夜中のつぶやき「本気でしたこと以外残らない」

時間だけはあるので考え事が多いです最近。

本当に何もしてません。

毎日8時か9時くらいに目が覚めて、時々起きたら昼で、コーヒー飲んでポッドキャスト聞いてたり、（おすすめのポッドキャストが３つあるので、今度書きます）

ぼーっとしてたらいつの間にか2時間くらい経ってて、色々やろうと思ってたけど、今から準備したらもう今日は夕方だし今度でいっか。と気づいたら２ヶ月。

有休消化で４ヶ月もありゃなんでもやりたいことできるゾ。などと意気込んでいた２ヶ月前。

教えてあげたい。人間は時間が余ると何もしなくなるということを。

でも充実ってなんなんでしょう？

予定を詰めることが充実？

私の親は真面目なサラリーマンなので、就活してるのか、心配して聞いてきます。次になんの仕事をするのか、というよりは「どこの会社に入るのか？」と聞いてきます。

”ゴールデンでテレビ制作4年やってたら地方局入れるんじゃない？”

”キャリア活かせば大企業の広報とかいいんじゃない？”

そうねえ、と言いつつ一旦、富と名声に興味をなくしている娘。

新卒で就活してた時は、富と名声に大変興味がありました。

大企業に行きたかったし、そこそこお金を稼ぎたいと思ってた。

大学受験の時も、有名大学に行きたかった。

なんででしょうね？

威張りたいから？親を喜ばせたいから？

なんかそういうのも疲れましたよね。

今のこの、のんびりした生活を続けられるなら、別に喫茶店のウエイトレスでもいいんです。コーヒー好きだし。

それでいいじゃないですか。

なんで体裁って気にしちゃうんだろうね。

だってさ、「あの子テレビの仕事バリバリやってたのに、今カフェのバイトで食い繋いでるらしいよ」って言ったら、落ちぶれた感じするよね。

そう見られたく無いって、思っちゃうよね。

他人のうわごとなんて関係ないのにね。

でも数ヶ月、次は何をしたらいいんだろう？と考えてると、改めて、私って自分がしたいこと無いんだナァと思い知らされてます。

先日カウンセリングを受けた話を書いたように

悲しい哉、人の役に立って初めて生きていることを感じる性分です。

いいように聞こえますが、これはつまり、自力では立ってられないということ。

自分自身では、自分の価値を証明できないんです。

だから自分以外の何かに依存するんです。

仕事で認められる、自分の価値を感じる、私にはここしかないなどと思う、貪欲にもっと欲しくなる、その結果、身を削って命を削って仕事をする羽目になる。

こんな書き方をすると３年間最悪な仕事をしていたように聞こえるな。誤解のないように言いますが、仕事ははちゃめちゃに楽しかったです。

自分で調べ上げて取材して、面白いと思ったものが日本全国に届けられる。

こんな楽しくてお金までもらっていいんですか！？という気持ちでした。

信じられないスピードで自分が成長していくのを感じて、ボロボロになって駆け抜けて、最高に楽しい３年間でした。

そんなに楽しかったならまたやればいいじゃん！と思いますよね

同じ業界に就職することに、私が躊躇している理由は、

どう考えてもあれを超えられない、ということです。

あれだけ成長を感じ、楽しいと思えたのは、文字通り全身全霊で仕事に熱量を注いでいたからであって、

しんどいの嫌やけどゆる〜い街ブラロケとか楽しいのやりたいわ〜という感情はないんです。

もしそういう番組に携わったとき、私はきっと心のどこかで比較をしてしまう。

”いやアレに比べたら楽勝やん”

そんな気持ちでした仕事なんて、記憶にも残らないし、身にもならない。

さっき聞いていたお気に入りのポッドキャストで言ってました

「本気でしたこと以外残らない」

ほんとにそうだなと思います。

でも本気でするのって、しんどいんです。

はい、結局またここに戻る（笑）

ほどほどってどうしたらできますか（笑）

それとね、さっき富と名声を求めちゃうのは何でだろうって書きましたけど、自己顕示欲の程度の問題も１つあると思うんですよね。

専業主婦が幸せだという人もいると思うんですよ

世界が家やその周辺だけでも、満たされる人。（これディスってるように聞こえる！？全くその気はない！）

一方で、全てを手に入れて、それを誇示したい人。

結局のところ、喫茶店のアルバイトじゃ、私の自己顕示欲は満たされないんです。

役に立つことが生きる価値という考えに加えてこれだからね、結局私は、仕事して結果を出して、こんなことしてますよー！えっへん！って言いたいんですよね。そうするしかないんです。

でもそれってプライドの一種でもあり、私なんて俺なんて、と言っているよりは、数百倍素敵なことだろうと思ってます。

ただその自己顕示欲やプライドのベクトルが、昔のように学歴やネームバリューなどではなくなっていることは、私の人間力がレベルアップした証拠かなと思ってます。

今後どんな仕事をしようとも、「こんなことしてますよー！えっへん！」って思えることをしたいなあとは、思います。