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給特法を調べてみたら、サブスクだった件

公立の義務教育諸学校等の教育職員の与等に関する別措置

給特法。それは、公立教員にだけ適応される法律のこと。
教育用語をあまり使わずに解説してみます。

どんな法律?

簡単に言うと『闇のサブスク』ですね。これ、我ながらいい表現だと思うんですけどどうでしょうか。

給特法とは、公立教員の給与に関する法律(簡単にまとめると)のことです。
内容はと言うと、

①時間外勤務手当(残業代)が発生しない。
②残業代が出ない代わりに月額給与の4%を支給。
③非常時(災害等)は残業を命じられる。

僕が、闇のサブスクと表現した理由は②ですね。「いくら残業しても定額でOK!」的な意図を感じ取ってしまいました。

ただ、昨年、法改正が行われまして、2021年4月から、

①変形労働時間制の導入しても良い
②残業時間を月45時間まで年360時間までと定める

ことが決まりました。変形労働時間制はなんとなく聞いたことがあると言う方も多いでしょう。メディアにも多く取り上げられましたね。

詳しくは、調べて欲しいんですけど、例として言えば、
「夏休み(子どもがいない期間)の業務時間を減らし、平時の時に上乗せする」と言うことですね。

これがいいのか悪いのかは、縦に置きます。


給特法の問題点

やはり、法改正が行われても、問題点はあります。と言うか、問題だらけかもしれません。いろんな見解はありますが、僕が個人的に思うことが下です。

変形労働時間制により、残業トリックはなくなるけど、
業務が減ったわけではない

そうなんですよ。本質的な働き方改革にはなっていないのです。これはマジックですよ。結局、行う業務が減ってないのにも関わらず、時間だけを増やすといった、ことなので、ものすごく違和感があります。


僕らができること。

どれだけ、学校内・SNS等で情報を交換しあい、技を盗むかが、僕は教員の働き方改革の鍵になると思います。

もっと多くの方が学校に力を貸して欲しい。同じ教育を創るものとして。


たけちゃん。

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