20年前の品の誘惑
今回はシマノホイール7700カーボン(リヤのみ)を数千円で手に入れましたのでご報告。当時は前後で20万くらいした代物なのです。
7700系ホイールはいろいろいわくがありまして、なかなか面白いんです。
90年代後半当時、マビックのヘリウムの登場で、
完組ホイール(今では当たり前の)が注目を集めました。
そんな中 シマノが初めて出したのが7700系ホイールでした。
7000番台なのに、デュラエースの称号を
もらえないという不甲斐ない感じ。
7700(アルミ)が出て、カーボンが出て、すぐにスポーク組が変更になった
7701が出て、「あれーー何しとんねん!」ってな感じだったと思います。
ぶっちゃけネガティブ面が多い印象のホイールでして、
①剛性不足
②ロルフのスポーキングを真似っこしたので文句言われる
③デュラエースの名前がない!
てな感じで。
しかしながら、
スポークが少ないという恩恵で空力は良い。というメリットがあります。
その当時、ツールドおきなわ80キロ優勝のキング〇城さん曰く
「下りが怖ろしく速いよ」とお話しされていた。
そんなこんなで、興味があったので、個人売買で見つけ購入しました。
持ち帰って回してみると・・・回転が渋い。
ま~古いホイールなので しかたない。
ちょこっと開けてみると、グリスなし。カラカラです。
とりあえず、グリスアップして。
後輪しかないので、前輪をチューブラーですので、ロルフ投入
と思いきや、タイヤが劣化で破断していました!(泣
すぐさま、石川サイクルに行って、チューブラーを購入。
今 チューブラーって絶滅危惧種なんですね。
石川さん曰く「使っている人少ないよ!」とのこと。価格もかなり高い!
とりあえずパナのチューブラーを4500円で購入。
とりあえず前輪確保!
ということで、走れる段階まで持ってきました。
で、お次の問題。
回転させてみると、ぐおんぐおん!って!バランス取れてない!
この当時のホイールってこの程度の精度か!?っと笑ってしまった。
はい 完成。
ということで明日にでもちょこっと走ってきます。
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