今週の note (5243) の株価推移 (2023/02/06~02/10) Vol.008
今週の note (5243) はどんな動きをしたのか?
✅大幅上昇しました!
ついに 500 円の壁を突破できました。それどころか 600円 を軽々と超えました。出来高を伴った上昇ですから好ましい傾向です。
✅私のスタンス
私のスタンスを明確にしておきます。
私は評論家でもアナリストでもありません。一個人投資家に過ぎません。
ですから実際に投資をしリスクを負っています。
ただし、ポジショントーク(自らのポジションに対して利益が出て欲しい、といった願望を含んだ発言)にならないように十分に注意します。
つまり、良いことも悪いことも分かっている場合には明らかにするという意味です。
【02月06日~02月10日の note (5243)のデータ】
🔷今週の note(5243)は 462 ~ 643 円(終値ベース)で推移しました。
*画像はSBI証券のスマホアプリから拝借しました。
⭐出所: SBI証券
今回から5分足・日足・週足チャートを掲載します。2022年12月21日の上場から2カ月近くが経過しているからです。
🔷02月10日の note(5243)のデータ
終値 630 円
前日比 -13 円 -2.02 %
出来高 24,828,000
売買代金 16,079,578 千円
*データはマネックス証券の「売買代金」から拝借しました。
⭐出所: マネックス証券
https://www.monex.co.jp/
<02月06日~02月10日の終値ベース>
高値(02/09) 643 円
安値(02/06) 462 円
🔴高安 181 円の大きなレンジでの値動きでした。
*データは「株探」から拝借しました。
⭐出所: 株探
🔷ついに終値で 500 円(終値ベース)の壁を超え、さらに 600 円を突破しました。
500円の壁を軽々と超えていきました。10日の終値は 630円。
5日間のうち、4日で上昇しました。
ニュースを見てみましょう。
✅株価が上昇しない理由(再掲)と今回上昇した理由
原因はいくつか考えられます。
●赤字決算であること
●材料が乏しいこと
●地合いが良くないこと
●IR(株主に対する広報活動)が少ないこと
今回上昇した理由
●IRを公表したこと
🔴今後、さらにIRをもう少し積極的に行なっていくことが欠かせないと考えています。
1件だけの情報開示(第1弾)では一時的に上昇しても、その後は反落するか横ばいになるからです。好材料が出てもだいたい2~3日で収束に向かいます。
よほど大きな株価材料(例えば大型M&A案件が明らかになり、売上・利益の大幅な貢献が見込まれるケース)が出なければ、株価のしばらくの上昇は見込めません。
第2弾、第3弾の材料を素早く提供することが欠かせません。
打ち上げ花火をイメージして頂くと、理解しやすいかもしれません。
1本打ち上げた後に2本、3本、4本・・・と連続して打ち上げれば花火を鑑賞している人たちの目を釘付けにすることができますね。
ところが、1本打ち上げた後で、トラブルがあって2本目、3本目がすぐに打ち上げられない場合、盛り上がっていた場の雰囲気が萎んでしまいますね。
それと同じようなものです。
時価総額 94.6 億円
発行株式数 15,019,700 株
52週高値 643 円 (2023/02/09)
昨年来高値 643 円 (2023/02/09)
52週安値 401 円 (2023/01/04)
昨年来安値 401 円 (2023/01/04)
*データは「株探」から拝借しました。
🔴上場した12月21日の初値は 521円でした。公開価格 340 円と比較すると 181 円高でした(参考データ)。
初日のデータ
高値 561 円
安値 421 円
終値 439 円
🔴2月10日の騰落率は -2.02 % でした。
前日比で5日間は上昇・上昇・上昇・上昇・下落となりました。
星取表は⚪⚪⚪⚪⚫です。
今週は出来高が激増し、売買代金も大幅に増加しました。
2月10日の出来高はなんと 24,828,000 でした。先週5日間の出来高は 1,000,000 にも届きませんでした。
今週の売買は活況であったことがわかります。
IPO(新規株式公開)銘柄は、上場から3ヵ月は株価の推移、株価材料(上昇・下降の要因)、テーマ性等を考慮することが重要とされています。
その3ヵ月間で、今後の株価が上向くのか、下向くのかがある程度予想できるということです。
あくまで、限定された期間での話ですので、突発的に好材料(例:黒字転換)・悪材料(例:業績の悪化)がIR(投資家のための広報活動、つまり情報公開)で公表されると株価は大きく上下に変動します。
今回は好材料がありましたので、上昇しました。
来週はどうなるでしょうか?
🔷アナリストの利益予想 (再掲)
会社予想 コンセンサス(対会社予想)
営業利益 2022/11 -855 -860 -0.6% 営業利益 2023/11 - -230 -
経常利益 2022/11 -869 -870 -0.1% 経常利益 2023/11 - -220 -
⭐出所: マネックス証券
2023年11月期も赤字予想ですが、前年同期比では大幅に改善されそうです。
✅2022年11月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2022年11月期 決算短信をお知らせします(PDF)。
2022年11月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) 2023年1月16日
主要な部分に触れますと下記の通りです(上記PDFのデータを編集)。
2022年11月期 2021年11月期
売上高(百万円) 2,317 1,884
営業利益(百万円) △732 △456
経常利益(百万円) △742 △433
当期純利益(百万円) △756 △436
1株当たり当期純利益 △53.11 △31.96
(円 銭)
一言で言えば、増収減益です。
それでもトップライン(売上高)が対前期で 23.0 % 伸びています。
今後も売上高の増加が見込めそうですので、ボトムライン(当期純損益)は改善されていくでしょう。
✅note (5243) の株価が上昇するには、好材料が不可欠です。今回は好材料がでましたね。
例えば、海外展開を目論んでいるようですので、具体的にどの国で、どのように、そしてマネタイズするのかをIRによって公表し、アピールすることです。
幸いなことに日本経済新聞社やテレビ東京HDも大株主なので、これらのメディアを利活用して投資家に向けて情報を発信していくことが求められます。
🔴日経平均は2月3日の終値 27,509.46 円と2月10日の終値 27,670.98 円を比較すると、161.52 円の上昇でした。日本株がようやく見直し買いが入ってきたと考えられます。米国株との連動性は薄れてきています。
節目である 27,500 円を固めてきました。
来週以降 28,000 円に到達するかどうか注目されます。
米国市場を見ますと、ダウと比べナスダックの大幅な上昇が目立ちます。
もっともナスダックはこれまで大きく下落していましたので、自律反発してきたと考えられます。
特に、急落していたテスラの反発が急激です。
2月10日の終値は以下のとおりです。
日経平均 27,670.98 円 前日比 +86.63 円 +0.31 %
TOPIX 1,986.96 前日比 +1.16 +0.10 %
日経平均
52週高値 (2022/08/17) 29,222.77 円
昨年来高値 (2022/01/05) 29,388.16 円
52週安値 (2022/03/09) 24,681.74 円
昨年来安値 (2022/03/09) 24,681.74 円
⭐出所: 株探 日経平均
Yahoo! ファイナンス TOPIX
日経平均は2月7日から3日小幅続落しました。
10日に反発しましたが、小幅であったため先週末と比べ、小幅な上昇にとどまりました。
米国株の動向が気になりますが、高値引けしたことは来週の相場に期待感を抱かせました。
2月6日から2月10日までの星取表は
⚪⚫⚫⚫⚪
となりました。
節目の27,500 円をわずかに超えて週末を終えました。来週は28,000 円に届くのか、それとも調整が入り、27,500 円を一時的に割るのか試されます。
30,000 円まではまだ先のことのように見えますが、到達することはないとは言いきれません。
32,000 円に達するという強気なアナリストもいます。
気が早すぎますが、年末の日経平均株価はいくらになるでしょうか?
🔷編集後記
今週の note (5243) はついに 500 円 の壁を突破し、さらに 600円 を超えました。2日連続でストップ高を演じました。
オープンAIが提供しているサービスを no+e が採用することを公表したからです。
no+e はメディアプラットフォームを目指すという、加藤貞顕代表取締役CEOが2022年12月21日のIPO(新規株式公開)時に述べたことです。
これからも荒波に揉まれながら成長していくと期待しています。
長期目線で考える必要があります。
営業損益も経常損益も赤字が続きますが、将来への投資を先行させていますので、近い将来に黒字になっていくでしょう。
2023年はスタートしたばかりです。今後に期待しましょう!
2023月11月期は2022年11月期に比べ赤字が大幅に減少しますので、このまま推移すれば数年で黒字化する可能性が高いです。
あなたも note のクリエイターとしてだけでなく、note (5243) の株主になって応援しませんか?
🔴2023年1月3日に株探プレミアム会員に登録しました。
無料の株探会員でも使い勝手はかなり良かったです。
ですが、もう一歩踏み込んで情報を速く入手したり、プレムアム会員向けの情報を得ることにメリットを強く感じ、プレムアム会員に登録しました。
スピードと付加価値が重要だと考えています。
⭐回想録
⭐マガジン (2023.02.12現在)
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