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医師はテロリスト 13 ピカチュウの10まんボルトを嫌う医師はたいていテロリストではない

医師はお勉強ができればなることができます。ただしその場合たいていテロリストであり、医師になってから伸びません。その原因の1つに昇進素質がないのに熱狂的についていくファンのような思考があります。もっともファンであることはいいことなのですが、崇拝するかの如く熱狂的になりすぎて問題点が見つけられない人は総じて伸びないし足元をすくわれテロリスト医師と化すのです

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ではその熱狂的テロリスト医師を見分けるのはやや難しく、簡単には見分けられません。ただこのような熱狂的テロリスト医師ほどピカチュウの10まんボルトが大好きなことが多いです。

アニメポケットモンスターはシリーズ累計20年・1000話以上に及ぶ大人気長寿アニメとなっています。

1997年12月16日に放送されたアニメポケットモンスターでは、ピカチュウの10まんボルトにより日本中のこどもたち651人を救急車で病院送りにしました。アニメじゃなくホントに。

まあいろいろあった結果4か月後に放送再開し長寿アニメとなったわけですが、こどもたちを二度と病院送りにしないよう原因究明と再発防止策を取られました。

まあこれで原因は赤と青を1/24秒ごとの切り替える描写表現だとされたのですが、この事件の影響でたまたまゲストで出ていたポリゴンがアニメ出禁になった一方でその描写表現に至ったピカチュウの10まんボルトは20年以上にわたり惜しみもなく使っているのです(まあ自重ゼロではないのだが、自重したのは復活第1号のピカチュウのもりのみ)。

さらに唖然とするのは2015年になっても赤と青の点滅するシーンを大学講義で見せるバカ野郎医師もいましたから。問題点を原因という枝葉しか見ずに10まんボルトの森を見れない人はいつ人を殺してもおかしくないテロリストになるのです。

一方医師に限らず伸びる人は「問題点」と「ファンとして愛するところ」をきっちり分けられます。ポケットモンスターはファンが多いですが、ポケットモンスターのファンだから悪いことは一切言えませんという人はどの業種でもたいてい伸びません。まあこのような問題点を見ないファンほど熱狂的でお金を落としてくれますので企業はありがたいし、日本人の98%は大きな権力を持つことなく生涯を終えますので彼らが伸びなくたって社会に対して損はあまりないのです。

が、これを権力の大きい医師がやるととんでもないことになります。昇進素質がないのにポケットモンスターにすがるかの如く大病院にすがる自称熱狂的医師ほどテロリスト医師になるのです

前にもお伝えしましたが、医師の昇進に必要なのは教科書や医学書を研究や論文で書き換えることです。つまり「問題点」が分からない医師はその先にある研究や論文のテーマ選定ができず、研究が進められないため昇進するわけがないのです。ピカチュウの10まんボルトを嫌うかどうかはそれを見極める1つの有効な指標になるのです。


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