「言葉如きでは語れない?」安藤サクラさんの演技 ~映画「ある男」
今年発表された日本アカデミー賞で、すごくたくさんの賞をとって話題になっていた映画。高田馬場の名画座で「PLAN75」と二本立て上映をしてたので先日やっと観てきた(ほぼ事前知識なし)。
映画を観た後で原作となった小説や関連する新書も読んでみた。作者である平野啓一郎さんのいう「分人」が、この映画の主題=テーマであろうことは、もちろん伝わってくるし、これは、上野千鶴子さんらの書かれた書籍「脱アイデンティティ」や、以前、大学院のレポート(ハロウィンについて)で引用させてもらった多元