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動く絵本作り

はじめまして、「え~ほんアニメーターのたけよし」です。

 「スタジオたけたんぽ」は自分の世界観を大切にしながら、作品を発表したい人を応援したいと考えています。
それは、お金儲けというわけではなくて創作活動は好きだけれどどうしても【お金にならない事=価値がない】という思い込みを私自身が持っているからかもしれません。
「スタジオ」と呼んでいるけれど、実際にCM制作とか商業アニメとかを作っているわけではなくて、2024年8月現在は私自身の作品を発表するためだけに活動しています。

忘れもしない2018年。
クリップスタジオでの作画やパステル画で絵を描いていてもう限界となっていました。
これをやってどうなるの?インスタグラムに作品をアップしていた時期もありましたが、「いいね」がついたからどうなるわけでもなく・・・

 そんな頃、通勤途中で聴き始めたYOUTUBEの中から「VisionProgram」に参加して、自分の本当にやりたい事を探していくワークをやっていきました。
そこで、「絵を描く事がやっぱり好き」となったのですが、でもなんだかちょっと違う。ということでもう一度そのワークを頭からやり直して、「物語を作りたい」となってそこから「アニメを作ろう」となっていきました。
いくつかアニメ制作のソフトをピックアップしてみて迷いに迷った末にたどり着いたのが「CrazyTalkAnimator3」でした。
現在使用しているのは「CartoonAnimator5」(以下CTA)ですが、ちょうどワールドカップサッカーの割引セールなるものがあって買い切りでソフト+素材が2万円位で売られていました。
とにかく簡単というレビューを見て、とくにアニメーションのスキルが無い中でありましたが、ソフトを買ってやってみようと思いました。

 あらかじめ決められたキャラクターアニメーションがあって、それをタイムラインにドラッグ&ドロップですぐにキャラクターが動くというのは衝撃的でした。
ただYoutubeのチュートリアル動画の自動翻訳機能を知らずに、何度も巻き戻ししながらスキルアップを図っていったのも今では懐かしい思いでです。

絵を描くというのと、それを動かすというのは別スキルなので、テレビで放映されているようなセルアニメーションを作るにはもの凄い時間と修業が必要なのです。

1年後、初めてのコンテスト出品作品がこちら。

これはかなり前に手描きした絵とお話しをパソコンに取り込んでからCTA用に加工したものです。
編集ソフトはパワーディレクターだったと記憶しています。
ココナラで声優さんと翻訳してもらったりと、制作だけでなくその周辺の作業も経験できました。
感想としてはこのソフトを使えば
「アニメーション制作を一人で全部できる」ということです。

絵本作家になりたいという人は多いけれど、実際にそれだけで食べている人はほんのごくわずからしく、キングコングの西野さんみたいに出来る人ってそうそういないのではないかと思っています。
Youtubeの認知が高まり自分の作品を発表したいという人も増えてきている中、自身のキャラクターが実際に動いている姿を夢見る人も多いのではないかと思います。
深夜のアニメみたいに会社組織でハイクオリティの作品が出来たらいいけれど、みんながみんな出来るわけではないし、一人でやるとなったらまぁまぁ無理ゲーなわけで・・・

そ・こ・で! Cartoonanimator5をおススメしたいのです。
作画はクリップスタジオやフォトショップなどを使い(最近はイラレのデータも対応できるようになった)アニメーションはCTAでやって、アフターエフェクトが使えるならAe用に書き出すこともできる。
最期はプレミアプロをはじめとした編集ソフトで切り張りして完成。
もちろん、自身の声を吹き込んで喋らせることもできるし、wavやmp3のデータで口パクもやってくれたりもできます。
キャラクターが描けないよって人には格安で素材を購入できたりもして、もう至れり尽くせりです。

ただ、1つ問題が・・・・!
日本人ユーザーが他のアニメーションソフトに比べてまだまだ少ないという事です。

CTAの日本人ユーザーを増やして、自主制作アニメ映画祭りみたいなことができたらいいなと思っていたり、制作を手伝ってくれるような人を見つけたいということも夢見たりしているのです。

今後ともよろしくお願いします。








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