『非常識な成功法則』 神田昌典の考え方 第5回
『非常識な成功法則』 神田昌典の考え方 第5回
『非常識な成功法則』 神田昌典 フォレスト出版
2002年6月29日 初版発行
2002年8月19日 10刷発行
神田さんがこの本の中で書いていることは、一見すると常識に反することですが、真実であることを実証しています。
あなたも神田さんが述べていることの一つでもいいですから、実践してみれば結果に結びつくかもしれませんよ。
「やらないで後悔するするより、やって後悔するほうがずっといい」というのが、私の信条です。
「非常識」がキーワードです。非常識だから注目される。非常識だから反感を持たれる。非常識だから成果が上がる。非常識だから疑いの目で見られながら、興味を持たれる。
お客の感情をベースに、相手から手を挙げてもらう方法は「感情マーケティング」
相手が買う確率が高いかどうかを判断すること。購入する確率が高いお客にだけ時間を使う
自分の客としてふさわしくないお客はお断りするというセールスを「殿様セールス」と呼んだ。感情マーケティングと殿様セールスを組み合わせると、極めて営業が効率的になる
🔷編集後記
この元記事をアメブロに投稿したのは、10年前のことです(2013-12-26 18:39:59)。なお、今回再投稿するにあたって加筆修正してあります。
この本が出版されたのは2002年6月29日です。
今から21年前のことです。
しかしながら、この本に書かれている内容はいささかも古びていません。
もちろん、時代の変化で表現方法は今とは違うことはあるかもしれません。
「日本の常識は世界の非常識」「昨日の常識は今日の非常識」などと表現されたことがありました。
少子高齢化が世界一速く進行している日本が、これから将来に向けて何ができて、何ができないのかを考えることがきわめて重要です。
政治家や官僚に任せっぱなしにせず、国民一人一人が考え、行動することが求められます。
今後、カリスママーケッターと呼ばれた神田昌典氏の著作の内容から、激変する現代においても一度立ち止まって再考してみる価値があると思われる事柄をお伝えしていきます。
少しでも、あなたのお役に立てれば幸いです。
今回の投稿から印象的な言葉を取り上げます。
🔴「感情マーケティングと殿様セールスを組み合わせると、極めて営業が効率的になることがわかった」
何と傲慢な考え方と思われたかもしれません。
しかし、自分が売りたい商品を売りたい価格で売るためには、顧客を選ぶ(ターゲットを絞る)ことも必要になります。
わざわざ値下げしてまで販売する必要はないとも言えます。
値下げすれば利益を減らすことになりますから。
神田氏が言いたかったことは、「お客様は神様ではない」ということだ、と私は考えています。
良いお客様とは、こちらの思い通りに行動してくれる人たちのことです。
お客様の言いなりになることではない、ということです。
但し、上客の場合は時としてわがままを聞いてあげる度量は必要です。
⭐著者略歴
神田昌典
実践マーケッター
上智大学外国語学部卒。在学3年次に外交官試験合格。
4年次より外務省経済局勤務。
その後ニューヨーク大学・経済学修士およびペンシルバニア大学ウォートンスクール・経営学修士(MBA)取得。
コンサルティング会社勤務を経て1993年米国ワールプール社勤務。
1995年同社日本代表に就任。
人なし、予算なし、商品なしの状況から、2年で年商8億円の規模に育てる。
1998年株式会社アルマック社設立。
コンサルティング業務を行うとともに、顧客獲得実践会を主宰。
発足後4年で全国3600社を超える中小企業が参加。
現在、ダイレクト・レスポンス・マーケティングを実践する組織としては日本で最大規模である。
著書に『小予算で優良顧客をつかむ方法』(ダイヤモンド社)
『あなたの会社が90日で儲かる』『もっとあなたの会社が90日で儲かる』
『口コミ伝染病』(以上フォレスト出版)
翻訳書に『あなたもいままでの10倍速く本が読める』(ポール・R・シーリィ著 フォレスト出版)などがある。
<『非常識な成功法則』著者紹介から 2002年6月29日現在>
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