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【村田製作所からMurata Newsletterが配信されました】 (2021.11.24 10:00) Vol.1

村田製作所から配信されたMurata Newsletterのうち、私たちの身近に関係のありそうな内容をご紹介します。
配信の日付は前後することがあります。

Murata Newsletter

🔷 村田製作所 代表取締役社長の中島規巨(なかじま・のりお)氏のインタビュー記事が掲載されました。

「これからの役割と持続可能な社会の実現に向けた貢献について語って」います。

私が個人的に重要と考える個所を取り上げていきます。

🔶 超スマート社会の実現を支える~時代の要請に応え続けるムラタ(2021/11/08)

このインタビューを読んで、村田製作所は部品メーカーから脱却し、完成品メーカーへ転換を図る準備をしているところなのだな、と感じました。
 
さらなる売上高と利益の増大を狙うなら足元を固めながら、より大きなビジネスを展開する必要があります。

ただし、すぐに転換はできないので、5Gの先の6G(2030年)を見据えて会社を変革して行こうとする意気込みをとても強く感じました。


▷ 超スマート社会のインフラ、センサネットワークの構築に貢献 ◁

「村田製作所は、時代の要請に応えるセンサネットワークの構築に必要な技術・製品の開発をリードし、需要に合った生産体制を整え、タイムリーかつ必要な量を確実に提供していきます」

◎ 当面の目的であり、できることを地に足をつけてきちんと取り組む姿勢が示されていると思います。


▷ 5Gの利用拡大で、あらゆるモノの電子化が加速 ◁

「5Gは、社会にイノベーションを起こす起点となるインフラであり、社会のあらゆる場所に、様々な目的で置かれている機器・設備のスマート化を加速させます」

◎ 5Gにおいて、村田製作所は「機器部品の基盤となる電子部品『EI(Electronics Infrastructure)商品』」を提供し、社会に貢献していく覚悟が出来ている、と宣言しています。


▷ 6G向けデバイスの開発では、村田製作所の真価が問われる ◁

「村田製作所では、高性能・高品質な6G時代のデバイスを実現するためには、材料開発からスタートする必要があると考えています。(中略)材料、生産工程、デバイスの各技術要素を密に擦り合わせて開発できる点は、他社にはない私たちの強みでもあります」

◎ この部分は村田製作所の技術力の高さを示す自信の表れと考えました


▷ 「エコプロダクツ」「蓄電池」「RE100」*で脱炭素に貢献 ◁

「村田製作所は、脱炭素に向けて3つの側面から貢献できると考えています。

まず1つ目は、部品の小型化を極め、電子機器を構成する電子部品での電力損失を削減すること。

次に2つ目は、太陽光パネルで発電した電力を蓄積して使い勝手のよい電源として利用できるようにする「蓄電池」ビジネスに注力。

そして3つ目は、私たちの事業活動自体の省エネルギー化、あるいは再生可能エネルギーの活用を推し進めることによる貢献です」

*RE100:自然エネルギー100%での事業活動の実現を目指す国際ビジネスイニシアティブ

◎ ESG(環境、社会、企業統治)を意識した取り組みです。


▷ パートナーとの協業で、価値あるシステム・ソリューションを創出 ◁

この部分がインタビューの眼目であると思いました。

「この先5年間、10年間で、お客様の価値創出のモデルと、村田製作所に求める役割が大きく変わっていくことでしょう。(中略)今後は、機器のハードウェア全体、もしくは機器の機能そのものを実現するソリューションの提供が求められます

「専門性の高い技術を保有するパートナー、あるいはユニークな技術を保有するパートナーを的確に見つけて、共に商品開発に取り組むことが不可欠になります。」

◎ この個所を読んで、村田製作所は部品メーカーから脱却し、完成品メーカーへ転換を図る準備をしているところなのだな、と確信しました。

いかがでしたでしょうか?

2022.05.09の終値は8,208円で、まだ10,000円に届いていませんが、長期的に考えれば村田製作所の将来に期待感が高まり、株価も上昇し、時価総額も大きくなっていくでしょう。


⭐ まとめ

これからの役割と持続可能な社会の実現に向けた貢献をするという決意表明
 
村田製作所は部品メーカーから脱却し、完成品メーカーへ転換を図る準備をしている
 
・超スマート社会のインフラ、センサネットワークの構築に貢献

・5Gの利用拡大で、あらゆるモノの電子化が加速

・5Gにおいて、村田製作所は「機器部品の基盤となる電子部品『EI(Electronics Infrastructure)商品』」を提供し、社会に貢献していく覚悟が出来ている

・6G向けデバイスの開発では、村田製作所の真価が問われる

・「エコプロダクツ」「蓄電池」「RE100」*で脱炭素に貢献

・パートナーとの協業で、価値あるシステム・ソリューションを創出


⭐ 出典元:超スマート社会の実現を支える 〜時代の要請に応え続けるムラタ


◎    村田製作所(6981)の株式に関する詳細情報


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