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近代化を経た人間が得た自由とは

April 04, 2024

Transcription

In Brussels, U.S. Secretary of State Antony Blinken joins members of NATO to mark the 75th Anniversary of the 32-nation defense alliance.

The World Health Organization says only 10 out of 36 hospitals in Gaza are still operating as poor conditions there continue.

The speaker of South Africa's National Assembly resigns her position after an investigation into possible corruption during her time as defense minister.

And in Britain, teams of volunteer researchers prepare to open 50 “memory clinics” that will aim to test people for dementia and Alzheimer's disease.

訳例

ブリュッセルでは、アントニー・ブリンケン米国務長官がNATO加盟国とともに、32カ国からなる防衛同盟の75周年を記念した式典に出席しました。

世界保健機関(WHO)は、ガザで劣悪な状況が続くなか、ガザにある36の病院のうち、まだ10しか診療を続けていないと発表しました。

南アフリカ国民議会議長は、国防相時代の汚職の可能性を調査され、辞任しました。

そしてイギリスでは、認知症やアルツハイマー病の検査を目的とした50の「メモリークリニック」を開設するため、ボランティアの研究者チームが準備を進めています。

勝手に探究

人口減少社会にどう対応するか。先進各国の課題です。

これまでは、
1.(家庭にいた)女性の登用
2.機械化
3.外国人(移民)の採用
4.IT化からDX(デジタルトランスフォーメーション)
のような流れで労働力を補ってきました。

しかし、女性の社会進出や機械化はもはや当たり前、移民の増加は国内問題となり、IT化は頭打ちです。もうこれらでは加速度的に進む少子化を補うことができません。

そこで、次の波がやってきました!

5.人間の長寿命化

コレです。いわゆる「健康寿命」が伸びれば定年を大きく越えて働くことは可能です。実際お元気な70代80代のお年寄りも(少なくとも日本には)ゴロゴロいます。そんな高齢者たちが労働力であり続けるなら総数としての労働者はしばらくは維持できるはず、と考えているとみました。

これであと30年は労働力不足を補いつつ、さらなる機械化、IT化を待とうというんでしょう。

高齢者の健康寿命が長い日本はすでに超高齢化社会に突入しつつあり、世界のモデルケースになります。

ただ、現状で高齢者の健康を日本ほどは期待できない欧米人は、日本式に生活習慣を改めたりするのではなく、医療技術で健康を維持することにしたようです。また、その技術で日本人もよりいっそうの長寿命化が期待できます。

確かに、病気の克服は人類の夢です。そして健康で長生きし、できれば社会との関わりを持ち続けたいもの。

しかしそれが、資本家の金儲けのために達成されたとしたら、ちょっと気分は良くないですねぇ。健康なのはいいとしても、「働きたいから働く」よりも「働かないと生活ができないから働く」になりそうなんですもん。

こうなったら、働くことに意義を感じられるように仕事と日常に小さな喜びを見いだしておかないと保ちません。

うっ、これは「調教済み」の思考なのかも。。。

ならば、好きなことを好きなようにしてやる!と力(りき)んでみたいのですが、それはそれで却って難しく感じてしまう・・・。

どっぷりヤツらの術中に嵌まっているな、これは。

人間が人間らしく生きるために哲学から学び直さないといけないのかも。う~ん、これはこれでぜんぜん好きなことじゃないような・・・。自由を得るって難しいなぁ。

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