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神の島[久高島]で神の使いに出会った旅

沖縄県本島から船で20分程の久高島は、はるか昔、琉球の神が舞い降りたと言われ、古くから信仰の島となっております。
レンタサイクルを借りて、昔ながらの静かな街並みを散策してみたところ、これは神の使い?と思われる犬に遭遇しました。
神の使いか、はたまた観光協会の回し者かという不思議な犬の話です。

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那覇から車で40分くらいの安座真港へ。
ここから久高島行きのフェリーで20分の乗船です。
この日は天気が悪かったのですが、晴天時はクルーズ感覚で気持ち良いです。

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久高島に到着後、フェリー乗り場近くにあるレンタサイクルのお店で自転車を借ります。

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この島は昔ながらの沖縄の街並みが残っていて、とても風情あるんですよね。島の人たちはすれ違う度に「こんにちは〜」と声をかけてくれます。


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路地をサイクリング中、小さな可愛い犬に遭遇。


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わん子はこちらの自転車の前を歩きながら、度々振り返るので、ついて行ってみることにしました。


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何か民家のようなところに入っていきました。


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するとなんと!久高殿と呼ばれる久高島で神聖な祭場でした。
もしかしてこのワン子は神の使いか、観光協会の職員?


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「猫との遭遇」
なんと草むらに隠れて、猫が近づいたら一気に襲い掛かっていました。
やっぱり犬です…。


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島の運動場に出ました。
次はどこに連れて行ってくれるんだろう。


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細い路を小さな身体で、すたすた走って行きます。


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あれあれ、密林に迷い込んでいきます。
大丈夫でしょうか…。


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綺麗な海岸が見えてきました。


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あとでマップを見たら「いしき浜」という海岸らしいです。


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このワン子、不思議なことに私には一切じゃれることなく、少し離れたところで勝手に行動しています。


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潮が引いた磯場で何か探しているようです。
魚でも取るんでしょうか?


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海水が跳ねてもなんのその。
元気良く走り回ってます。


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まだ、島を案内してくれているようですが、小さいワン子の足では、島の最北部まで行く時間がなくなるので、この辺で寂しいですがお別れ。

後を追って来るようでしたが、振り切って自転車を北の岬に急がせます。


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島の北の岬「はびゃーん」に到着。琉球の祖神・アマミキヨが降り立った場所という、大変神聖な場所です。


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来た道を振り返るとワン子が!!!
後を追って来てくれたんですね、うれしくて涙が出そうでした。


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到着したとたん座り込んでしまいました。
こんな小さな身体で、恐らく3キロ以上はある道のりをがんばって走ってやってきたのです。それは疲れますね。


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帰りも走らせるのは酷なので、荷物カゴに乗せて港の集落まで送ってあげあることにしました。


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嫌がるどころか、名車ジャガーのエンブレムを思わせる堂々たる態度です。
この後、最初に出会った家辺りで下ろしてあげて、お別れしました〜。

案内ありがとうね!

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