うつ病になってから自立支援医療制度を申請するまでの手順
今回は私がうつ病になってから自立支援医療制度を申請するまでの流れを書いてみようと思う。
ちなみに先日、精神障害者手帳を取得するまでの手順を書いてみているので、こちらの記事も参考にしてほしい。
自立支援医療制度とは
自立支援医療制度は精神通院の医療費の公費負担のことである。
実は詳しい説明は、厚労省のウェブサイトで解説されている。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/jiritsu/gaiyo.html
ただこのサイトに書かれていることはあまりにも詳しすぎて逆にわかり辛い。
なので私の記事ではこう置き換えることにする。
もしあなたが今うつ病なり精神疾患で定期的に通院等しているならまずは役所に行くべきだ。話はそれからだ。
私の場合は役所で初めて知った制度
私がこの制度のことを知ったのは障害者手帳を申請しようと役所に行ったときだった。
たまたま障害者手帳と自立支援医療の窓口が一緒で、若い職員さんが「手帳を申請するならこちら(自立支援医療)のことはご存知ですか?」と教えてくれたのだ。
病院等にもよるかもしれないが、通常患者さんが使える公的サービス等を一から色々教えてくれるところはない。担当のソーシャルワーカーでもついていれば別かもしれないが、基本的に自分が使える制度は自分で調べて自分で申請していかなければならない。いい悪いは置いといて、それがこの国の現状である。だから、うつ病になって大変だとは思うが、自分で自分に必要な情報は探せるようにしておかなければならない。
さて、幸運にも私の場合は役所の親切な職員のおかげでこの制度を知ることができた。
この制度、対象者がうんぬんかんぬん、自己負担額がうんぬんかんぬんと説明がされているが、はっきり言う。
まず申請しよう。
というか、申請しないとわからない。
申請すれば向こうが勝手に色々調べてくれる。
なので申請するべきだ。
役所では申請に必要な書類をもらえるので、それを準備すればいい。
病院に一筆書いてもらう
申請には主治医に一筆書いてもらわないといけない。
専用のフォーマットを役所からもらえるのでそれを持って病院に行こう。
前の障害者手帳のときも書いたが、なにも自分の診察日に持っていくことはない。
一筆書いてもらうためには時間がかかるので、診察日ではなくても病院に行き、受付の人に事情を説明して渡しておこう。
必要な書類を役所に提出する
主治医に一筆書いてもらったら、自分が書かないといけない書類と一緒に役所に向かおう。
障害者手帳の記事でも書いたが、自分が書かないといけない書類で、書き方がわからないところがあれば空欄のまま行って大丈夫だ。書き方は職員が教えてくれる。
また、この申請の時に役所の職員が病院や薬局に電話をかけて確認をすることがある。
事前に自分が通っている病院と薬局の名前、住所、連絡先を調べて行くのがいいだろう。電話がすぐつながるように、休診日じゃない日に行くのがいいと思う。
必要な書類を書いて、提出したら申請は終了だ。
2ヶ月ほどしたら受給者証が届く
申請して2ヶ月ほどしたら自立支援医療受給者証が届く。
厚労省のウェブサイトに書いてあるような面倒な計算等は全部あっちがやってくれたわけだ。
これで申請は終了。後は通院の時にこれを見せればいい。
「あのー、よくわからないんですけどこんなものもらったんですけど」と病院の窓口で見せれば大丈夫だ。なにも病院が損をするものではないので、受付の人が丁寧に対応してくれる。
これが私が自立支援医療制度を申請した流れだ。
厚労省のウェブサイトは詳しすぎて逆に分かりづらいので、まずは役所に行って説明をうけることをおすすめする。
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