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LOFTのコンセプトを考えてみた

「コンセプトの作り方」を読みました。

要約

コンセプトを作成するには、思いつきやロジックではなく

・ビジョンから落とすこと

・自分が感じた課題にを解決するものになっていること

・解決するイメージを沸かせ、ターゲットの心を動かすこと

といった総じて「身体的思考」からコンセプトは作られること。

またそうした身体的思考、コンセプトの作成には、

観察→発散→発見→磨くというプロセスを通じて作られる、ということを本では訴えておりました。

本を読んで

こちらの本もでも、また直近よんで「Hello Design」でも強調されていたのが「観察する」ことの重要性です。

・日常の中を観察することで、違和感を感じること

・転地することで、別の世界をみてみて、今の世界との違いを知ること

・(本の中で表現されていた) 常識を疑うこと

これらをつうじて、課題をみつけ、コンセプトにブリッジするアイデアを発散する。

そうした日常のトレーニングが、身体的思考を無意識に実行することができ流のではないかと思いました。

たまたまLOFTにいって考えたこと

週末たまたまLOFTにいきました。

僕は特段雑貨に興味・関心がないので、正直なぜLOFTは繁盛しているのか?わからずにいました。

単なる文房具屋、雑貨屋とだけでしか意識してませんでしたが、本をきっかけにLOFTのコンセプトは何かを考えてみました。

①観察

LOFT店内を観察してみると、文房具、美容品の数、種類の多さにまず気になりました。そして店内のお客は、それらのグッズをたのしそうに比較している様子が見受けられました。

②発散、発見

LOFTの競合(?)、同種のお店でいうと、コンビニ、デパート、東急ハンズといった雑貨、美容品を扱っているものが挙げられます。それらと比較すると、やはり種類が豊富なことがLOFTの特徴だとみられました。

コンビニよりも、もっと種類が多く見て比較検討したい。

けれどデパートにあるような高級なものでなく、身近で距離感の近いものがいい。

実用的で機能的すぎる東急ハンズよりも、もっと最新のトレンドが知れて、遊び心があるものがみたい。

そうした、「自分の近くにあって、自分にあった好きなものが見つかる」というのが、コンセプトなのかな、と思いました。

③実際は

HP上では以下のようにコンセプトが記載されてました

(上記noteをかいてから、みました 笑)

そして考え抜いた末に辿り着いたのが、機能用途一辺倒の売場ではなく、トレンド発信を意識した編集型の売場でした。目的購買型ではなく時間消費型の売場創り、そこから生まれたのが『時の器』というコンセプトです。時代のニーズや空気感、トレンドなどをしなやかに切り取り売場や商品を通じて提案していくことで、目的がなくても楽しめる店創りを心掛けました。

 Amazonや楽天でなんでもかえるからこそ、「時間消費」の売り場をつくる、"目的がなくても楽しめる"というのがコアのようです。


今後も観察を続け、コンセプトメイキングができるようにしていきたいです。




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