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「4きょうだいジャングル漂流記」

June 12, 2023

Transcription

A Dutch defense official says NATO allies could start training Ukrainian pilots to fly F-16 warplanes by this summer.

Nigerian President Bola Tinubu says an end to government price supports for fuel will free up money for education, health care and public services.

The U.N. World Food Program appeals for international aid to feed nearly 5 million people in Haiti facing food insecurity.

And a family member says four young native children who survived a plane crash and 40 days in the Amazon jungle of Colombia are recovering well.

訳例

オランダの国防当局者は、夏までにはNATO同盟国でウクライナのパイロットにF16戦闘機の操縦訓練を開始することができるだろうと発表しました。

ナイジェリアのボラ・ティヌブ大統領は、政府の燃料補助金の廃止により、教育、医療、公共サービスの費用を確保することができると語りました。

国連世界食糧計画は、食糧難に直面しているハイチの約500万人に食糧を供給するための国際的な支援を呼びかけました。

また、飛行機墜落事故の後、コロンビアのアマゾンのジャングルでの40日間を生き延びた4人の幼い先住民の子供たちが、順調に回復していると家族が語りました。

勝手に探究

いやぁ今日はこれでしょう!アマゾンで生還した4人の子どもですよ。1歳にも満たない乳児も兄弟に守られて40日間アマゾンを生き抜いたというのですから、映画や小説になるのは必至の仰天ストーリーです。

そもそも、飛行機墜落事故で子どもたちの母親を含む大人3人が亡くなっている中、子どもが4人とも生き延びていたことが奇跡です。

そんな状況でどうして4人が生き残れたのか。ちょっと調べてみると、カギは子どもたちが現地先住民であったことのようです。

4人の子どもたちがウイトト族だったと聞いた探検家で医師の関野吉晴さんは、『じゃあ問題ないですよ!先住民でしょアマゾンの』なんて答えています。「ウイトト族の子育て」は彼らがアマゾンで生きるためのものだとよく分かります。

詳しくは下記のページを読んでいただくとして、子育て問題に頭を悩ませる日本の親御さんに改めて生きる術を教える尊さを思い起こさせます。

<先住民なら10歳であれば親離れし、生きていけると話します>

4人の子どもは13歳、9歳、4歳、そして生後11ヶ月の赤ちゃんです。すると、13歳の長女・レスリイさんが大きな役割を果たしたと思われます。

<コロンビア、ベラスケス国防相:「長女の勇気とともにリーダーシップを認識すべきです。なぜなら、幼いきょうだい3人は長女の支えとジャングルの知識によって救われたからです」>

生きる環境が違えば学ぶべき事も変わるものですが、災害などで何が起こるか分からない世の中では「サバイバル術」を決して軽視すべきではありません。文明に頼りすぎない生活を一度は体験してみるべきでしょう!

TVでは脚色されていますが、イメージはつかめそう。

被災地へのボランティアなんかも視野を広げるいい勉強になりそうです。受験までまだ時間がある生徒にはお勧めしたい体験型学習ですね。

今日はここで終わろうと思ったのですが、もう一つ簡単に。

ナイジェリアの燃料補助金カットのニュース。大統領はその分の資金を教育や医療などに活用すると言っています。当たり前と言えば当たり前ですが、さて、日本はどうなんでしょう。

政府の補助が段階的に減っていき、10月にはなくなるとのこと。それは仕方ないとしても、そこで使っていたお金の次なる使い道が論じられていないような。

「財源は全て赤字国債だから単に無くなってお終い!」じゃあ寂しいなぁ。

円安で税収が増えているのですから、庶民の生活をサポートする政策はどんな形にせよ継続して、富の再配分を積極的に行ってもらいたいものです。とりあえず、消費税を下げましょうか。廃止でもいいけど。

参考にしたページ


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