アルシエンではどんな仕事をするの?
アルシエンでは、原則として、複数のパートナーの仕事をしてもらいます。
複数のパートナーの仕事ができるので、一人一人の仕事内容に偏りがあっても結果として色々な分野の仕事が経験できます。
複数の先生の仕事をしてもらいます
アルシエンでは、原則として専属制をとっておらず、勤務弁護士の先生には複数のパートナー弁護士の先生の仕事をしてもらうようにしています。
これは前回の記事『アルシエンの悪いところってなに?』にも書きましてが、メリットもデメリットもあります。
ただ、私たちはメリットの方が大きいと考えています。
弁護士になってすぐに「自分の目指す弁護士像」がいきなり決まるわけもないですし、色々な先生のスタイルを間近で見て、自分に合ったスタイルを模索していくと言う方がよいのではないかなと思っています。
最初のうちは複数の先生の仕事をこなすということは大変だとは思うのですが、複数の先生の仕事をしていれば、その先生の仕事の進め方や考え方に触れる機会も多くなります。
その中から、各先生のマネしたい部分をマネしながら、自分なりのスタイルを確立していくということが、結果的には一番近道なのではないかなと考えています。
色々な分野の仕事をしてもらいます
上に書いたとおり、勤務弁護士の先生には、原則として色々なパートナーの業務をしてもらうことになります。
色々なパートナーの先生の仕事ができるので、結果的にはかなり幅広い業務を請けられると思います。
スタイルもそうですが、自分がやりたい仕事内容などもやってみないと分からないですよね。
私は、いきなり専門的なものを一つ選ぶというよりも色々な仕事を経験した上で、自分のやりたい仕事を見付けたいと思って就職活動をしました。
なので、アルシエンに入ってくれた弁護士にも、できる限り色々な仕事を経験してもらいたいなと考えています。
一人一人の守備範囲は狭くても、アルシエンにはある程度の人数の弁護士がいますので、事務所として扱っている業務範囲はそれなりに広いと思います。
今度、別の記事でお話ししますがアルシエンに所属している弁護士が法務顧問を務めている事業者は300社を超えていますので、各先生方の得意分野の仕事から顧問業務まで色々な分野の仕事が経験できると思います。
相性も大切にします
仕事の好き嫌いなんてやってみないと分からないですから、1年間我慢してその業務をやってみたものの、もうその業務はやりたくということだってあったりして当然です。
それに、なんといっても人と人ですから、パートナーと勤務弁護士の相性も合う合わないが出てきて当然です。
複数のパートナーの仕事をしている方が一人当たりの接触密度は下がります。もし取扱分野や人としての相性が悪くても、接触密度が下がる分、やりづらさは薄まります。
せっかく数ある事務所の中からアルシエンに入ってもらったのに、相性が合わないからと言って事務所を辞めてしまっては寂しいので、相性の問題だけで辞めてしまうということはないように配慮しています。
一番最初の記事(アルシエンのコンセプトは「弱者連合」?)でお伝えしたとおり、アルシエンは元々弱者連合なので、弱い部分や苦手なことはしないで得意なことをしていくというスタンスです。
なので、相性が合わないのなら相性が合うものを探してそれをやろうという事務所風土なのだと思います。
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