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❖しつこいカンマ❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2021年11月19日)

(長さも中身もバラバラ、日々スマホメモに綴る単なる素材、支離滅裂もご容赦を)

パソコンでプリント作りをしていたら、ピリオドを打っているつもりなのに、何度やってもカンマになってしまう。まだ購入して1年が経っていないのに雑に扱いすぎてキーボードが壊れてしまったのだろう。確かに、パソコンを持ち歩くときビジネス用のカバンにそのまま突っ込んでいた。カバンを床に置くとき、何度となくカバンの中のパソコンと、コンクリートの地面がぶつかる感覚があった。パソコン用の入れ物ではないから、カバンの底の部分にクッションがない。仕方なく、申し訳程度にタオルを丸めてカバンの底に入れておいたが、あまり効果がなかったようだ。そんなことを考えながら、別の部分にピリオドを打ってみると、普通にピリオドが出てきた。もう一度打ってみても、ピリオド。不思議に思って、先ほどのカンマを見ると、単に画面に何か異物がついていて、ピリオドがカンマのように見えていただけだった。それにしても、人間の思考は不思議なものである。ある事象に遭遇して、そのとき思いつく原因をそれだと決めつけてしまうと、その原因を真理と考え、そこから思考を広げて話が展開されていく。限られた情報や経験だけで導いた結論を真理だと思い込む。まさに、フランシス・ベーコンが批判した誤った帰納法、通俗的帰納法の典型である。

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