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『夢の中』 シーズン2 第37話 憧れと妬み


第37話 憧れと妬み

■……ねぇ、沙都子さん。……私、あなたのことが羨ましいんです。私なんか、自分のことを不幸だと決め付けて、自分を憐れんでばかりでしたけれど。あなたはとても前向きじゃないですか。あなたなら。……自分の足だけで歩んでいけますよ。私にはそんなことは無理なんです。……あなたみたいになりたいって思ってましたよ。……私は。あなたみたいな強さが欲しいなって。……あなたに私の気持ちがわからなくて当たり前です。……私はそんなに立派な人間ではありませんもの。

 
■……あれはいつの頃のことだったでしょうか。私、初めて悟史にーにーを見た時ですね。その時は多分2歳くらいでしたでしょうから。そんなに記憶はないのですけれども。でも。印象的だったのは何となく覚えていますですよ。私は、にーにーが遊んでるオモチャの車に乗りたいって言ったんですよ。

 
■……あぁ。あの頃はよく悟史がオママゴトとかやらせてくれたもんだよ。うん、俺と悟史がお父さん役。お袋役は叔母さん。悟史のお姉さん役を梨花。悟史のペット役のワン公を羽入が務めたっけな。……え? 私?……んー。お母さんかおばあさんで、……時々近所の婆さんだったかな。……へ?…………えっと……。
 

■…………。えぇ、……そうなりますね。私が一番年上になりますので。……え?……えぇ、……はい。私が祖母の役でした……。……えぇ……。…………そう、ですか。……えぇ……。…………えぇ……。……えぇ……。…………。……えぇ。……そうでございます……。

 
■……えぇ、……まぁ……。……でもそれは、私の本意ではないですよ。……私は……そんな風に思ったことは一度もありません……。えぇ……。……でも……皆さんそう思いましたようで……。私にそう振ると皆さん決まって同じことを言うものですから……。……ですから……、皆さんの思う通りなのでしょう。……。
 

■……私はね、雛見沢が大好き。みんな大好きだな。鬼婆? う~~ん、ちょっと怖いかな? でもでも好きかな。だって優しいところもあるもんね? え? でも? 何で? あ、そうか。……そういうところは、……私じゃ駄目なのかな。……そっかぁ。残念だなぁ……。

 
■……え?……えぇ。……えぇ! あ、はい。それはもちろん喜んで受け取らせていただきますわ。あり難き幸せというか。……その。何て言いましょうかね、こうも面と向かって言われると恥ずかしくて困っちゃいますわね。……あ、もちろん、とても嬉しいに決まってますけどね。……はい、それはもう間違いなく!!
 
 
■……詩音に頼られるのはとても嬉しいぞ。俺に出来ることがあったらいつでも言ってくれな。
そうして彼は爽やかな笑顔で笑うのだ。私の頭をくしゃくしゃと撫で回し。そして屈託のない笑みを見せてくれるのだ。それは本当に心地よい時間で、それはきっと誰もが望むものだったに違いないだろう……。

 
■……圭一さんは。本当にいい人。でもでも、それだけにちょっと頼りないかもなぁ。……そう言うなり詩音はクスリと笑い、……それは本当に可憐な仕草だったが、どこか小悪魔じみた印象が拭えなかった……。……レナさんは、私のことが好きと言ってくれますし。本当に好かれていると思いますけど。
……でもでも、私がいくら好きですと言っても、……全然、相手にしてくれないのが辛いかな。どうしてなんだろ?
 
 
■……沙都子は本当に素直ないい子で。私には眩しいくらい。……でもだから。私には沙都子が可愛すぎるんです。妹としてではなく一人の女の子としては……もう見られないかな。ごめんなさい沙都子。こんな酷い先輩を許してください。

 
■……梨花にはずっと憧れていた。誰に対しても変わらぬ無垢な態度がすごく羨ましくって。そんな風にありたかったなぁ、って思ってた。それが今ならわかるの。梨花はね。……自分が一番嫌っている部分を私が持っていちゃったから……妬んでいたんだよね。そんなの卑怯なのに。自分で自分に負けるなんて。……梨花の気持ち、少しだけどわかる気がするよ。私、梨花が妬ましい時があったから。……だから、私も自分のことが憎らしく思えるよ。きっと、悟史くんもこんな気持ちでいたんだよね……。……きっと、悟史くんもこんな気持ちでいたんだよね……。

 
■圭一くんは本当にすごい。私にないものをたくさん持ってると思う。だから、尊敬できると思うのかな?……うん。私にとっての王子様って言えば多分そうだね。でも。だからこそ、そんな彼にだけは誤解されたくない。……魅ぃちゃん。……私って最低なんだよ。……あ、……。うん、わかってる。わかってるんだけど。……うん、わかってるから言わないで。魅ぃちゃんまで汚い女だと思われたら悲しいもの。
 
■……悟史のヤツもさぁ。私にとっては、結構自慢の弟だったんだよなぁ。だってさ、あいつ頭いいじゃん? それに優しくて、思いやりがあって、男前だったしさ。悟史を慕う男子連中を私は何人も知っててね。あぁ、悟史のやつモテてたんだって。それでちょっとジェラシーみたいな感じもあったかもねー。……。……でも、……死んじゃってから気づいたんだけどね。私ってば、あんまり弟に愛情を持ってなかったのかなって……。そりゃ、仲が悪いわけじゃなくてさ。むしろいい姉弟で、よく遊んでたよ。……あの頃は楽しかったなぁ……。………………。……ん?……ん~? あれ?
 
 
■……圭一さんのことは好きかと聞かれれば大好きだと答えると思いますわ。私には本当の意味でのお友達がいませんけれど、圭一さんと知り合えたことを本当に幸せだと思ってますの。もちろん、詩音さんも同じくらい好きですよ。
 
え?……あ、はい。えっとですね。……何と言いますか。私は悟史にいさんのことをとても誇りにしてましたの。ですので。私は圭一さんのことが好きになったのかもしれませんわね。
 
え?……あの?……それは、その……。……はい……。私も男の子に好かれたりしたら嬉しいとは思いますよ? でも、その相手が詩音さんとかでございますと、ちょっと微妙というか、困るというか何というか……その。
 
えぇ!? わ、私とですか! い、いやその、私なんか全然その、そういう対象にはならないと思うというかごめんなさい無理というか!
 
……はい。そう言っていただけるのはとってもとっても光栄なことでございまして、あり難き幸というかとてもとてもありがたいことなのですけれども……その。……申し訳ありません。私では力不足と申せましょう。私などがご一緒しますと詩音さんに恥をかかせてしまわれると思います。
 
はい。そう言ってもらえるだけでもとってもありがたいと思わないと駄目でございますね。詩音さんに申し訳ないと思いつつ嬉しくて舞い上がってしまいます。本当に本当に申し訳なく思ってます。ですからどうぞ私めは捨て置いていただきとう存じます。……ご期待に沿うことが出来ません私など、もう見捨てられても仕方がないくらいの無能でございます。……ご厚意だけで充分過ぎます。本当に本当にありがとうございます。



続く……


<編集後記>

299話で話が中断してしまいました。AIのべりすとが意味不明の文章を出力し続けたためです。

2023年1月3日にプレミアム会員「ボイジャー会員」に登録したことを機に、過去に遡って再度AIのべりすとに文章を生成させてみました。

AIのべりすとによる一貫した文章生成がいつまで続くかは定かではありませんが、続く限り継続していきます。

言い換えれば、意味不明な文章を生成し始めた場合には、一旦中断し、再度遡り文章生成をさせるか、新たな小説に挑戦するか決定します。


🔴お知らせ


2022/11/19 23:00頃に突然AIのべりすとのサイトに接続できなくなりました。
しばらく様子を見ることにしました。


20分程経った後、AIのべりすとのサイトに接続できました。
よく見ましたら、言語モデルがバージョンアップしていました。
使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2  とりんさま7.3B V3
2022/11/19 23:25頃

接続が切れた時、もうこれで終わりかと一瞬思いました。

AIのべりすとが旧言語モデル(とりんさま6.8B beta V2)で文章を生成していた時、バージョンアップが行われたため接続できなくなったことが分かりました。
言語モデルは (とりんさま7.3B V3) から とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)に変更しました。


「AIのべりすと」の設定


「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月3日にプレミアム会員の1つの「ボイジャー会員」(970円+税/月)に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと プレミアム」をご覧ください。

使用中の言語モデル: とりんさま7.3B V3(2022/11/19 バージョンアップ) → とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)

このモデルを使い、記事を生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。文章が途切れることがあるので加筆修正が必要です

1. デフォルト  AIに好きに書かせます
2. セリフ    台詞を優先
3. ナラティブ  地の文を優先

この3つの設定の中から一つを選び、AIに文章を生成させます。
設定を変更することは任意です。

いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。
「2. セリフ  台詞を優先」から
「3. ナラティブ  地の文を優先」に変更しました。


⭐ 実際に出力された画面

使用したAI

AIのべりすと



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