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【うつ病】精神障害者手帳を使って電車に乗ってみた

今回は精神障害者手帳を使って電車に乗ってみたときの話をしてみる。
精神障害者手帳の3級からこの公共交通機関の割引が使える。
私が乗車してみたのは福岡県を走っている西鉄という電車だが、概ねどこの町の電車でも手帳の使い方は同じだと思う。

あなたが手帳を使うのに必要な行動は主に二つ。

改札を入場する時に駅員に話しかける。
改札を出る時に駅員に話かける。

あなたがもし切符を買って乗車しようとしている場合、切符を買う前に駅員に障害者手帳を見せて「切符を買いたいんですけど」と話しかける必要がある。
駅員が自動券売機をいじって障害者割引で切符を買えるようにしてくれる。
目的地の駅について改札を出る時は、駅員に話しかけて切符を渡す。

あなたがもし交通ICカードで乗車しようとしている場合、改札を通る前に駅員に話しかけて乗車証明書をもらう。
目的の駅についたら駅員に話しかけて障害者手帳と乗車証明書をチェックをしてもらい、障害者割引で交通ICカードで運賃を払う。

どちらの場合でも注意が必要なのは、駅員は日にいくつもの相談対応を受けている。
障害者手帳の相談が来るなんて思ってないので、こちらがきちんと手帳を提示して何をしたいのか説明をしなければならない。

ちなみに西鉄の場合は障害者用の交通ICカードを販売している。
定期券購入の窓口で障害者手帳を提示したら購入できるので早速私は買ってみた。
はっきり言って改札を通るときの手間を考えるとこの障害者用の交通ICカードの方が遥かに楽だ。
一点注意が必要なのは、西鉄で買った障害者用の交通ICカードは西鉄でしか使えない点だ。
私は福岡市営地下鉄とJRも使うので、普通のICカードも所持しながら、西鉄の障害者用のカードを購入した。

障害者手帳を使うことに抵抗がある人もいるだろう。
だが、通院や就職、その他色々な手続きで交通費はかさんでいく。
特にうつ病の時は貧乏症という症状で極端にお金がないことへ焦りを感じることもある。
微々たるものだが、使える社会制度はどんどん使って自分が楽になるよう暮らすべきだ。

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