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2022年シーズン ヴィッセル神戸選手紹介〜MF編〜

はじめに

 ヴィッセルサポーターの皆様各位。
 お久しぶりです。

Jリーグが開幕して1ヶ月、ヴィッセルは5試合を消化しました。(結果、内容はあえて触れないようにします。。)

皆様はネガティブな気持ちの多い週末を過ごしている方が多いかも知れません。
 しかし、そんな今こそ選手の頑張っている姿や良いところを少しでも見出し、再発見してポジティブな気持ちを持っていきたいものです。

今回の選手紹介で皆様の発見・再発見のお手伝いが出来れば幸いです。 



#5 山口蛍 〜栄光に突き進む鉄人〜

 鋭い出足の守備と必殺のミドルシュートを持つ、言わずと知れた日本屈指のダイナモ。

 5ゴール&5アシストや圧倒的な対人守備で存在感を示した昨シーズンに比べ、今季は思うようなプレーが出来ていない。

 しかし、先日の広島戦では相手の動きをよく見た技ありのアシストを披露。彼の出来はチームの結果に直結すると筆者は考えており、これを機に昨年のような大爆発に期待したい。


 セレッソ大阪時代にメンズブランドのアンバサダーに就任した際には、「汚れた男は嫌」ときっぱり発言。
ヘアスタイルやファッションでもピッチ上でのプレー並に存在感を示す有言実行ぶりには、脱帽である。



#6  セルジ・サンペール 
〜バルサDNAを表現するプレーメーカー〜



 長短のパスや、相手を釣り出すキープ力で攻撃のタクトを担う司令塔。

 加入当初からバルサのアカデミー出身らしく、アスリート能力で勝負せずに戦術理解力の高さを武器に神戸の中盤に君臨していたが、昨シーズン以降はカウンターの守備や、ドリブル突破などチーム状況に応じてプレーの幅を広げつつある。

 昨シーズン途中でセルティックに移籍した古橋の移籍セレモニーでは、古橋のユニホームを着用して参加し大粒の涙を流し、サポーターの気持ちを誰よりも熱く体現。

 ちなみに、テニスプレイヤーで兄のジョルディさんとは顔が双子並みにそっくり。兄弟が黙って入れ替われば、神戸サポーターでも気づかないかも??



#7 郷家友太 
〜覚醒が待たれるゴール前の曲者〜

 2019シーズンに在籍した元スペイン代表のビジャが「ファイナルゾーンでの能力はピカイチ」絶賛する未完の大器。

 昨シーズンは、総合的な能力の高さからタスクの多い中盤のポジションを主戦場にプレーするも、味方選手から試合中に指示を何度も受けるなど苦戦を強いられているように見えた。

 しかし、今シーズンは昨シーズンの反省からか、バランスを取りながらも、得意な攻撃面での貢献を増やそうとプレーする場面が散見。

 青森山田高校時代のような輝きをJリーグでもそろそろ披露して欲しい。彼の輝く時間が増える事は間違いなく神戸の更なる躍進に繋がるに違いない。



#8 アンドレス・イニエスタ
〜 El  es  futbol 〜


 その技術の高さや攻守の判断の質の高さから「現代サッカーの教科書」とも言われるサッカー史に残るレジェンドプレイヤー。

 昨シーズンはACLでの怪我からのリハビリからのスタートだったものの、復帰以降は怪我前と変わらないプレーで観客を魅力。

 ACL出場権を掛けたアウェイの名古屋戦ではPKで同点ゴールを記録。その際に大きな声で雄叫びをあげるなど、ヴィッセルの為に誰よりも全力で戦う姿は誰よりも勇ましい。

 クラブとの契約は2023年末まで。神戸のユニホームを着でプレーする姿を見れる時間も限られてきた。だからこそ、イニエスタと共にACL優勝する姿を見るのは全ヴィッセルサポーターの共通の夢である。




#16 汰木康也
〜神戸にスパイスを加える長身技巧派ドリブラー〜


 槙野と共に浦和レッズから加入した26歳。

 プロキャリアは山形でスタート。その後浦和に移籍。懐の深いキープを活かしながら相手との間合いを外す滑らかなドリブルは一級品で、浦和での3シーズンでは公式戦95試合で6ゴール14アシストを記録するなど活躍。

 昨シーズンの神戸の課題であった引いた相手を崩すためのキーマンとして期待されるも、今季ここまでは中央でのプレーに苦戦。サイドで仕掛けるプレーを早く観たいのは筆者だけではないはずだ。

 小学校低学年から釣りが趣味であり、過去には70cmの座布団ヒラメを釣り上げるなど実力はピカイチ。
 釣って食べる文化の海釣りが主戦場らしく、浦和時代はバス釣りが趣味の元神戸の西の誘いにはすぐには乗れずにいたが、なんと最終的には西を海釣りに連れ出した。




#20 井上潮音
〜繊細なボールタッチで魅せる神戸の王子〜


 繊細なボールタッチでチームにリズムを生みながら、ジャニーズの様な甘いマスクで女性ファンを虜にする正に王子的なプレイヤー。

 J1初挑戦となった昨シーズン前半はフィジカル強度などで苦戦を強いられるも、ホーム広島戦やアシストを決めたアウェイのガンバ戦ではらしさを披露するなど、爪痕はしっかり残した。

 今シーズンはまだ出場がないが、ボールと相手を動かすサッカーを志向するヴィッセルには打って付けの選手には違いないため、2年目の飛躍に期待大だ。

 神戸加入後に実は絵心がないことが判明。
しかし、その絵心の無さを逆に活かした商品をヴィッセルのオフィシャルグッズとして販売し話題になった。




#22 佐々木大樹
〜異彩を放つアグレッシブファイター〜


 見た目通りのアグレッシブなプレーでファンの心を掴む神戸アカデミー出身のファイター。

 積極的なドリブルやルーズボールへの反応は神戸アカデミー出身者では異端の存在であり、粗さはあるもののダイナミックなプレーは日本人離れしているようにも感じる。

 近年はアグレッシブなプレーに加えて知性的なプレーの引き出しが増えており、一昨年はアンカーでの安定したプレーを披露。昨年やホーム広島戦や先日のアウェイの広島戦では囮となる動きでゴールシーンを演出。選手としての成熟が目に取れるプレイヤーの1人である。

 最近では珍しくなったブラジルでのプレー経験を持つ日本人選手であり、神戸にも在籍した三浦知良も所属した名門パルメイラスで1年間プレーした。




#31 中坂勇也
〜皆をワクワクさせる神戸のアイドル〜

 神戸アカデミー出身。2016シーズン彗星の如くデビューを飾りブレイクの兆しを見せるも、徐々にフェードアウト。しかし昨シーズン出場機会の増加により再びブレイクの足掛を掴んだ。

  技巧派揃いのヴィッセルの中でも指折りのテクニシャンで、フライパスやボレー・トラップなど時折見せるプレーはサポーターを唸らせる。

 昨シーズンは持ち前の技術を活かして、スペースにボールを運ぶプレーや、決定機に絡むプレーが増加し成長した姿を見せた。

 トップチーム昇格時には素行の悪さをかなり心配されていたが、今では「わくわくライオン」という当時のそれとは真逆の2つ名を襲名するなど人間的な成長も見せている。そんな神戸のアイドルには神戸サポの期待をさらに上回る活躍に期待したい。




#33 扇原貴宏
〜攻撃を操る左足の演出家〜

 得意の左足から放たれる正確なキックで幾度なくチームのチャンスを演出するボランチ

2012年のロンドン五輪ではセレッソからの同期の山口蛍と中盤でコンビを組み、日本のベスト4進出に貢献した。

 サンペール不在時のビルドアップの不安解消のために獲得されたものの、今シーズンはサイドハーフやサイドバックでの起用も多い。サポーターとしては彼が1番輝くポジションでのプレーを早く観たい。

 趣味はボーリングと公言しており、ハイスコアはなんと脅威の243。ボール蹴るコントロールだけではなく、投げるコントロールも正確なようだ。





おわりに

 いかがだったでしょうか。
改めて、ヴィッセルの中盤はリーグ屈指の実力を誇る選手で溢れているなぁと書きながら気付かされました。
 テクニカルな選手が非常に多いため、彼らを思う存分活かしたサッカーが今後見れることを期待しましょう!

次回はFW編です!

それでは

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