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2024年6月15日バファローズ対スワローズ戦観戦記

既に1週間以上が経過してしまいましたが、先週6月15日に京セラドーム大阪で開催されたプロ野球セ・パ交流戦オリックス・バファローズ対東京ヤクルトスワローズ戦の観戦記をお届けします。


1.大阪代表バファローズ高校(2年連続3回目)

※一部事実誤認があり、修正を加えました。(2024年6月30日)
バファローズにとって交流戦最終カードとなるスワローズとの3連戦は、高校野球に因んだコラボゲーム「大阪代表バファローズ高校(2年連続3回目)」として催されており、試合開始前に明石商業高校(来田涼斗選手母校)吹奏楽部の演奏が披露されたり、バファローズの選手登場時のアナウンスが春夏の甲子園大会に準じた形式になるなど凝った演出がいくつも企画されました。
イニング間に嵐の「夏疾風」が流された時は、吉田輝星投手を擁する金足農業高校が準優勝に輝いた第100回全国高等学校野球選手権記念大会のことを懐かしく思い出したものです。

スコアボードにも選手の出身高校が大きく表示されました

さらに、ファンクラブブース「BsSQUARE」前には、バファローズの主力選手たちが高校時代に春夏の甲子園大会で着用したユニフォームが展示され、記念撮影に興じる人も少なくありませんでした。

バファローズ戦士たちの甲子園出場時ユニフォーム

2.試合展開


プレイボール直前の入場となり、天理高校吹奏楽部の演奏は聞きそびれましたが、お値打ちの上段C指定席に着席。
場内はほぼ満員御礼で、週末とあって関西と首都圏から集まったスワローズファンの比率が高かったように思います。
※余談ですが、この日長居のヨドコウ桜スタジアムではJ1リーグのセレッソ大阪対浦和レッズ戦が開催されており、試合終了後に慌ててそちらに向かった方も多いと聞きました。

先発投手はバファローズが東晃平投手(神戸弘陵高校出身)、スワローズがサイスニード投手。
2回までは両投手がゼロに抑え、均衡が続きましたが、3回表に青木宣親選手にタイムリーヒットが出てスワローズが先制。
開幕以来貧打に悩まされていたこともあり、どうにか早い時間に追いついて欲しいと願ったところ、猛牛打線はその想いにすぐさま応えてくれました。3回裏、3番打者の太田椋選手(天理高校出身)にタイムリーヒットが出て1-1の同点に。
そして交流戦で本来の調子を取り戻した4番打者の西川龍馬選手(敦賀気比高校出身)がライトスタンドに3ランホームランを放ち、スコアは4-1。一気にスワローズを突き放しました。

その後も4回裏に安達了一選手(榛名高校出身)が、6回裏に茶野篤政選手(中京学院大学附属中京高校出身)・太田選手が、8回裏に太田選手・紅林弘太郎選手(駿河総合高校出身)がそれぞれタイムリーヒットを記録し、開幕以来打撃不振に悩んでいたのが嘘のように9点という大量得点を挙げました。

対するスワローズの野手陣も、好投する東投手、そしてバファローズの継投陣相手に計13安打を放ってチャンスを作り、4回表には松本直樹選手、8回表に長岡秀樹選手がそれぞれタイムリーヒットで1点を挙げました。
ただ、チャンスこそ幾度かあったものの、古田島成龍投手(取手松陽高校出身)、山田修義投手(敦賀気比高校出身)、井口和朋投手(武相高校出身)、本田仁海投手(星槎国際高校出身)、才木海翔投手(北海道栄高校出身)といったバファローズ継投陣の前にあと一打が出ず、燕党にとっては歯がゆい展開になったように思います。

ちなみにデビュー以来無失点記録を続けている古田島投手ですが、この日もランナーこそ出したもののその輝かしい記録を継続することができました。

3.スタグル


快勝ムードで「バファエール」から「河内のオッサンの丑」まで古今東西のチャンステーマも歌えて、いい感じになってきたところで、スタグルをご紹介。
この日は上段内野席のお店で、「中川(圭太)選手のキムチチーズポテト」「神宮球場からあげ『じんカラ』」を購入。
コンビニで調達したペットボトル入りのチューハイと合わせていただきました。 

「じんカラ」。スワローズのヘルメット型容器に入ったタイプもあります。

4.歓喜のヒーローインタビュー


両軍あわせて32安打が乱れ飛び、4時間超の長丁場となったこの日のゲームですが、最終的に9-3でバファローズが大勝。

お立ち台は打のヒーローである太田選手、安達選手、茶野選手、西川選手でした。

同点打のきっかけを作り、また4回表に追加点となるタイムリーヒットを放った安達選手

5月1日の千葉ロッテマリーンズ戦の9回表に守備固めで途中出場した際、1イニング3エラーを記録し無念の逆転負けを喫するという悔しい思いをしたのは記憶に新しいところ。
1ヶ月半ぶりに戻った1軍の試合でダメ押しのタイムリーヒットを放ち、屈辱的なエラーを取り返し、万感の思いでお立ち台に上がりました。
球場に詰めかけたファンを前に、あの日のエラーについて謝罪した安達選手は、「一時期野球が怖いと思った」とも語っていました。
あの日の逆転負けの後、36歳の大ベテランをして、野球が怖いと言わしめるまでの事態が起きたことは、一ファンとして残念な出来事でした。
暗黒時代に守備で打撃で何度も助けられた時代からのファンとしては、これから何があっても末永く安達選手を応援し続けていくのみです。

安達了一選手のヒーローインタビュー

そして、3本のタイムリーヒットを放った太田椋選手、同点打のきっかけを作り自らもタイムリーヒットに好走塁と魅せてくれた茶野篤政選手、勝ち越しの3ランホームランを放った西川龍馬選手の活躍も嬉しかったです。
なかでも、俊足巧打の外野手である茶野選手は昨季序盤から気になっていた選手で、今季はポストシーズンまで一軍に定着してくれればと思います。

5.結び


以上、長くなりましたが、「note」で初めてプロ野球の観戦記を書いてみました。
今後もバファローズを中心に観戦記を時々綴らせていただきますので、よろしくお願いします。
(ただし、マリーンズ対バファローズはマリーンズ目線になりますのでご理解ください。)
明日の福岡ソフトバンクホークス戦の先発は一軍復帰の宮城大弥投手。
首位ホークスに勝って連敗を止めましょう。

【余談】日本生命セ・パ交流戦のイメージキャラクターは、佐藤二朗さん(父親役)、久間田琳加さん(長女役)、飯沼愛さん(次女役)の3人でした。

「りんくま」こと久間田さんは「non・no」の専属モデルで、最近気になっている女優さんの一人です。

左から順に、久間田琳加さん、佐藤二朗さん、飯沼愛さん。


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