったとも思っています。
リモートワークが前提の職種ならば、仕事のペースや日々の感情コントロールは自分で制御できなければ生き残れないでしょう。
オンライン学習というのはこのような自走力のトレーニングにもなると思います。

注意点や挫折しないためには

ここまで読んでくれた方は、こいつ堕落しすぎでは?と引いたと思います。
諦めさえしなければ、RUNTEQはやりきれる環境が整っています。
しかし、できれば効率よく怠けることなくやりきりたいですよね。
ここでは私が最初からやり直すとしたらどうすればよかったかを書いていきたいと思います。

効率を考える前に環境を整える

RUNTEQのカリキュラムはすべて、オンラインで完結します。
どこでもできる!時間に縛られない!といったメリットがありますが、同時にいつやるかは受講生に委ねられています。
効率よく学習すればとか感がないほうがいいです。
効率とかは正直微々たる差でせいぜい1.2~1.5倍くらいしか変わらないと思います。
それよりも毎日0.0001でも前に進むほうが遥かに価値があります。
私もやらなかった日の言い訳に「効率よくやればいいでしょ!」みたいな言い訳をして、結果内定まで1年半かかっています。
私はフルコミットで朝から晩まで学習できるという、非常に恵まれた環境にもあったのにも関わらず全期間で見ると学習に費やした時間で考えると、学習に使えた時間を実際の学習に費やした時間で割るとおそらく50%も使っていなのではないかと思います。
そのくらいダラダラしてました。
特にこれまで受験勉強などの普段から学習の習慣がない方は同じ過ちを犯す可能性が高いのでどうすればよいか対策を考えてみました、是非取り入れてください。

私の場合は環境が原因でした。
私は堕落しまくってましたが、学生時代や職場ではむしろ努力家として評価さていました。
あれ?まったく評価が違いますね。
思い返してみると家では何もやらずに、授業や仕事が終わった後に学校や職場に残って学習や資格勉強の時間に当てていました。
つまり環境です。
家や職場が学習する場所でしたが、家はリラックスする場所だと認識していたようです。
実際受講中にコワーキングスペースに契約をして学習を進めたところ、怠け癖はかなり改善しました。
逆に休憩ができないという副作用が発生しましたが…(前向きな悩み)

ここから考えられるのが、人の目に晒される環境で学習することです。
コワーキングスペースや図書館など、物理的にここは学習する場所を決めておくのがベストだと思いますが、それが厳しいならばRUNTEQの受講生になるとDiscordのコミュニティーに入れます。
その中でカメラをONして学習すれば人の目に晒されることになるのでコワーキングスペースと同じ効果を実感することができます。
ただ、いつでも簡単に退出できるのでやはり場所に縛られる方がより効果的です。
私はコワーキングスペースにそもそも行く気が起きないときにDiscordのコミュニティーに入って学習するというスタイルを取ったりしていました。
いくのも結構ハードル高いんですよね…
今後受講する方で、家で学習する習慣がない方はぜひコワーキングスペースを検討ください。

注意点として効率を良くしようと考えるだけ無駄です。
RUNTEQのカリキュラムを行っている時点ですでに、アウトプット前提の学習をしているため効率を考えなくても十分に効率的です。
それに効率よくして時間が半分になるでしょうか?
半分にもならない効率化は考えるだけ無駄ですし、学習習慣が身についていないうちは麻薬と同じだと認識してください。
それくらい危険です!
私はよく自分ができないのは効率が悪いから、効率の良いやり方を学ぼう(目の前のことから逃げることを正当化する)みたいなことをやってました。
効率の話は自分との約束を守れた上での話です。(毎日8時間学習するなど)
守れないうちは効率の話は一旦忘れましょう。

結局いちばん大事なのは前向きに取り組めるか

私はカリキュラムに取り組んでいるときも、就活の際も壁にぶつかると常に変えられない事実に悩んでいました。

「学歴がないから…」「会社1年半でやめたから...」「ほかの受講生と比べて…」などなど…
このような思考パターンになるたびにネガティブ期(何もしない日)が訪れました。
ただ、変えられないことをいつまでも悩んだとしても解決方法を思いつくわけでもないですし、悩んでる時間分そこで停滞してしまいます。

この経験から感じるのは変えられないことに悩んでも何も解決しないことです。
なにより悩むたびにネガティブな気持ちになりどんどん自体は悪化していきます。

毎日前向きに取り組む一つの方法として、私は気持ちの再認識という方法を取り入れる様になりました。
これまでの私は「会社一年半でやめたから」なーというインプットが現れたらアウトプットとして「こんなやつどこも雇ってくれないよ」というようなネガティブに対してはネガティブなアウトプットしかしませんでした。

これを「まだ20代だからまだチャンスはある、そんな卑下することはない」というように一度ネガティブに感じたことをポジティブに変換するということ行っています。

ついついネガティブなことばかり目がいってしまいますが、冷静に考えるとポジティブ要素も見つけることができます。
ポジティブ思考を進めているわけでなく、現実をしっかりと見つめその上で今やるべきことはなにかを考えようという提案です。
嘘ではない、自分のプラス要素や自分の行動次第で今からでもできることを考えて、毎日取り組むことです。

カリキュラムや就活をする上で効率とかやり方も大事ですが、いちばん大事なのは取り組む姿勢です。
変えられないことに頭を使わずに、今からでも変えられることに集中することで、無駄な時間を過ごさずにすむと思います。

まとめ

個人的に大きかったのはバディ制度です。
この制度のおかげでやりきることができました。
逆にこの制度なかったら多分途中で離脱していたと思います。
これから受講する方は環境構築前向きな姿勢を日々意識しながら学習をすすめると同じ失敗をしないと思います!
スクール選びで迷っている方はカリキュラムの内容も大事だと思いますが、サポート面も考慮入れてみてはどうでしょうか?
私はサポート面で非常にお世話になりました。

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